雫中学校の秋の運動会。赤と白に分かれて戦う行事の中でも零中学校では他とは違う
少し特殊な競技があった…

その名も「キャンディー口移しレース」

この競技では雫校長の差し入れである「高級千里茶キャンディー」が振舞われ
これを口の中で溶かしきらずに次の選手に口移しして渡すという一風変わったルールが採用
されていた…最後に来る競技だけあってすごい盛り上がりを見せる競技…
その競技は今赤のアンカー零に受け渡される所まで来ていた。

(よし、大丈夫…ボクが走れば勝利間違いなしだ!)
アンカーを務めるのが一年である自分というのはすごく緊張したが、バトンを使った練習
や先輩たちのアドバイスなどのおかげで今はそこまで緊張せずにいられている。
そうなると後の問題は一つ…

(おトイレに間に合うかどうか…!)
この競技では選手たちは高級千里茶キャンディーの利尿作用で必ずトイレに駆け込む事になる。
またアンカーは高確率で一番きつい尿意に襲われ、ほとんどは閉会式まで姿を現す事が出来ず
ジャージ姿で恥ずかしそうに着席する事になるのだ。

(ボクは絶対お漏らししないもんね!)
だから零もそちらを気にして、しっかりと対策を建てていた。
そして呼吸を整えている内に後ろを走っている楓の姿が見えて来る。
(飴は口の中で動かさないようにして動かさないようにすれば大丈夫…!)
飴を出来るだけ溶かさないように受け取ってからのシュミレーションをして
近くまで来た楓を見ていた。
(楓先輩の顔、こんなに近くで見たの初めてかも…)
ドキドキしつつ楓が飴を渡してくれるのを待つ。

楓は少しだけ息を整え、零の方を向くと…迫ってきた楓の唇が零の唇を塞いだ。



チュッ…クチュッ

少しの間二人の唇が触れ合う。しかしその音は軽い物ではなく少し過激な口移しで…

「はむっ…ちゅっ…」(ちゃんと飴渡さないと…零が困っちゃうよね)

「ん…んぅ!?」(か、楓先輩!?何かこの渡し方ちょっと…!?)

どうやら楓はアンカーにしっかり渡そうとするあまり舌まで入れてしまったらしく、
零は少しばかり硬直。冷静さを失ってしまってさっきまで考えていた飴の保存方法は
頭から抜け落ちてしまった。

「いってらっしゃい。頑張ってね?」
(…コクリ)

笑顔を浮かべつつ気付かず送り出す先輩と慌てる後輩。
余計な事が頭から吹っ飛んだおかげか、レースは見事一位で勝ち抜く事が出来たのでした…

「おめでとうございます!見事一位を勝ち取った赤チームに拍手を!」
パチパチパチパチ…!

「はあ、はあ、はあ…!」
拍手や喜ぶ声が止まぬ中、ゴールした後もそのまま走り抜けた零。

「くっ…立ち止まらないと、波が来ちゃう…」
しかしその足取りは落ち着きがなく、もじもじとしていた。
結局ほとんどの飴を舐めてしまったため、利尿作用があっという間にでてしまったのだ。
今の零の膀胱にはおしっこがたっぷりと量産されていて、
時々立ち止まって我慢しなくてはならない時がある程だった。

「うう…先輩があそこまでするなんて思わなかったよ!」

少し顔の赤いまま彼女はトイレを目指している…訳ではなかった。

(多分室内トイレは行列が出来てるだろうし、仮設トイレも多分人がいる…!
出来るだけ飴を舐めずに我慢して並んでからトイレに入ろうと思ってたけどこれじゃ無理…)

校舎裏で立ち止まると、零はきょろきょろと辺りを見回し…

(それなら…)「よいしょ…!」

大胆にも下着とブルマを同時に脱いでしまう。

(もう、この辺りでしちゃうしかないかな…)

どうやら野ションしようと踏み切ったようで、近くの茂みに身を潜めた。

「よし、後ちょっと…ひゃあんっ!?」

そのまま身を屈めようとした所で雑草の先っぽがアソコに当たってしまい、
変な声を上げてしまう零。しかしそれは今の零のダムを決壊させるのに十分な衝撃だった…

シャアアアアアア〜ッ!

「ふわああ…出ちゃった…」

中腰の恰好で茂みに入りきらないまま野ションを始めてしまった零。
しかし利尿作用のせいかたっぷりと出るおしっこの前ではそれは些細な事だった。

シュイイイイーッ…!

「はああ…(こんなに我慢してたんだ…ボク…!)

とろんとした目でたっぷりと我慢したおしっこが流れ出る様子を見る零。
利尿作用と運動会中に我慢していたおしっこが
茂みからぴょこんと飛び出た丸みのあるお尻からアーチを描くように
校舎裏の壁と地面に叩きつけられていく。

シューーーーーッ…
ジョロロロロ…
「ん…まだ…まだ出てる…止まんない…」
衰えを見せないおしっこはまだまだ止まらず、
いつの間にか二つのアーチが地面に広がる水溜りを大きくしていた…

「…あれ?」
何故か増えていた水しぶきに疑問を抱き、零が周りを見ると…

「「あ…」」
すぐ横でおしっこしていた楓と目が合った。

シューーーーッ…
ジョロロロ…

しばらくの間、周りには二人の放尿音だけが響いていた。
そしてどちらからともなく口を開き…
「あ…あの…」「な、なに?」

シィ―――…
シャーーッ…

「楓先輩も…ですか?」「…うん…」

「私も…我慢出来なくて」「私も…ちょっとトイレ並んでたんだけど間に合いそうになくて」

「そうですか…」「ご、ごめんね…?」

「ボクも我慢出来なかったので、たぶんお相子かなって…」「そっか…」

気まずげに、しかし途切れる事のない会話が続く。
結構話していた知り合いが自分と同じく我慢出来ず野ションしていたという事実は、
恥ずかしくもどこか親近感を得られたようで、
おしっこが途切れるまでの間、二人の会話は続いたのでした…

おまけ

(まさか先輩もだったなんて…びっくりしちゃったな…)
楓と別れた後、少しボーっとしながら歩いてと校舎裏から戻る零。

(野ションしてた時の先輩…赤くなっててちょっとかわいかったな…
リレー中はあんなに真剣な顔してたのに…)

ふと零の頭にあの時の過激な"口移し"がよぎる。

「あの時の先輩の唇…柔らかくて…とっても…」(キュンッ)

「って何考えてるんだボク!?」

慌てて思考を元に戻す零。しかし体は正直で、心臓が高鳴ってしまうのを止められず…

「!?あ、あれ…?またおしっこが出ちゃう!」

それと同時に湧き上がる尿意。どうやら残っていた利尿作用がまだあったようで、
体が震えるのを止められない零。

ジョボボボボ…
「あ〜ん!また出ちゃったよ〜!」

お尻をぷりんと出してまたもや校舎の壁に染みを作ってしまった零でした。

この後野ション開始前からずっとブルマとパンツを脱いでいたためか履くのを忘れいて
両方とも落としてしまい、校舎まで戻ってからようやく気付き
お尻丸出しのまま慌てて校舎裏に取り戻る事になったのだが、これはまた別のお話…










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投稿者:マ太郎さん