投稿第193話
クラス委員かほるのおしっこ我慢






授業中、急に席から立ち上がり、先生の方へと歩いていく一人の女子生徒。
「先生、トイレに行ってもいいですか」
小さな声で恥ずかしそうに先生に訴えるかほる。
しかし、
「休憩時間まで我慢できそうなら我慢して。どうしてもダメなら行ってもいい」
と答える男性教師。
それを聞き、しぶしぶ席へ戻る彼女。
かほるは、休み時間までトイレを我慢する方を選んだ。
しかし、女生徒が男子がいる中で「トイレに行きたい」と訴えるほどであるから、切羽詰まっているに決まっている。
それがわからない男性教師。

それから5分ほどたったであろうか。
「おしっこ我慢できないよう・・・」
かほるは、右手で股間を握りしめ、必死になって尿意に耐えていた。
「はやく授業終わって!」
「おしっこ、漏れる漏れる漏れる!!!」
前で授業を進める先生の話は、もう彼女には聞こえていない。
時折、小刻みに足を震わせ、耐えるかほるであった。

数分後、
「もうダメ!」
休み時間まで我慢することが不可能だと悟ったかほるは、意を決して再び立ち上がった。
教師にトイレに行く許しを得、教室を離れるかほる。

「ああっ、早くトイレに!」
「漏れる、漏れる、漏れる!」
急ぎながらも、しかし決壊が起こらぬよう慎重に歩みを進めるかほる。

階段が見えてきた。
かほるのクラスの教室は校舎の中二階にあるため、トイレに行くには階段を降りなければならない。
そして、階段を降り始めた時であった。
「ああっ!」
おしっこが漏れ始め、下着が生暖かくなってきたのだ。
「早くしないと!」
「ダメ!おしっこ止まって!」
しかし、かほるの意に反して、おしっこは止まらない。
彼女は、両手でスカートの上から股間を抑え、必死になって女子トイレを目指した。

トイレが見えてきた。
急いで中に入ろうとするかほる。
しかし、ここで悲劇が彼女を襲う。
「あっ」
トイレの床に敷いてある「すのこ」に足が引っ掛かり、かほるはトイレの入り口で転倒してしまった。
「じゅわーーー」
おしっこが一気に股間より噴き出してくる。
「ああっ!」
「ダメ、止まって!!」
しかし、かほるの願い(抵抗)もむなしく、床におしっこを漏らし続ける彼女。
おしっこは、かほるの下着を濡らすにとどまらず、履いている紺色のスカートもびしょびしょにしてしまう。
泣き出すかほる。

しばらくして、なかなか教室に戻ってこないかほるを心配した男性教師が、彼女を保健室まで連れて行ったのであった。

その後、かほるが友人から聞いた話によると、授業は中断し、クラスメイト全員、急遽理科室に移動させられたそうです。
その間に、手が空いていた先生方が、床・階段とトイレを掃除してくれたみたいです。
クラスメイトには、おもらしがばれていたとは思いますが、誰もそのことには触れてこなかったのが不幸中の幸いでした。

この作品は、一部フィクションです。










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投稿者:かほるまさん