投稿第188話
運動会閉会式中のおしっこ我慢






「トイレに行きたい・・・」

全校生徒が運動場に集合し、校長先生の話を聞いている最中、一人激しい尿意と戦う女生徒かほる。

委員をしている関係で、なかなかトイレに行く機会がなく、そのまま閉会式を迎えてしまったのである。

「ああっ、おしっこしたい・・・」

今にも漏れそうなおしっこを必死に我慢するかほる。

しかし、校長先生の話はまだ終わりそうにない。

「早くしないと、漏れちゃうよう・・・」



「おしっこ、おしっこ、おしっこ・・・」

トイレ我慢が限界を迎えているかほるであったが、彼女の危機的状況を理解しているものはまだ誰もいない。

「ああっ、おしっこ漏れる!」

「抑えてないと出ちゃうよう!」

かほるの、か弱い水門は、もう決壊寸前である。

あそこを抑えていないと、本当におしっこが漏れそうである。

「ああっ!」

かほるは、みんながいるにもかかわらず、とっさに右手で股間を抑えてしまった。

「ああっ、神さまお願い、助けて!」

「お漏らしだけは絶対に嫌!」


さて、かほるはトイレまでおしっこを我慢することができるのか?















運動会閉会式中のおしっこ我慢 2

「うぐぐぅ!!」

歯を食いしばり、必死に尿道口を締め付けるかほる。

とっさに自らの股間を抑えた右手を離し、平然を装おうとする。

しかし、右にいた男子生徒と、後ろにいるクラスメイトには気づかれたようである。

二人ともかほるの方に視線をやり、何事かと彼女の様子をうかがっている。

「おしっこ我慢してるなんてバレたら、恥ずかしい!!」

「こっち見ないで!お願いだから見ないで!!」

5秒ほどかほるを見ていた二人だったが、また前を向き、校長先生の話を聞き始めたようである。

「早く終わって!!」

「おしっこ漏れる!!」

「トイレ、トイレ、トイレ!!!」



もうかほるの頭の中は、トイレでおしっこすることでいっぱいである。

そんな時、今日一番の強い尿意がかほるを襲った。

「はうぅ!」

体中を硬直させ、必死にダム決壊を防ごうとするかほる。

しかし、もう「おしっこお漏らし」までのカウントダウンは始まっている。

「漏れる!!!」

かほるは、みんながいるにもかかわらず、とっさに両手で股間を抑えてしまった。

そんな彼女をよそに、校長先生の長い話はまだ続くようである。


さて、かほるはトイレまでおしっこを我慢することができるのか?















運動会閉会式中のおしっこ我慢 3

「もうダメ・・・」

かほるのおしっこ我慢はもう限界だった。

前にいる担任の先生に事情を話して、トイレに行かせてもらおう。

そう考え、列から離れようとして動いた時であった。

「ああっ!」

動いたことにより、刺激が加わり、おしっこが漏れ始めたのだ。

「ダメ!!!」

「おしっこ、止まって!!!」

しかし、もうかほるの水門は言うことを聞いてはくれなかった。

両手で必死に股間を抑えるが、紺色ブルマから染み出したおしっこは、見る見るうちにかほるの指を濡らしていく。

「ああっ、ダメ!!!」

かほるの太股を伝い流れ出るおしっこ。

履いている白色の靴下や運動靴も、あっという間に薄黄色に染まっていく。



足元に大きな水たまりを作りながら、もうどうすることもできないかほる。

そんな彼女の様子に気付き、ざわつく周りの生徒たち。

異変に気付いた保健の先生が駆け付けるまで、かほるはただ茫然とその場で立ち尽くしていたのであった。


(この物語は一部フィクションです。かほるの妄想も入っています)










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投稿者:かほるまさん