ブルーオアシス駅 「まぁ汽車も通ったことだし、ニューランドまで片道2時間。リバータウンも1時間半で行ける時代だ。いつでも戻って来いよ。」 サヤカはそういってバーボンの瓶を餞別として差し出した。 「ありがとうございます。私のいない間、サヤカさんに保安官、詩織さん、ナビキさんが保安官補だなんて、ブルーオアシスで犯罪がなくなっちゃいますね。」 「まったく〜賞金稼ぎのガーディアンエンジェルスがいつの間にか“マッポの手先”…うん?なんか聞いたことあるな?まあいいや。アンちゃん、非番の日は遊びに行くね」 詩織がアンジェリカに話しているそばからナビキが続いた。 「も〜詩織。そういって私に仕事押し付けちゃうんでしょー。それにしてもWWWP関連の仕事するんでしょ?あいつら組織にもなってないから質が悪いって聞くわ…」 「そうですね。でもそれが仕事ですから!早く終わらせて早く帰ってきますよ。」 そういってアンジェリカは屈託ない笑顔を見せた。 そうこうしているうちに発車ベルがけたたましくなり、蒸気の音は大きく響いた。 「アン、もし涼子を見かけたらよろしくな。」 サヤカは真顔になってそういった。 「ハイ。」 「まぁあいつのことだから、こんな時代でもしぶとく生きってんだろうけどな。」 そういって最後はサヤカも大きな笑みを浮かべた。 3人に見送られて、汽車はゆっくりと車輪を回し、進みだした。 約2時間後… 『しまった…汽車に乗る前にお手洗い済ませておけばよかった…この汽車にはお手洗いないし…あともう少し…ニューランドの駅まで我慢…我慢…』 アンジェリカはできたばかりの汽車に乗りなれていなく、乗車までに用を足すということをしなかったのだ…家で小用を済ませたのはもう3時間も前…女子の膀胱はそろそろ限界を迎え始めていた。 『まぁ漏れるほどでもないし、駅に着いたらお手洗いくらいあるでしょ。我慢しよ。』 アンジェリカの膀胱がどんどん膨らんでいるうちに、汽車もニューランド駅に到着した。 「ニューランド駅。ニューランド駅〜。ニューランドより先にお越しの方は、ノーザン共和国へのパスポートが必要になります。お乗り間違えのないようにご注意ください…」 車掌の声が聞こえたが、アンジェリカは大きな荷物を持ち、一目散にホームに向かった。 そして、キョロキョロとホームからトイレを探した。 「う〜ん、結構来てる〜」 ブーツとホットパンツの間の絶対領域の白い太ももがプルプルと震えていた。 しかし…女性用のトイレの前には汽車から降りた多くのご婦人が列をなしていた。 ジョーッ…ピチャピチャ…ちゅぃーーーーーっ! 「ああ…フレデリカ様!お召し物が…」 「見るな!ウィリアム!化粧室のない汽車など二度と取るな!」 貴族風の若い婦人がトイレの前で失禁し、顔を赤らめトイレのない汽車を予約した従者にきつく当たっていた。 そして立小便をする男をしり目に数人の女性が失禁していた 「まずい…!このままでは…」 その光景を見てアンジェリカは焦ったが、駅の目の前に1件の食堂を見つけた。 「あそこなら…お手洗いあるわね…うん!」 そう思って足早にその店に向かった。 『女は我慢できなのに〜嘘だこんなところで…我慢!』 パンパンになった膀胱は、服の上からでもそのふくらみが分かった。 じわっ… 『ストップ!ストップ!』 下着にぬくもりを感じたが必死に大陰唇を締め尿道口が開かないようにこらえた。 しかし…店内の様子がおかしいことにアンジェリカは気づいた。 そして、初老の婦人が倒されるのを見て、一瞬尿意を忘れて、こう言ってしまったのだ。 「知ってます!あなたたちが誰なのか!ノーザン共和国の壊滅を望む政治団体 WWWP(ウエスタン・ワールド・ワイド・パワー)、いや実態は、平和になり銃規制により職にあぶれたウエスタン合州国の落ちこぼれ元ガンマンさん!」 その声に男たち二人は振り向いた。 「なんだ、このアマ。」 「お前、その恰好・言葉の訛り、ウエスタン合州国の出身だな?ならお前も分かるだろう。俺たちは戦争に勝ったんだ。この領地は俺たちのもんだ。それが両国平和の象徴だと?ふざけんな!」 そういってナイフを取り出した。 「何を言っているんですか!あなたたちはウエスタンの誇りは無いんですか!戦争が終わり、新大統領の政策で銃禁止になり、あなたたち元ガンマンや賞金稼ぎは職にあぶれたかもしれません。でもそれをノーザン共和国の人たちのせいにするなんて、間違っています!」 ぶるっ! 大きな声を出したのでアンジェリカの膀胱に衝撃が走った。 「なんだ、威勢のいいこと言う割には、おねーちゃん、ぶるってんじゃねーぞ。」 そういってもう一人の男もナイフを取り出しアンジェリカに近づいてきた。 『しまった!体が勝手動いてしまった…銃は袋の中だし…それにオシッコしたいし…格闘でやれるか…』 「ここから立ち去れ。同じウエスタンのよしみだ。見逃してやるよ。」 男はナイフをもったままアンジェリカに近づきそう耳元でささやいた。 「この人たちはどうなるの?」 「なに〜殺しはしないさ。まぁこのウエイトレスは若くて気持ちよさそうだからよ…あぐっ!」 アンジェリカは男の言葉も終わらないうちにナイフ持つ手を取る勢いを使って右ひじを跳ね上げ、男の顔面に入れた。 じわっ… 「うっ!出る!」 力を入れたのでまた少し漏れてしまったようだった。そして、少量の失禁が気になり、本来ならそのまま相手を倒し制圧するはずが、距離を取って構え直してしまった。 メグミに絡んでいた男もそのナイフをアンジェリカに向けた。 『しまった…オシッコ漏れそうだったから失敗した…まずいな…ナイフの男二人どうする…』 「おい貴様!せっかく見逃してやろうって言ってんのによ!」 肘打ちを食らった男は血の混じったつばを吐きながらゆっくりと近づいてきた。 アンジェリカは迫りくる尿意と戦いながら、ゆっくりと構えた。しかし、その尿意に腰は浮き、落ち着かない様子だった。 「おい、おい、ねーちゃん。何、ビビってんだ?それともこっちのお嬢ちゃんのようにパンツの中はぐしょぐしょかい?(笑)」 「うっ!」 その言葉にアンジェリカの頬と耳が赤くなった。 そして、横を見るとメグミの頬と耳も真っ赤になっていた。 うら若き乙女にとって失禁とは恥ずかしいものだった。 そして、こんな言葉を浴びせてきたこいつらの前でだけでは、絶対に漏らしたくなかった。しかし、股間の湿度は何度かのおチビリでどんどん高くなってきていた。 『もうどうにでもなれ!』 失禁を覚悟して、戦うことを決めたアンジェリカだったが、そんな時、外から大きな声が聞こえた。 「ノーザン共和国開放団だ!恭華様が来てくれたぞ!」 その声に男たちは身を縮めた。 「何!開放団だと?副長の恭華だと!ずらかるぞ!」 男たちは血相を変えて、店を出ようと扉を開けると、そこには旧ノーザン帝国の軍服のようなものを着た者たちが店を取り囲むように並んでいた。 そしてその後ろに馬上の美女がいた。 「ここは、ニューランドだ。私たちはウエスタン合州国の法に従う。しかし、この店はノーザン共和国国民の私有地だ。よって共和国国民の訴えのもとノーザン共和国開放団、恭華・マウントファーが貴様らを粛正する!それが嫌ならば、武器を置いて貴様らは立ち去れ!」 「おぅ!」 数十人の開放団員が恭華の声に呼応して声を上げた。 身の危険を感じた男たち二人はナイフを捨て、一目散に逃げていった。 「何よ…これ…」 アンジェリカは何が起こっているのかわからなかった…しかし、確実なことは彼女の膀胱が限界に近づいているということだった。 ジュッ…ジュッ… 「うっ!しまった…安心したら、尿意が…」 大きな第二波が彼女の股間を熱くした。そして、股間にはシミが浮かびあがった。 その股間のぬくもりにトイレまで間に合わないと悟ったのか、アンジェリカは目の前に勝手口があることに気が付き、そこから飛び出し、人通りのない店の裏に回った。 そして… ちゅぃーーーーーっ! 「あああっ…漏れちゃ…っ…た」 ![]() ちゅぃーーーーーっ!しゅぃーーーーっ! たっぷり我慢を重ねたアンジェリカの黄色い温泉はクレパスから次々にあふれ出てきた。 そして、白い太ももを伝い一部はブーツの中に、そして残りはブーツを伝って大きな水たまりを作っていた。 また、ホットパンツの股間のシミも同心円状にどんどん大きくなり、気が付けば大きな扇型のシミになっていた。 ちょろっ…ポタポタ… 「全部…出た…」 アンジェリカは自分の股間のシミと足元に広がる水たまりに赤面した。 「やっちゃった…」 しかし、このまま表通りに出るわけにはいかない… そう思っているとすぐ脇に井戸があることに気づいた。 「助かった!」 アンジェリカは思わず声を上げ、慌てて水をくみ上げ、頭からかぶった。 「ふ〜っ…隠ぺい工作成功…それにしても、WWWPに対抗する組織もあるの?これは結構骨が折れるわね…あっ、もうちょっと出る…」 ちゅっ!ちゅーっ… ずぶ濡れで失禁跡が分からないことに安心したアンジェリカは残尿まで排出していた。 大柄な女性の膀胱容量は恐ろしいものだ。 |