投稿第207話
クリスマスイヴ!解散、快便宣言!







バンド「ポテトチップ」ガールズの人気バンドである

今日はクリスマスライブ、いつもに増して気合の入る面々と

メグミ「いくぞっ!あとっ!一曲!きいてくれええっ!!

聖夜に似つかわしくない熱気を帯びたライブは大盛況!

※ワァアアアアアア


いよいよクライマックス!盛り上がりも熱狂も最高点に差し掛かる..

一方、同時刻、智羽家の様子

※コンコン

春桜「おい、美雪..」

美雪は現在ステージの上、いるはずもない

春桜「なんだいないのか、特別なケーキを用意したというのに」

智羽家に今いるのは春桜のみ、ちょうどライブはアンコールの真っ最中である

春桜「む..しかたない、冷蔵庫に入れておくか」

春桜「あまり油を売っている時間はないしな..反応を見られないのは残念だが..」

クリスマスという圧倒的繁忙期のケーキ屋からわざわざ抜け出してきていた春桜

「特別な」ケーキは冷蔵庫に入れられ、

意味深な発言を残し、店の方に戻って行ってしまった。

そうして春桜がいなくなってから40分くらい経った頃..

美雪「ただいま~」

愛子「お邪魔しまーす」

メグミ「おじゃましまーす、あれ、誰もいないの?」

佑香「お、おじゃまします」

まだまだボルテージの上がるライブハウスを後に

ポテトチップのメンバーは打ち上げ兼クリスマスパーティを開くため

智羽家にやってきた。

こたつにみんな入り込み

愛子「しっかし美雪のサンタコス大ウケだったね~」

美雪「ちょっと恥ずかしいけど売り子で着る機会があるからネ..」

メグミ「佑香ぁ~、紙コップ取ってくれぇ~」

佑香「はーい」

大盛況に終わったクリスマスライヴ。

緊張感から解放されてみんなほっと一息、思い思いの時間を過ごす。

ただ、まだまだ興奮冷めやらぬ様子で、ライヴの出来について語りあう面々。


メグミ「にしてもあんたたち、最高じゃない!?」

メグミ「前よりずぅううっと上手くなってるし」

何度も繰り返し同じことを繰り返すメグミ

愛子「メグミなんだか酔ってない?場酔いでもした??」

佑香「ずっと盛り上げてくれてたからね、私もまだ興奮してるもん」

美雪「飲み物の用意できたよ~」

佑香「あっありがとう」

愛子「じゃあ、メグミ!音頭!お願いしますっ!」

メグミ「ようしいくぞお!年越しライブにむけてぇ!カンパァーイ!!!」

佑香、愛子、美雪「カンパーイ!!!!!」

一斉に各自が用意したごちそうに手をつける

美雪「うわっすごいりょうのチキン!!」

佑香「ふふっ、このために予約しておいたの」

愛子「おいし!クリスマスのチキン、クセになるかも!!」

愛子「というかメグミ。年越しライブってなんのよ初耳なんだけど」

美雪「ああ、やっぱり年越しライブって言ってたんだ..」

メグミ「んん?今の私たちならできるだろ!ポテトチップ最強!!」

佑香「本当に酔ってないか心配になってくるね..」

そうして夜も更ける..

みんなのお腹がいっぱいになった頃

愛子「ふー食べた食べた」

佑香「美味しかったねえ」

食事も一段落する。

キッチンに立っていた美雪が何かを見つけてきた

美雪「ねえねえ!ケーキあったよ!」

冷蔵庫から「特別な」ケーキを持ってくる

愛子「えっ用意しておいてくれたの!?」

美雪「うーんと、この後お店に取りに行く予定だったんだけど..」

美雪「持ってきておいてくれたのかな?」

美雪「『美雪へ』ってあるから食べても問題ないと思うんだけど..」

メグミ「なんでもいいーじゃーん!早く食べようぜ!」

佑香「私切り分けるよ!」




かくして春桜特製ケーキは

ポテトチップメンバー全員の胃袋に収められることになってしまったのだった

メグミ「すーっ、すーっ」

美雪「メグミ、寝ちゃったね」

愛子「疲れも溜まってたんでしょ」

佑香「本番前、一番緊張してたからね..」

一番はしゃいでいたメグミが眠ってしまい、

智羽家に静寂の時が訪れる。

愛子「ふう..今年も終わりかあ..」

佑香「あと一週間くらいあるよ」

美雪「ライブが終わった開放感で何も考えられないや..」

美雪「んっ」

美雪「ちょっとトイレに行くね..」

いそいそと、それでいてお腹を押さえて小走りにトイレに向かう美雪


不穏な空気が漂うが、ここで時は5分ほど先へ進む。

余談だが智羽家にトイレは一つしかない。



春桜(そろそろ美雪は帰ってきた頃だろうか..)

やっぱり結果が気になり、家に戻ってきたようだ。

※ガチャ

春桜「ただいま..ん来客か?」

玄関にはポテトチップスの面々の靴が

美雪の部屋に向かうため、家の中を進む。

その瞬間目に飛び込んできたのは..

愛子「美雪ぃ!!まだぁ!??」

美雪「んっ、いまでるからっ!!」

佑香「あっ、あっ、あああ」

春桜「なにっ!!」

トイレの前で必死に足踏みし、お尻を押さえながら扉にもたれかかる愛子

既に事切れ、大小便をムチムチとパンツに溜め込んでいる佑香

二人の姿であった..

春桜「おいっ!なにがあった!!」

愛子「えっ!?いや、なにか、悪いものにっ当たったらしく..」

愛子「あのケーキかなっ..」

春桜「あのケーキ..」

春桜には心当たりしかない

春桜(あれは美雪へのドッキリで前と全く同じ見た目にしたんだが..気がつかなかったか)

春桜(にしてもすごい効果だな..)

春桜(高級運々丹は..)

春桜「まってろ、新聞紙とビニール袋を持ってきてやる」

愛子「もうむりぃいぃぃぃ!!!!」





智羽美雪 便秘日数5日目

一早く運々丹の効果が現れたため、結果的にトイレを奪取することに成功。順番を待つ愛子、佑香のためにいち早く切り上げようとするが、止まることのない便意を中断することはできなかった。運々丹の力は凄まじく、溜まりに溜まった便のほとんどが放出。身も心も軽くなり、思わぬクリスマスプレゼントであった。

逢坂嬢愛子 便秘日数2日目

2番目に運々丹の効果が現れるも、すでに美雪はトイレに入った後、これくらいなら耐えられるかと、トイレの前で待つことを決めたが加速度的に強まる便意にあえなく敗北、佑香と春桜に見られながらムリムリと大粗相をしてしまう。ただ、放心状態の佑香はそのことに気が付いてはいなかった模様。

下級生佑香 便秘なし

3番目?に運々丹の効果が合われるも、愛子よりも先に限界を迎えてしまう。よって春桜が帰ってきたときには、もうすでに遅く、放心状態になる、さらにはおしっこまで漏らしてしまう。絶頂のような感覚に襲われた佑香はこの後の記憶がないという。

染内恵 便秘日数3日目

実は本当の3番目に運々丹の効果が表れていたメグミ、ただし夢の世界にいたため、慌てることもなく、そのままお尻に力を込め排便。こたつテーブルに突っ伏しながらするう○ちは快感の極みであった。他3人の処理が終わった後に事件現場を発見されたのち、叩き起こされ、お風呂を借りた。

智羽春桜 便秘日数?日目

今回の1番の役得。美雪からの追及にシラを切り通そうとするもそれはそれで自らのケーキが傷んでいたかもしれないとの評価を受けるので最終的には高級運々丹使用を認める。
愛子、メグミからの追求は避けられないかと思われたが、便秘に悩む彼女たちからしたら
運々丹の効果は身を持って実感済み、運々丹それぞれ50錠をクリスマスプレゼントとすることで逃げ切ることに成功した。










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投稿者:nozoki侍さん