最終電車にご用心!番外編 FBI捜査官 ルーシー・クロフォード編 CC2018年10月25日 22:00 NY連邦捜査局 「ふぁ〜っ、疲れた。嬢ちゃん、今日はそろそろ切り上げるぞ。」 優しそうなたれ目の中年の男性がそう声をかけた。 「フリーマン捜査官、もう少しで手がかりが掴めそうなんです。もう少し調べ物をしてから帰りますから、先に帰ってください。」 金髪の若い女はデスクのPCに向かい検死体の画像を何度も見ていた。 「まぁクロフォード捜査官、根をつめすぎるなよ。ふと気を抜いた時にひらめきってもんが生まれるもんだ。若い時はついつい熱中しちまうがな。」 そういって、フリーマンはそばにあったポットからコーヒーをカップに注いで彼女に渡した。 「ありがとうございます。でもなんかおかしいんですよね。死体の損傷は激しく、本当にあの逮捕された男が一人でやったとはどうしても思えなくて…」 そう言って彼女の肩がくっと持ち上がった。 ポンポンッ マシュー・フリーマンはその分厚い手で、彼女の肩を優しくたたいた。 「ルーシーちゃん、さすがFBI登用試験の主席だな。だがお前さんはちょっと真面目過ぎるところがある。情熱に身を任せて仕事をするのもいいが、力を抜くことを忘れるなよ。」 フリーマンは優しく微笑んだ。 「ありがとうございます!そんな私だからフリーマンさんがバディなんですよね。」 ルーシーも普段の厳しい表情とは違う少しあどけなさの残る笑顔で返した。 「まったく!お前さんにはかなわないな。ガッハッハッ!俺は先に帰るぜ。今日は娘の19歳の誕生日なんだ。この時間だと女房にもどやされるが、今日中には帰ってやんないとな。」 そう言って、ベージュのコートを羽織り、部屋を出て行った。 しばらく仕事をつづけた後、ルーシーも仕事を終えて帰ることにした。 結わえていたブロンドのきれいな髪をほどき、PC用の眼鏡を外し、椅子から立ち上がり大きな伸びをした。 「うーん、疲れた。」 グレーのスーツに包まれたその引き締まった体がグイッと伸びた。 尻は程よい大きさでくいっと上がり、大きすぎないハリのある胸がスーツの下から主張していた。 ルーシーはマフラーを巻き、手袋をして事務室を出た。 「寒っ!」 そとに出ると相当冷え込んでいた。 「失敗した〜。明日からコートも出さなきゃ」 ニューヨークの秋の夜は凍てつく寒さだった。 ルーシーは足早に地下鉄へと向かった。 少しの尿意を感じていたが、ちょうど電車が入ってきたので、彼女はトイレに立ち寄らず電車に駆け込んだ。 昔のNYと違い、今のNYはずいぶん治安もよくなった。 地下鉄もビジネスマンの姿しか見えなかった。 『私が生まれる前は女が一人で地下鉄なんて乗れなかったって聞いたけど…本当によくなったわね』 そんなことを思いながらスマホでニュースチェックをしていた。 『それはそうと、さっきお手洗い済ませておけばよかった…フリーマンさんのコーヒーおいしかったけど…今になって効いてきたかも…』 ルーシーは軽く太ももをすり合わせた。 そうこうしているうちに自宅の最寄駅も近づいてきた。 途中の駅でトイレに行こうかとも思ったが、結局は自宅最寄駅まで我慢をしたルーシーだった。 『うっ…結構、苦しい…駅に着いたらまずお手洗いに行かなきゃ!この歳でここまで我慢するとは…』 完璧を絵に描いたようなルーシーだが、そんな彼女がお漏らしの危機とはまた滑稽なことだ。 プシュー!地下鉄の扉が開いた。 それと同時にルーシーは足早に女子トイレへと向かった。 『ホント、漏れそう!』 端正な顔立ちが少し歪めながら、尻を少しモジモジとさせて不格好な歩き方で足早に進んだ。 そんな時、大きな声が聞こえた。 「ニューヨーク市警です!皆さん、伏せて下さい!」 その女の声と同時に大きな銃声が2発した。 その拍子に、限界までたまっていたルーシーの尿がじわっとパンティに広がった。 「えっ!」 股に力を入れ、尿をこらえながら銃声の方をみた。 ドレッドヘアーの細身の白人が、オートマチックの銃を、脇腹を撃たれ倒れる男性警官とその横で腰を抜かし、銃を構えるスペイン系の若い女性警官に向けていた。 「う、動くな!」女性警官はそういって2発、天井に向けて威嚇射撃をした。 コンコースに多くの人の悲鳴と銃声が響いた。 「へへっ、これだけ人が多くては、俺を撃てねぇだろ。」 その男はいやらしい顔して、女性警官に銃を向けた。 「カベロ巡査、う、撃て!」 腹を押さえながら白人の大柄な警官が叫んだ。 「しかし、ロイド部長…万一外れたら市民に当たってしまいます!」 浅黒く深い顔をした女は引きつった顔で答えた。 「セリーナ!撃て!お前は警官だろ!ごほっ!」 「は、はい!」 それと同時に銃声がした。 「おい、おい。あぶねーな。」 セリーナ・カベロ巡査の弾は犯人を外れ、地下鉄の壁に当たった。 セリーナは銃を構えたままガタガタと震えていた。 見たところまだ入りたてのようだ。銃撃戦は初めてなのであろう。 ガタガタ震えるセリーナの異変に犯人は気づいた。 「おっ、なんだこりゃ?はん?この婦警さん、怖くてちびっちまいやがったぜ!」 ドレッドの男は、セリーナの尻の下に広がる濃い黄色の水たまりを見て大笑いをして、銃を構えた。 「どの道もう俺はにげられねぇから、お前らを殺して・・・」 万事休す…セリーナが失禁状態でそう思った瞬間だった。 バシーンっ!男の頭に固いものが当たった。 そうルーシーがそっと後ろから近づき、持っていたハンドバッグの角で犯人の後頭部を殴打した。そして、よろめく犯人の金的を的確に蹴り上げた。 脳の衝撃と金的への一撃で犯人は銃を落とした。 ルーシーは銃が犯人の手を離れるのを冷静に把握し、落ちた銃に飛びつき、それを持ち犯人に突き付けた。 「FBI!」 もちろんルーシーも限界ギリギリ膀胱で思いきり力を入れたので、スーツの股間にシミができ程の尿が漏れ出てしまったが、今はそんなことを気にしている暇なかった。 「カベロ巡査!今です!逮捕してください!」 ルーシーは失禁している女性警官の名前がカベロだと今までの会話から知った。そして彼女の名前を呼んで、指示をだした。この状況下で、しかも失禁ギリギリ状態まで我慢している中で、冷静な判断と極めて高い状況把握能力であった。 「は、はい!」 セリーナは床から立ち上がった。その時、尻から黄色い雫はポタポタと落ちた。 そして股間は濡れて気持ち悪かったが、犯人に近づき手錠をはめた。 「ご、ご協力ありはとうございます!」 セリーナは下半身ずぶ濡れでルーシーに敬礼をした。 そして、セリーナの目にルーシーの股間のシミが飛び込んできた。 『あっ、この人も…やっぱり怖い時はこんな強い人でも失禁しちゃうんだ…』 そう思って安堵の笑顔を浮かべるセリーナだった。 『ふ〜っ、結構ちびったかも…早くお手洗い済ませなきゃ!私も漏らしちゃう!』 慌てて女子トイレに駆け込もうとするルーシーだったが、そんな彼女に、なだれ込んできたニューヨーク市警の応援の警官が詰め寄った。 「捜査官殿!ご協力感謝いたします!」 空気を読まない、いや乙女心のわからない真面目そうな警官が大きな声で敬礼をしながら言った。 「いや、それは後で…あんっ」 ルーシーは顔をしかめ身をよじらせた。 『ホント、もうやめて…もれちゃう!』 このとき、ルーシーは陰裂を固く閉じて堪えていたが、その隙間には熱く黄色いマグマがすでにあふれていた。 「いかがなさいました!捜査官殿!おい、捜査官もケガをされているぞ!」 尿意の限界で身をよじったルーシーをケガだと勘違いして駆け寄るNYPD(ニューヨーク市警)。 『バカ〜っ、こっちこないで!漏れる〜』 「うっ!うっ!」 苦しそうにうめくルーシーを見て、ケガだと勘違いを深めるNYPD… 「いかん!捜査官が撃たれたぞ!タンカ!」 「い、いや、そうではなくて…」 「どうされましたか?」 「あの…私は…」 「私は?」 ルーシーに注目が集まった。 そして、このとき、ルーシーの陰裂も尿道括約筋も限界を迎えてしまった。 01 ちゅぃーーーーーっ! 「見ないでください!お手洗いに行きたかったんです!」 ルーシーは少しやけになって声を上げた。 ちゅぃーーーーーっ!シューッ!シューッ! 激しい放尿音とともにルーシーの股間からキラキラとした尿があふれ出て、扇形に広がり、スラックスの裾からチョロチョロと流れ出ていた。 「あっ・・・」 まわりの警官たちはあんぐりと口を開いて、目のやり場に困っていた。 「…だから、お手洗いに行きたかったんです…」 そう言って、顔を真っ赤にして俯いた。 「これは…捜査官殿…市警の制服をご用意しますので、お着替えを…」 「あ、ありがとうございます…」 ルーシーは地下鉄の外にあるパトカーに乗って市警まで着替えに行った。 重傷者1名、失禁者2名の逮捕劇となったNYの秋の夜だった。 ![]() ルーシー・クロフォード CC1992年8月10日生まれ 26歳 FBI捜査官 (ブロンド、白人、身長171p C〜Dカップ) セリーナ・カベロ CC1995年10月3日生まれ 23歳 NYPD巡査 (スペイン系 身長167p Fカップ) |