「本日より、アンジェリカ・グリーンフィールドを、ニューランド市 国境防衛軍 特別委任捜査官・刑事職任命を承認いたします。WC2024年4月3日、ニューランド市 市長クロエ・ベネックス(真行寺クロエ)。」 アンジェリカはスーツに身を包み市長の前で敬礼をし、任命書を受け取った。 「アンジェリカ・グリーンフィールド刑事、ニューランド市民の安全を守ることをお約束します!」 市庁舎でのアンジェリカの任命式は無事終わり、隣のニューランド市警察の建物へと上司のムトゥ警視ともどった。 「ふっ〜疲れました。緊張しますね。田舎育ちだから、こういう格好もなれないですし…」 アンジェリカは胸のボタンを緩め疲れた表情で言った。 「まぁ、こういう堅苦しいのはこれだけよ。今日からいそがしいぞ。WWWPの動きも活発だしな。」 「ところで、若い市長さんですね。ベネックス市長はノーザン共和国のご出身なんですね。この不安定な中、ノーザン共和国の出身者が市長となると結構大変ですね。」 「そうよ。でもな、あの市長、おっとりしているように見えて、なかなかのやり手でよ。市民のために必要な改革をどんどん進めてくれる。しかしな…その分…」 ムトゥはそういいながら煙草に火をつけた。 「…その分敵も多い。」 アンジェリカはなるほどという感じで答えた。 「そうだ。国境防衛軍からの特別委任捜査官制度も彼女の発案よ。まずは合州国側、ノーザン共和国側の不満分子を抑えるためには、旧来の市警では脆弱すぎてな。なので連邦捜査官の俺も召集されたってわけだ。」 そんな話をしながら、二人は市警のビルに入るとショートカットの若い捜査官と男性捜査官が飛び出てきた。 「ムトゥ警視、南西の牧場でSOSの発煙筒です!ここは機動捜査隊第1課の担当エリアです!出動します。拳銃使用許可も下りています。すぐにいきますよ!」 「はっ!アヤ・リルビー警視正」 ムトゥはその若い女に向かって敬礼をし、アンジェリカについてこいという仕草をしてアヤの後に続いた。 「ムトゥ警視、警視正って…」 アンジェリカはあまりにも若い警視正に驚き、走りながらムトゥに聞いた。 ムトゥは馬を準備しながら答えた。 「ああ、アヤ・リルビー大尉。軍部の直轄の組織だからな。彼女がうちのボスだ。若いがなかなかのやり手だぞ。舐めたら痛い目見るぜ!」 そういって馬に飛び乗り、アヤとサイトーの後を追いかけた。 ニューランド市南西部 バーナード牧場。 「オラオラ、ノーザンの家畜は早く俺たちに土地を譲れ!」 5人の元ガンマン風の男が丸太棒をもって馬に乗り、牧場で暴れていた。 「ここは私の土地だ!お前らには譲らん!」 牧場主のケント・バーナードが鍬をもって立ちはだかった。 その横には愛犬のリンカーンも牙をむいて男たちを威嚇していた。 「あなたたちはここをでちゃだめよ。」 納屋の中では、母親のクリスがアシュリーとアーサーに枯れ草をかけ二人を隠した。 そして、5人の男に立ちはだかるケントを見つめ、発煙筒を持ち牧場を抜け助けを求めに走った。 「あなた…、アシュリー、アーサー、リンカーン無事でいて!」 「ほう、田舎のオヤジが俺たちにそんなもので対抗でると思ってんのかよ!」 そういって5人の男たちはケントに向かって一斉に攻撃を加えた。ケントとリンカーンは必死で対抗したが、元ガンマンの荒くれものたち5人にはかなわなかった。 「これで終わりだ!」 リーダー格の男がケントの頭を割ろうとしたとき、愛犬リンカーンが力を振り絞ってその男の手にかみついた。 「いてっ!何しやがんだ!このくそ犬!」 「キャイン!」 男たちの丸太棒はリンカーンの脇腹をとらえ、リンカーンも動けなくなってしまった。 そして、それを見て笑う男たちだったが、その時、何かが頭に当たった。 「痛っ!」 今度はなんだ。男たちが石の飛んできた方をみると、鬼の形相でいる少年とその脇で肩を震わせている少女が立っていた。 「ここはバーナード牧場だ!お前らの来るところではない!」 アーサーはそういって石を投げた。 「子どもを殺るのは趣味ではないがね…へへっ」 リーダーの男は冷たい目でアーサーを見た。 「や、やめてくれ…子どもだけは、見逃して…くれ」 ケントは全身に激痛を覚えながらも必死に訴えたが、狂った男たちにはその訴えは全く届かなった。 二人はあっという間にとらえられ、後ろ手に縛られケントの前に連れてこられた。 「お、お前ら、なんで出てきたんだ…何があっても出るなと言った、だろ…はぁ、はぁ。」 ケントは息も切れ切れに二人に言った。 「僕は、バーナード家の長男だもん!僕がこの土地を守るんだ!僕がお姉ちゃんを守るんだ!」 アーサーはあふれる涙を堪えてそう答えた。 それを見て、ケントは笑みを浮かべて気を失った。 「お父さん!」 アシュリーは崩れるケントを見て泣き叫んだ。 「ふん、気を失いやがったか。まあ子ども二人は売り飛ばすさ。しかし、なんだ女の方が少し青いがうまそうじゃねえか。娘が犯されるのを見なくてよかったな、おっさん。」 そういうとリーダー格の男は馬から降り、後ろ手に縛られているアシュリーの前に立った。 「ほう…ガキの癖にいい胸しているじゃねえか…」 そういって服の上からアシュリーの胸を軽くもんだ。 「やめろ!姉ちゃんに触るな!うっ!」 アーサーは叫んだが、ほかの男がアーサーの腹を思いきり蹴った。 アーサーはそのまま気を失った。 「アーサー!いやーっ!助けて!」 アシュリーは恐怖で気が狂いそうだった。 そしてその恐怖はアシュリーの身体的反応に現れた。 そう、アシュリーは失禁をしてしまったのだ。 彼女のホットパンツの股間がジワジワと染まり、その健康的なハリのある太ももに生暖かく薄黄色い尿が流れた。 彼女は失禁をしているとき、腰に力が入らなく、膝から落ちそうになったが、アシュリーとらえている男が倒れないように支えた。 倒れこめなかった分、立った状態での失禁になり、恥ずかしい姿を男たちに存分にさらしてしまった。 アシュリーの失禁に気づいたリーダー格の男は一層いやらしい目で彼女をみた。 「うん?お嬢さん。胸は立派な大人でも、下半身はまだまだ子どもなんだね。ション便漏らしたのかい?」 そういってリーダー格の男はいやらしそうな顔を近づけてきた。 アシュリーは悔しく情けなく、下唇をぐっと噛み堪えた。 「濡れたものは脱がないとね。ひぃひぃひぃ」 男はそういいながらナイフでアシュリーのベルトを切り、ショートパンツをゆっくりと下した。 あらわになった白い下着は、先ほどの失禁で薄黄色く濡れ、肌に貼りついていた。 さらに男はその下着の腰の部分にナイフを入れ、下着もはがした。 失禁で湿ったきれいな恥丘と左右に分かれるふくよかな2つの大陰唇があらわになった。 「おもらしした、いけない子にはお仕置きだね」 男はそういってクレパスに舌を這わした。 「うっ!」 男のざらついた舌を感じ、アシュリーは全身に最悪の感情が走った。 「おい!」 リーダー各の男はアシュリーをとらえている男に指示をすると、彼女は後ろ向きなり、顔を地面につけられ、尻を突き上げるような格好にさせられ、膣をリーダー各の男に向けさせられた。 「さてと、おもらし少女とやっちゃうか、はははっ!まるで変態だ…うっ」 男は笑いながらイチモツを出したが、その瞬間、いきなりあおむけに倒れた。 「ボス、どうしったんです!」 駆け寄るもう一人の男も過ぎに動きが止まった。 二人の男のこめかみにはボウガンの矢が突き刺さっていた。 ボウガンが飛んで来た方を見ると、黒ずくめの女がボウガンを構えて立っていた。 「時代が変わってもゲスは変わらないな。大人の女も口説けないフニャチン野郎が…俺のマ●コに力づくで入れてみたらどうだい、できるならな!」 その女は啖呵を切った。よく見ると左手には鞘に入った刀、それも日本刀のようなものを持っていた。 「なんだ!このアマ〜」 残された男の一人がその女に向かおうとしたが、もう一人の男が声を震わせて言った。 「に、逃げよう…あれは…」 「なんだ、ジミー!女一人に何ビビってやがる!」 「あ…あれは伝説のガンマン…ノ、ノワール…ノワールの涼子だ!」 |