私、津島善子の夜は長い 学校で授業やスクールアイドルとしての活動をこなし、自宅に帰っても堕天使ヨハネとして活動するのだ 善子「くっくっくっ…リトルデーモンの諸君、堕天使ヨハネ降臨よ」 ヨハネ様ー! 待ってました! 格好いい! などのコメントが一斉に流れてくる そう、対象はネットの向こう 堕天使ヨハネは時々、動画サイトで生配信を行なっている スクールアイドルとして活躍してるから、再生数も結構稼いでいる …お小遣いも、実はそこそこあったりする//// 善子「それではリトルデーモンの諸君、次回の配信でまた会いましょう」 乙です! 乙! また次回! 期待してます! 善子「…ふぅ」 配信を終えてから、電源を落としてから息をつく 善子「き、緊張した〜…」 配信はほとんどがスクールアイドルとしてではなく、私自身の趣味でやっているものなので、どうしても画面の向こうのリトルデーモン達に受けなかったらどうしようなどと不安になる そして、不安が緊張を生み、緊張はトイレを近くする… そして、配信終了後の喜びのコメントで、ようやく緊張の糸が解けるのだ 配信開始から、ネタの披露中もたくさんのコメントが来るのだが、ヨハネ自身楽しみながらも内心では「この後で失敗したらどうしよう?」と考えるとこがよくあるので、終わるまでは本当に緊張しっぱなしだ そして、そんな緊張の糸が解けた後は…… しゅいいいいいい〜〜 善子ママ「善子ー、ってありゃ…」 配信終了後のおもらしと同時にママが入ってきた 善子ママ「生放送、してた?」 善子「……うん」 善子ママ「じゃあちょうど今終わって、緊張から解放されたおもらしをしちゃった訳だ」 凄い… 流石はママだ 私のことをよくわかってくれてる…//// 善子ママ「頑張ったわね。えらいえらい」 善子「えへへ…////」 生配信が終わった後、いつもママに頭を撫でられる それから… 善子ママ「今日も皆を笑顔にした、格好いい堕天使アイドルさんにはご褒美に、ママが一緒にお風呂に入ってあげるわ?」 善子「うひょーーーーーーーーーーー!!!!」 これこれこれこれ!これよこれ!!! ヨハネが動画配信する理由はこれなのよ! ママに手を繋いで貰って脱衣所に着いてから、ヨハネはおもらしで濡れたおむつや、堕天使の衣装やらを脱がせて貰う そして、ママのお着替えを目に焼き付けてから、お風呂場に入る まずはシャワーで身体や頭などを洗い流してから、トリートメントや化粧水、乳液などで美を磨いて貰う そして、全部終わったらいよいよママと湯船に…//// 善子ママ「善子、狭くない?」 善子「大丈夫?」 2人で入るには少し狭い湯船だが、入れない訳ではない 大好きなママが、こんなにも密着するから…よしこはお風呂の時間が大好きなの? 善子ママ「今日の配信は楽しかった?」 善子「うん!皆がよしこをカッコイイって褒めてくれたの!」 善子ママ「善子は人気者なのね」 善子「えへへ…////」 ママとの入浴を楽しんでから、おむつを履かせて貰う おむつを履かせて貰った後は、また手を繋いで貰って、お部屋までついて来て貰うの 善子ママ「善子、おやすみなさい」 善子「おやすみママ」 お部屋まで連れてって貰った後は、ベッドに入る ママにおやすみの挨拶をしてから、まぶたを閉じる 小さい頃はよくおやすみのキスをしてくれたのだが、高校生になってからはまだ一度もない せめて1日、おねしょしなかったらやってもいいと言われているが…その1回が中々引き当てられない(ちくしょおおおおおおおおおおおおお!!!!!!) ・ ・ ・ ・ ・ 配信を終えた後、よしこはママと2人でお風呂に入っていた 2人で入るには少し狭い湯船だが、入れない訳ではない 大好きなママが、こんなにも密着するから…よしこはお風呂の時間が大好きなの? 善子ママ「今日の配信は楽しかった?」 善子「うん!皆がよしこをカッコイイって褒めてくれたの!」 善子ママ「善子は人気者なのね」 善子「えへへ…////」 善子ママ「ネットの皆に人気なのは、ママとしても誇らしいけど、ネットの向こうの誰とも知らない人ばっかりに構ってばっかり…」 善子「え?」 善子ママ「ママ、ちょーっと寂しいな…」 善子「ひょっ!?」 こ、ここここここれは!ま、まさか…ヤキモチ!? ママ、ヤキモチ妬いてるの!? こ、これは… 善子「か、可愛過ぎ〜?」 しゅいいいいい〜〜〜…… あ、あまりにもママの可愛い一面に、思わずお湯の中におしっこしちゃった…//// お風呂の中でおしっこなんて、いけないことなのはわかってる…で、でも…こんなの…… 我慢できるわけない!!!! 大丈夫よママ!ヨハネはずっとママのことを愛してるから!今までもこれからも世界で1番ママのこと愛してるから!どんなに人気者になっても、ママへの愛は不変だからね!!!いや、日に日に大きくなるから不変じゃないな、きゃっ?なーんちゃって? 善子「ふひひ〜ん?」 善子「ん……」 しゅいいいいい〜〜〜…… ![]() ・ ・ ・ ・ ・ うん、目が覚めた 昨日一緒にお風呂入った、それは現実だ ただ、寂しいな…の辺りからは夢だ…… 善子ママ「あら〜…また世界地図描いちゃったわね」 そう、夢だったのだ ママがヤキモチ妬いてくれたのも… お風呂でおしっこしたのも… 全部夢だった 朝に残っていたのは、びしょびしょのおむつとおねしょで濡れた布団だ 善子ママ「今日もおむつから溢れて大きな世界地図描いちゃったわね」 善子「…ママのせいだもん」 善子ママ「え?ママなにかした?」 善子「だ、だって…夢の中であんなこと、言うから…////」 そう、夢の中とはいえ皆の人気者になるのが、寂しいなんて…あんな顔で、あんな言葉を…… 善子「…でへ?でへへへへへへへ?」 じょろろろろろろぉぉ〜〜… 夢の中のママの言葉を思い出したら、またおしっこが…でも、仕方ないじゃない!思い出しちゃったもん!ママのあの顔と言葉を! ただでさえびしょびしょのお布団がもっと濡れるけどこの際知るもんか! ママが可愛過ぎるのが悪い! 普段は綺麗で優しいママなのに、可愛さを押し出して来たのが悪いのよ! 善子「だからよしこ悪くない!ママが悪いの!」 善子ママ「ええ…」 善子「だから罰として今日も一緒にお風呂…」 善子ママ「おねしょ布団洗わないとだから今日はそんな時間ないわよ」 善子「そ、そんなああああああああああああああああああああああああああっ!!!」ガ-ンッ!!! 〜おしまい〜 |