警察物語 VOL2 小粒彩登場

CC2020年3月7日 都内某所
「今日も平和な一日ね〜。今日は自衛官と合コンなの。楽しみ〜」
池田奏音(いけだかのん)はミニパトのハンドルを握り浮かれていた。
「先輩、ここに配属されてまだ1週間ですけど、先輩、毎日合コンしてません?」

10か月の警察学校を終え、先週3月1日に配属されたばかりの小粒彩が少し呆れていった。



「いいの、いいの。日本は平和だし。私たちの仕事は交通違反をきちんと取り締まっておけばいいの。こわいことやだし・・・」
「先輩!なんで警察官なったんですか?」
彩は少し不機嫌な表情で奏音に聞いた。
「なんでって、パパが警察の偉い人なんだもん…本当は静かにOLしたかったのに…でもね、パパに言って早く内勤に戻してもらうんだ。私、オシッコ近いから外回りはきつくて…」
奏音は屈託ないの笑顔を見せた。
「私も今年24歳。そろそろ彼氏見つけて、早く“寿”したいんだけど、パパがパパでしょ…いろいろうるさくてね。」
奏音は少しさみしそうな顔になった。
彩は、なんだかんだ言ってもこの人も色々抱えてんだなと思い少し納得した。
ブルルッ!
「小粒巡査、ごめん、私、オシッコしたくなっちゃった。3丁目の公園にきれいなトイレがあるからそこに向かうね。」
奏音はその豊満な胸を尿意で少しゆらし、ハンドルを右に切った。

3丁目公園付近
トントンッ!
武藤がアパートのドアをノックした。
「武藤さん、踏み込みますか?」
斎藤は小声で武藤につぶやいた。
「涼子警部、どうする?」
武藤はインカム無線で涼子の指示を仰いだ。
「恭華は階段下で待機。武藤、斎藤、踏み込め!ただし無理はするなヤツは元・特殊部隊隊員だ、発砲も許可する。うまく追い込め。奴は3丁目の公園を抜けて大通り出て人ごみに紛れるはずだ。3丁目の公園の出口には私が待機する。大通り出る前にここで挟み内を仕掛けるぞ!」
黒のRX-7に乗った涼子が無線で冷静に指示を出した。

「いくぞ!」
武藤の声に頷く間もなく、アパートの扉を突き破って大男が飛び出してきた。
「うわっ!」
武藤はもろにそれを食らって吹き飛んだ。
「武藤さん!」
一瞬、武藤に気を取られた斎藤もその大男に軽々と投げ飛ばされた。
ドスン!
「痛ぇ!恭華ちゃん!そっちに行った!」
斎藤は腰をさすりながら起き上がり、大声で叫んだ。

「権藤!待て!」
遠山恭華が拳銃を構えたが、権藤は笑みを浮かべながら無視して、公園側へ走っていった。
「くそっ!丸腰で武器を持たず逃げるものを撃つことはまずいな…」
恭華はそのまま権藤を追った。
武藤、斎藤もそれに続いた。
「涼子!獲物がそっちに行ったぞ!追い込むぞ!」
武藤はインカムで涼子に状況を伝えた。


3丁目公園
ブルルッ
「うーん、漏れる〜。」
奏音はムチムチの太ももをすり合わせながら、シートベルトを外して、ミニパトを降りた。
肉付きのいいエロい尻を左右に振り、首だけ振り向いて彩に待っててと告げで小走りにトイレに向かった。
その姿は滑稽だったがエロかった。
その時、大男が現れた。
「うん!婦警か?」
権藤は制服の奏音が目に入った。そして権藤と奏音の目があった。
また奏音もすぐに指名手配中の凶悪犯・権藤健一とわかった。
いい加減そうに見えて、池田奏音、実は正義感の人一倍強い警察官でもあったのだ。
日ごろから指名手配の写真はよく見ていた。
「権藤健一!逮捕します!」
威勢よく言ったもの、いくら正義感が強くても、気は小さいようで…ガクガク震えていた。
それは恐怖と尿意の両方からくるものだった。
奏音の一言に、一瞬、ひるんだ権藤だったが、ガクガクと震えている奏音を見て、微笑んだ。
「なんだ、姉ちゃん。」
奏音がおびえていると一瞬で分かったので、権藤の表情が一気に変わった。
獲物を狙う肉食獣のような目でゆっくり近づいてきた。
そして元特殊部隊が放つ殺気は凄まじいものがあった。
「ひっ!」
奏音は恐怖で思わず声を上げた。
それと同時に下半身の力抜けていった。
ちゅぃーーーーーっ・・・
奏音は下着に広がるぬくもりを感じる余裕すらなかった。
「うん?」
ホースをすぼめたところから水が吹き出るような音に権藤はいぶかしげな顔をした。
ちゅぃーーーーーっ、じょーーーっ!
権藤は、目線を奏音のスカート辺りに送った。
スカートの間から黄色く太い水流が落ち、太ももを沿って流れ、足元に水たまりを広げていた。
「た、逮捕します…」
奏音は小便も漏らしながら、歯をガチガチ言わせるくらい震えながらそういった。
「逮捕?お前、ション便ちびってるじゃねぇか?はぁん?しかし、よく見りゃエロい顔とエロい体してるじゃねぇか。逃げようと思ったが性欲には勝てねぇ。一発、やらせろ!」
そう言って、股間を大きく膨らまし奏音に近づいきた。そして制服の上着を強引にはぎ取り始めた。強姦も手馴れているのか簡単に奏音の上半身はあらわになった。そして権藤は奏音の白く大きな胸を吸い始めた。



「奏音さん!」

それを見て、彩は夢中で飛び出した。そして無我夢中で権藤にとびかかった。
「うりゃー」
彩は権藤の背中を特殊警棒で殴った。
「うん?」
権藤はゆっくりこっちを向いた。
「き、きかない…」
権藤の鉄板のような背中にはまったく歯が立たなかった。
「おい姉ちゃん、多少ガキぽいが、お前もいい女だな。」
そういってゆっくりと立ち上がろうとした。

「まずい!」
ようやく公園付近にたどり着いた恭華たちは上半身の服をはぎ取られ失禁して倒れこむ婦警と権藤に立ち向かう小柄な婦警が目に入った。
「村下警部!交通課の婦警が二人、権藤と交戦中です。公園入口まで応援願います!」
「わかった、すぐ行く!」
涼子は恭華の無線を受け、RX-7に搭載していたショットガンを持ち、飛び出した。

「この男強い。この巨体、掴まれたら終わりだ…ここは確実にやるか…」
彩はゆっくり立ち上がろうとする権藤に目にも止まらぬ蹴りを連続5回、いや6回も繰り出した。
権藤はガードもすることなくその蹴りを頭で受け止めた。
「ほう、いい蹴りじゃねぇか、ただ早いだけでは俺を仕留めらんぞ。」
権藤がゆっくり立ち上がろうとすると大きな銃声が響いた。
バーンッ
涼子は空に向けて一発威嚇射撃をした。
「権藤!」
恭華たち三人もようやく追いついた。
「もう逃げられんぞ権藤。」
「ふふっ、日本の非力な警察が俺様を逮捕できると、と、と、う、うん…めまいが…」
そう言うと権藤はフラフラになりながら足に力が入らない様子だった。
「まさか・・・」
「そのまさかよ!私の蹴りがきいているのよ。でくの坊!体重差があるからって油断したあなたの負けよ!」
そう言うと彩は膝まづく権藤に恐ろしいくらいの殺気のこもった膝蹴りを見舞った。
「うへぇ」
権藤は堪らず大の字に倒れた。
そこへ彩がマウントポジションを取って、パウンドを始めた。
「私の蹴りはね力で叩き潰すのではなく、衝撃波をね、叩きこむのよ。私のあの蹴りを6発も食らって脳震盪ですんでいるあなたは、バケモノね。でもね私の蹴りはバットを折るような外部からの破壊ではなく、内部からの破壊。早く精密検査しないとどうなるか知らないわよ。」
そう言って激しく画面を殴打し始めた。
「えぐい…」
思わず斎藤はつぶやいた。
「はぁはぁはぁ!奏音さんによくも辱めを受けさせたわね!奏音さんにしたことのツケは払ってもらうわ!」
彩はそう言って大きく拳を振り上げた。
それはまさに殺意のこもった拳だった。
パシッ。
その振り上げた拳を涼子がつかんだ。
「これ以上、やるといくらバケモンでも死ぬぞ。私たちは私怨に飲まれたらダメだ。警察だからな。」
涼子の言葉に、彩は我に返った。どうしても許せなく、顔面にオシッコをかけてやりたかった。しかし、公衆の面前でそういうこともできることなく、ゆっくりと冷静になって行った。
「警部!わかりました。」
そう言って、ゆっくり離れ奏音の方に向かった。
「先輩!」
「あ、彩ちゃん、強いのね。ありがとう。」
そう言って奏音は彩に抱き着いた。

「小粒彩…どっかで聞いたような…」
武藤は見覚えのある顔と見覚えのある名前に記憶をたどっていた。
「恭華、小粒彩巡査について調べておいてくれ。」
そう言って、涼子は黒のRX-7に乗り込んだ。
ブオンッ…エンジンを激しく立てて黒のRX-7、ノワールのRX-7は走り去った。
「小粒彩、うちのチームに欲しいな。頭脳明晰・冷静沈着な遠山恭華。そして並外れた格闘センスを持った小粒彩。凶悪犯罪に対抗する最高のチームにできるな。」










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投稿者:Lemon Juiceさん