第4話 クライマックスに差し掛かった高校野球決勝、真夏の甲子園のアルプススタンドは両校の応援が激しく響いていた。 聖水学園は芸能コースもあるためチアリーダも粒ぞろいで、普段は健康的な太ももに多くのカメラマンの視線が押し寄せられているが、今回はグランドで尿意を堪える聖水ナインの股間にファインダーが向けられていた。 とりわけ、すでに漏らしてしまった、さやか、真桜、美樹の股間・尻・太ももへの集中とマウンドで肉感のある高校生離れしたボディを持つアンジェリカへの視線の集中が高まっていた。 美樹の失禁で少し中断はあったが、すぐにゲームは再開されようとしていた。 しかし、その時、カワヤ工業高校ベンチからタイムがかかった。 「タイム!」 そういって、監督のいかりやが出てきた。 (実況) 「これは、カワヤ工業高校、どういうことでしょう…」 (解説) 「そうですね。高校野球は基本、伝令を飛ばしますから、監督自らというのはわかりませんね。」 「審判、聖水学園にエメリーボールの疑いだね。ボールとピッチャーの持ち物検査をしてくれないかね。」 (※エメリーボール…反則球。ヤスリやどで傷をつけ変化しやすくしたボールのこと) いかりや監督は、そう嫌味な口調で言い始めた。 「はぁ…しかし、監督…特に不審な点は…」 と審判が反論しようといたが、いかりやは睨みをきかせた。 そう、このいかりやは名監督と言われ甲子園春夏連覇17回を誇り、ここ13年間甲子園負けなしの実力者であった。 しかし、その圧倒的強さ故に、最近は権力にまとい、連盟や審判にもあからさまな圧力をかける存在になっていた。 「ハ…ハイ!すぐに調べます!」 審判はいかりやの圧力に屈し、タイムをかけ、マウンドのアンジェリカに近寄った。 「なによ…エネミーボール?私が不正?そんな!するわけないでしょ!うっ!(あん!興奮したら漏れる…)」 じわっん。 アンジェリカのパンティに熱いものが少しこぼれた。 まだ、シミにはなっていなかったが、その筋肉質な太ももをしっかり閉じて尿の追撃をふさぐアンジェリカだった。 「カワヤ工業側からの申し出なんで、調べるから協力して。すぐ終わるから…」 「でも、ボールに何もないんでしょ?」 アンジェリカは迫りくる尿意に身をよじらせながら不満を言った。 聖水ベンチからも涼子監督が飛び出し、マウンドに向かった。 「審判!どういうことですか!」 股間にシミをつけた年頃の女性と健康的な美人がモジモジとマウンドで尿意を堪えている。カメラマンたちの視線、いや世の男性の視線がマウンドに集中した。 「村下監督…すいません、いかりや監督から、ボールに傷がついているのではないかと…」 「それで!そのボールは?」 涼子はすごい剣幕で審判に詰め寄った。 「あの・・・その・・・まぁちょっと汚れみたいなもので・・・とにかく調べさせてもらいます・・・」 審判はしどろもどろになっていた。 「そんなじゃ、納得できない!あっ…なんでもない!」 涼子監督も興奮して力んだためか、残業がまた漏れそうになっていたが、必死に抵抗をしようとしていた。 しかし、そんな涼子に、アンジェリカが苦しそう割って入ってきた。 「か、監督…もういいです…はぁはぁ、始めましょう。早く身体検査済ませて、再開しないと…もう…うっ…うっ…漏れちゃいそうなんです!」 アンジェリカはクネクネと身をよじらせ、右手で股間を抑えていた。 涼子はその言葉にはっとした、その瞬間、マウンドの後ろの方から、「ちゅーっ」という女性の激しい放尿が響いた。 その音の方に、涼子は振り返ると、セカンドの守備についていた下級生佑香が泣きながら内股になっていた。 「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」 ちゅぃーっ!ちゅーっ!じゅっ!じゅっ! かわいらしい雰囲気の佑香だが、なかり音が大きかった。そして、薄黄色い液体が佑香のかわいい大陰唇の谷を流れ、股間と尻に広がっていった。 さらに彼女の内股に固く閉じられた少し細身の太ももの隙間を流れ、甲子園の土に大きな水たまりを作っていった。 余談だが、佑香の小便は尻の方に多く広がっていった。彼女は尻の方が濡れるタイプのようだった。 その佑香の失禁を見て、涼子もはっと我にもどった。 「しまった!」 涼子も気が付いた。 そうこれは、エネミーボールなどのチェックではない。尿意の限界にある聖水ナインを追い込むための時間引き延ばし作戦なのだと! 「ごめんなさい・・・私・・・私っ・・・」 泣きじゃくる佑香に蓮美が優しく頭を撫でていた。 もちろん蓮美もいつ爆発してもおかしくないくらいの限界であったが、2年生の佑香はみんなから妹のようにかわいがられていたのだった。 「潜龍寺先輩…私…もう…はずしくて…。」 蓮美は、泣きじゃくる佑香をぎゅっと抱きしめた。 「佑香の分まで、守るから大丈夫・・・あと少し頑張ろうね」 佑香は蓮美の優しさに冷静さを取り戻した。 「は、はいっ!先輩!はずかしいけど、もう少し頑張ります!」 佑香はそういって、涙を拭いた。 その様子をアンジェリカと涼子も見守っていたが、佑香の立ち直りに一安心の二人だった。 そして、アンジェリカは、ぎゅっと股間に力を入れなおし、審判の方を見た。 「し、審判!早く調べてください!」 そう叫ぶアンジェリカの表情は、尿意に堪えた引きつっていた。 「あ、あっ…わかりました…」 審判はアンジェリカの迫力に圧され、ゆっくりと上半身からボディーチェックを始めた。 このときアンジェリカの水風船は限界まで引き延ばされており、ふっくらとした彼女の大陰唇を水門を閉めるように固く閉じることで、漏れ出すことを防いでいるようであった。 続く |