警察物語3 小粒彩VSロシアン美人サンボチャンピョン CC2020年6月29日 警視庁柔剣道場 「せいやっ!」 バシッ―ン! 「そこまで!」 小柄な彩だが、ひときわ動きは鋭く、彼女の格闘センスの高さが際立っていた。 「あ、痛ったたた・・・」 投げられた恭華が腰を撫でながらゆっくりと背中を起こした。 「恭華ちゃん、ごめん。つい体が反応しちゃって・・・」 彩はバツが悪そうに舌を出した。 「本当、ひどーい。大きい声で言えないけど…ちゃんと受け身取れなくて、ちょっとちびっちゃった(笑)」 恭華は彩の耳元でそうささやいた。 よく見ると、恭華のスパッツの股間に親指の爪ほどのシミが出てきていた。 二人はそのシミを見ながら思わず噴き出した。 「剣道じゃ、絶対私が勝つからね。」恭華は微笑みながらそう言った。 「おい、そこ!笑わずにしっかり取り組め!」 教官の大きな声が聞こえた。 警視庁柔剣道場。 今日は若手の婦警を集めた柔道と逮捕術の特別演習だった。 そして、ロシアからサンボの達人も招かれていたので、柔道着の上着と下はスパッツというスタイルでの稽古になっていた。 若く健康的な婦警がくんずほぐれつの稽古。下にはタンクトップを着ているものの道着がはだけるとその胸の谷間が覗いた。 汗にまみれるその若い姿は美しかった。 「諸君!今日はロシアからサンボチャンピョンのナスターシャ・チェルレンコさんに来てもらっている。サンボの技も十分勉強できたと思うが、最後に親善を兼ねて、チェルレンコさんと乱取りをしてもらおうか・・・そうだな、実力では小粒!体重差はあるがやってみろ!」 鬼・教官 鬼が島 丈太郎警部の声が響いた。 「はい!」 彩は大きな声で返事した。 『相手にとって不足なし!空手技は使えないけど、面白そう!』 強敵に内心ワクワクが止まらない彩だった。 「コツブさん、ヨロシクオネガイシマス、デス。」 ブロンドの髪を結わえた175pほどあるロシアン美人がシベリアンハスキーのような瞳で彩を見つめて手を指し伸ばした。 二人は固く握手をして、手合わせを始めた。 大柄なナスターシャに対して、彩は持ち前のスピードで対抗した。 彩は何度かナスターシャの襟を取ったが、彼女の力と技で簡単に振りほどかれた。 『この娘、大きいだけじゃないない…サンボチャンピョンは伊達ではないね。もう一歩踏み込まなきゃ取れない!』 『この娘、早い!でも掴んでしまえばこの小さい体じゃ私からは逃げられないわ!』 二人は体で会話をするように楽しそうに乱取りを続けた。 そして、彩が一歩踏み込んで襟を掴んで投げようとしたが、ナスターシャもその大きな体を彩に絡ませ、体重で押しつぶすようにして、彩のバックを取ろうとした。 「まだまだ!」 彩はそのまま力を抜いて、倒れる勢いを使ってナスターシャを投げに入ったが、ナスターシャはそのまま体を反転させ、彩を縦四方固めのような形で抑え込もうとした。 「危ない!」 彩はとっさの判断で半身そらし、完全な抑え込みを免れた。 しかし、ナスターシャはその大きな胸で彩の顔面をふさぎ縦四方へと向かっていた。 『う・・・うらやましい・・・』 それを見て強面の鬼ヶ島の一本角も少しニョッキしてしまった。 『苦しい…息ができない…でも!』 「うぉー!」 彩は押し付けられる胸を跳ね除けるような大きな声を出し、ブリッジでナスターシャを持ち上げた。 『何!なんてパワーなの!』 ナスターシャは彩の力に驚いたような表情をしていたが、ナスターシャもサンボチャンピョンも意地、必死につぶそうとした。 しかし、彩のブリッジは力強くナスターシャを押し返していった。 「うりゃーーーーッ」 血管がいくつか切れたかも知れないが、とうとう彩はフルパワーのブリッジでナスターシャを持ち上げた! しかし、その時・・・ ぴゅーーーっ! 彩の股間でホースをすぼめて水を放出するような音が響いた。 「彩ちゃん!」 恭華はそれを見て赤面し、思わず声を上げた。 思い切り力を入れたため相当の腹圧が膀胱かかったせいか、彩のオシッコがスパッツを突き破って飛び出してきていたのだ。 しかし、そんなことにお構いなく彩はナスターシャを持ち上げた勢いのまま、彼女を跳ね除け、そのままバックに回り裸締めに入った。 『しまった!』 ナスターシャは振りほどこうとしたが、一瞬遅かった。 彼女が気が付いた時には、彩の締めがナスターシャの首にしっかりと入っていた。これはもう逃げようがない。 それでもナスターシャも最後の意地を見せ、なんと裸締めをされたまま立ち上がった。 絞められ、顔が真っ赤になりながらも、彩に抱きつかれたまま仁王立ちになった。 『このまま後ろに倒れ・・・』 ナスターシャはそのまま後ろに倒れ彩を振りほどこうといたようだったが、一歩及ばず、立ち上がったところで意識が遠のいていった。 「あっ!」 柔剣道場のギャラリーがざわめいた。 シュー―――ッ 大柄なナスターシャにふさわしい大きな音とともに彼女のスパッツの股間から色の濃い黄色の小便があふれ始めた。 その小便はムチムチのふとももを流れ、びちゃびちゃと激しい音を立てながら畳に大きな黄色の水溜まりを作った。 そしてナスターシャは自分の小便の池に膝から落ちた。 「そ、そこまで!」 鬼ヶ島は、ロシアン美人の失禁に隠せないほど大きな角を出してしまっていたが、平静を装いながら仕合を止めた。 ナスターシャはすぐに正気を取り戻した。 彼女は自分の股間を見て、その色白のうなじから耳を少し赤らめたが、すぐに彩を見て、握手をお求めた。 「アヤさん!ツヨイネ。マタ、勝負シヨウ!」 「もちろん!」 彩は右手を差し出し、二人は固く握手を交わした。 もちろん二人の股間は小便のシミが付いていたのだが、なんとも言えないさわやかな光景だった。 「鬼ヶ島警部…」 何故か鬼ヶ島の一本角に頬を赤らめる恭華であった。 |