CC2020年8月12日 東名高速道路 「結構、混んでるから実家に着くのは遅くなるわ。ご飯は途中で食べて行くから…うん。えっ!お見合い?いらない!いらない!運転中だから切るね。」 美咲は母親からの見合い話を遮るように携帯を切り、携帯通話用のヘッドセットを助手席に投げた。 「もう今年27歳になるからって、結婚、結婚ってうるさいんだから!まったく!」 美咲は口をとがらせて頬を膨らませた。 お盆の帰省もどうせ結婚のことを聞かれると思ってやめようかとも思ったが、鳥羽の海の幸が恋しくなり、三重県鳥羽まで自慢の黒のハイラックスサーフを走らせていた。 東京を出てから順調に進んでいたので休憩も取らず、運転好きの美咲はロングドライブを楽しんでいたが、名古屋が近づくにつれ、車が徐々に混みだし次第にノロノロ運転になっていった。 「しまったなぁ。さっきSAで休憩取っておけばよかった…さすがに疲れた。それに…」 美咲は下腹部の重みを感じ始めていた。 「トイレだけでもさっき行っておけばよかったかな。けっこうオシッコしたくなってきちゃった。」 美咲は運転しながら内ももを絞るようにして尿意を押さえようとした。 「まぁ、でもなんとか我慢できるかな、うん」 根拠はなかったが、このときはまだ余裕があった。 しかしこの余裕はゆっくりと焦りに変わっていくのであった。 それから1時間… キリキリ…まさにそんな感じの痛みが美咲の尿道から下腹部の辺りに走り始めていた。 「ふっー…きっつい…」 美咲は堪らず左手で太ももの付け根をトントンと叩いて尿意をごまかそうとした。 長い車の列の先にはパーキングエリアの表示が見えていたことが少し安心できる材料だった。 「パーキングエリアまではもう少し!我慢!我慢!美咲〜お前はできる!」 美咲は車の中で声を上げて自分を励ましていた。 その間もキリキリと膀胱が痛んだ。 『キリキリと痛むのは膀胱が伸びきっている証拠ね…早くしないと失禁しちゃう…この歳でおもらしの危機なんて…』 美咲は下腹部をさすりながら運転を続けた。 パーキングエリアに入るにも30分ほど時間がかかったが、美咲は漏らすことなくパーキングエリアにたどり着き、車を停めた。 慌てて車を降りたが、少し安心したせいか、そのときジワッと暖かいものが股間に広がりそうになった。 「まずい!」 下唇をかみ、尻をきゅっと締めて尿が漏れ出すのを必死に押さえることで決壊はまぬかれた。 そして彼女はデニムにシミができていないことを確認し、女子トイレにへっぴり腰になりながら駆け寄った。 「マジか…」 しかし、案の定、女子トイレには長蛇の列ができていた。 ここは大人女子として、失禁の限界ということを悟られないように何食わぬ顔でその列に並んだが、膀胱は張り裂けそうにパンパンで、行き場を失った美咲の尿は、彼女の一瞬の気のゆるみを狙って尿道口から飛び出す準備をしていた。 美咲はスキニーのダメージデニムに包まれた細く長い脚を前後に組み替えたり、ベルトを引っ張ったりしながら迫りくる尿意に耐えていた。 『おえっ!吐きそう…オシッコした過ぎて吐きそう…漏れそう…ダメダメ!おもらしなんて絶対しない。』 彼女はそう思い、こぶしをぎゅっと握りしめた。そして見えない部分では、柔らかい大陰唇でできた陰裂もそのこぶしと同じようにぎゅっと締め付けられていた。 陰裂を締め付け、飛び出す尿を押さえる行為は、まるで過去のいやな思いがこぼれ出ないようにするようでもあった。 実は、美咲は小学校6年生の時、1度だけ学校でおもらしをしてしまったのだ。 勉強もスポーツもできる大人びた彼女の失禁は瞬く間に学校中の噂となった。 幸い中学から私立に通ったので「おもらし女」の汚名は半年ほどで済んだのだが…。 この話はまたの機会にしよう。 「ふっー」 ノロノロ進む行列に天を仰いで大きなため息をついた。 『まずいな…だんだんアソコの感覚がなくなってきちゃった…まさか、この私が…ない!ない!絶対ない!』 美咲は最悪の想像が廻ったが、首を振ってかき消した。 あふれ出ようとする尿とそれを必死で防ぐ美咲の括約筋の攻防は長く続いていた。 しかし、徐々に尿の勢力が強くなってきていた。 ジュッ… 「あっ!」 美咲は思わず声を上げて、尻をきゅっと締めた。 尿の斥候隊がパンティに攻め入ったのだ。 今度のは車を降りた時よりも量が多かったらしく、じんわりとパンティにぬくもりと不快感が広がった。 『ちょ、ちょっと出た。このままでは…』 そう思って白旗を上げそうな尿道括約筋を強く締め付けた。 さりげなく股間が濡れていないか確認したが、デニムまではまだしみていないようだった。 それが分かりホッと一息をつく美咲だった。 しばらくして、何とかあと数人のところまできたが、このとき美咲の尿火山は噴火寸前の微振動を起こしていた。 小刻みに体は震え、首筋や額には脂汗がにじみ、息は荒くなってきていた。 「はぁ、はぁ、はぁ」 『マジでヤバイ…もうでそう!』 膀胱のキリキリ感が一層強くなり、股間もしびれてきていた。尿意の波が美咲を何度も襲い始めた。そしてその尿意の波に、美咲は堪らず恥を捨て右手で股間を鷲掴みにして尿が漏れ出すのを防ごうとし始めた。 まわりの人たちも息を荒くし、脂汗を浮かべ、股間を鷲掴みにして悶絶する黒髪のポニーテール美人に好機の目を寄せ始めた。幸い女子トイレの中だったので、それを見ているのは女性だけだった。 まわりを見渡したが、ここにいる者たちすべて尿意と戦っているようで、誰も美咲に順番を譲ってくれないように思えた。皆、そこまでの余裕がないように見えたのだ。 『本当にも、漏れる…ダメだ〜。』 美咲は体をねじって太ももをゆっくりモジモジと上下させていた。 そんなとき、美咲に天使が微笑みをもって舞い降りた。 「お姉ちゃん、明日香、ちっち、まだ大丈夫だから先使っていいよ。」 美咲の前にいた4、5歳くらいの女の子がそう声をかけてくれた。 「あの…よろしかったら、お先にどうぞ…」 一緒に並んでいた母親もそういってくれた。 普段なら一度遠慮というものを見せる美咲だが、相当切羽詰まっていたのか、その言葉に二つ返事で飛びつき、足を一歩踏み出しながらお礼を言う美咲だったが… 「あ、ありがとうございます!あっ!」 ジュッ…ジュッ… 尿が勢いよく衣服に当たる音が響いたと同時に美咲の股間に熱いものがほとばしった。 『絶対、嘘!嘘!嘘!出てない!出てない!出てな…い…』 美咲は慌てて太ももを締め、陰裂を締め付け、両手で陰裂から噴き出る熱いものを抑えつけようとした。美咲は尿が漏れ始めていることを認めたくなかった。 しかし、熱い尿がどんどん股間に広がり、それが手のひらにも広がるのも分かった。 「うっ!ダメ…だ…ごめんなさい…うっ…うっ…」 美咲がそういって顔をしかめて俯くと、ホースを絞るような水音が女子トイレに響いた。 ちゅぃーーーーーっ!ちゅぃーーーーーっ!ジュッーーーっ! 「あああっ…」 股間に広がった尿は美咲の太ももを伝いダメージデニムの穴のある膝や太ももからもこぼれ出した。そして裾からもこぼれる尿とともにトイレの床に大きく黄色い水たまりを作っていった。 『ああやっちゃった…』 最後まで必死に抵抗をしたが、限界まで我慢した尿は美咲の尿道括約筋では堰き止めることができずほぼ全部漏れ出てしまった。 「はぁ…はぁ…はぁ…」 美咲は肩で息をしながら足元に広がった黄色い自分の尿を見つめた。 しばらくすると騒然とするまわりに気が付いた。 美咲は顔を真っ赤にして順番を譲ってくれた女の子に「ごめんね。ありがとう…」そういって女子トイレをかけ出し、誰とも目が合わないように車に急いで向かった。 車まで30mほどはあっただろうか、その間、濡れた股間や尻に集まる好奇の目が痛いほど突き刺さった。また濡れたデニムは重く、尻や股間、太ももなどにへばりつき気持ち悪く、走りにくかった。走るたびに濡れたパンティが尻のワレメに食い込むのが分かった。 何とかハイラックスまでたどり着き、車のドアを開け、シートが汚れることなど考えもせず飛び乗った。 「いやだ…しっかりシミになってる…」 ハンドルに手を置き、自分の股間を見ると恥ずかしいおもらしシミが股間から太ももに沿ってしっかりできていた。 車の中に入りしばらくすると少し落ち着きを取り戻した。 そして、美咲はゆっくり後部座席に移り、濡れたデニムと尻に食い込んだ下着を脱いで、バッグからタオルを出し、汚れた股間や太ももを拭いた。 ぶっくりとした大陰唇によってできた陰裂ときれいに剃られた無毛の恥丘は、尿でべっちょり濡れていた。 「最悪…」 そういいながら、タオルで自分の股間をしっかりと拭き取った。 陰裂をタオルで拭く自分がとても情けなかった。 「これから実家なのに…この濡れたデニム…どうしよ。ばれないように洗濯しないと…」 そう呟きながら着替えのパンティを取り出し、スカートに履き替える美咲だった。 佳賀里美咲 もうすぐ27歳。できる女医の恥ずかしいおもらし体験談である。 【佳賀里美咲プロフィール】 CC1993年9月30日 三重県生まれ 聖黄工科大学医学部(SIT)卒業 加藤ミゾレとは大学時代の同級生 現在は、聖黄工科大学付属病院で泌尿器科の医師として勤務。 最近の悩みの種は、実家の母親から結婚を勧められること。 |