テキサスの少女 CC2019年5月1日 広大なテキサスの大地に太陽の日差しが差し込み、景色が一気に色づいて行った。 窓からも日差しが差し込み、まどろみの中にいる少女の顔を照らした。 少女はまぶしそうに寝がえりを打ったが、何やらいつもと違う感触を感じたようだった。 「うっ?」 その心地悪い感触が何かに気付くまで、一瞬だった。 股間から尻、背中に広がるこの不快感・・・ ガバッ! アシュリーは慌てて、ブランケットをめくった。 そこには薄黄色く染まったシーツがあった。 そして、よく見るとジャージ素材のホットパンツの股間と尻、タンクトップの背中まで黄色く染まって濡れていた。 「あちゃー!久々にやっちゃった・・・・」 ぽっと顔を赤らめ、濡れたタンクトップとホットパンツ、パンティを脱いで、クローゼットからタオルを引っ張りだした。 17歳の女の子にしては大きな胸が揺れていた。 彼女は慣れた手つきで、太ももから尻、そして剃毛されたクレパスについた尿を拭き取った。 「もう来月18歳のなのに・・・大学に行くまでに治るかな・・・」 アシュリーは自問していた。 とりあえず、膝上まである裾の長いTシャツを着て、汚れた服をかごに入れ、そして世界地図の描かれたシーツを持って庭にでた。 庭に出るとテキサスの朝の風がアシュリーの頬に心地よく当たった。そして、下着を着けていない股間にも心地よい風が吹き抜けていった。 湿った股間に乾いた風が気持ちよかった。 「おはよう、アシュリー。」 アシュリーによく似た顔の女性が彼女に声をかけた。 「おはよう、お母さん・・・」 アシュリーはバツが悪そうに舌を出した。 「あらら・・・アシュリー、久々にしちゃったのね(笑)、気にすることはないわよ、おねしょくらい。治らなくても生きていけます。」 アシュリーの母・クリスティーナ・バーナードは満面の笑みで言った。 「でも・・・彼氏とお泊りもできないし・・・」 アシュリーは唇を噛みながらうつむいた。 「大丈夫!アシュリーはかわいいから大丈夫!」 「さぁ、貸しなさい」 クリスはそういって、アシュリーのシーツを引っ張り、洗濯ロープにかけた。 「うん、立派な世界地図!気にしない、気にしない。」 「お母さん!ここは目立つから、見えないところにして!」 アシュリーは顔を真っ赤にしていった。 「はい、はい、じゃあ後で納屋の陰に干しておくわ。」 「ところで、お母さん、今日は朝早くから洗濯物なのね?」 冷静になったアシュリーは、少し不思議に思い、何気なく聞いてしまった。 「えっ、あ、あの・・・今日は午前中から出かけるから・・・あの、そのちょっと早く洗濯済ませておくかと思ったのよ。」 何故か少し狼狽気味に応えるクリスであった。 それを二階の窓から見ていたのが、五つ年下の弟、アーサーだった。 「アシュリーのやつ、また漏らしたな・・・この前、牧場でシバかれた仕返しをしてやる・・・」 そういって、スマホでおねしょシーツとアシュリーの2ショットをおさめた。 この前の仕返しとは、アーサーはその友人2人に、アシュリーがよく野ションする場所を教え、姉の放尿姿をのぞける場所の情報を彼らに5ドルで売ったのだった。 しかし、草むらに怪しく動く野球帽に気付いたアシュリーに3人ともとっちめれ、3人ともおちんちんを細い縄で、牧場柵に縛り付けられたのだった。 その姿は、アーサーの大好きな、近所の同級生の女の子・ジュリエットたちにも目撃され、恥ずかしく悔しい思いをしていた。 アーサーはアシュリーのおねしょを見て、仕返ししてやろうと思っていた。 朝食は、家族4人と愛犬のリンカーンで食べるのがバーナード家の慣習だった。 父・ケントも起きてきて、楽しそうな朝食を迎えていた。 ケントはゴリゴリの西部男というより、優しい田舎のアメリカ人といった温和な顔立ちをしていた。そんなケントが娘のアシュリーを励ますつもりで余計なことを言ってしまった。 「アシュリー、おねしょなんて気にするな。もうすぐ治るよ。」 満面の笑みで言ったが、それがアシュリーの感に触った。 「もう!お父さん、デリカシーなんだから!」 年頃のアシュリーは頬を膨らませた。その横で、アーサーが「おねしょ女(笑)」と言って、今朝の写真をスマホに映し出して、姉をからかった。 次の瞬間、アシュリーの右ストレートが、アーサーの顎を捉えた。 椅子から転がり落ち、泣くアーサー。 「アーサー!喧嘩もできない弱虫が調子に乗るな!」 アシュリーは顔を真っ赤にして、中指を立てた。 「もう、アシュリー・・・そんな下品なポーズはやめなさい・・・」 キッチンからオタマもってクリスが騒ぎをかぎつけてやってきた。 「そうだぞ、少しは女の子らしくしないと・・・アーサーから聞いたぞ、たまに牧場の隅でトイレを済ませているそうじゃないか・・・もう18歳なんだからもう少し女の子らしくしないとだめだぞ。」 ケントはやさしいが娘の気持ちがまるで分からないのか、またデリカシーの無い発言をしてさらにアシュリーを怒らせた。 「お父さん!今は、その話は関係ないでしょ!」 アシュリーは、食卓テーブルを勢いよく両手で叩いた。その振動で、アシュリーの大きな胸が揺れた。 「ごめん、ごめん。おねしょはゆっくり治せばいい。なんせ、お母さんも、未だに数年に1回、たまにするからな・・・昨晩も久々にしたしな・・・これはしょうがない・・・でも、外でするのは・・・」 慌て取り繕うケントだが、また別の地雷を踏んでしまった。 とことん気の利かない男だ・・・ 「えっ?」 アシュリーは母の顔をちらっと見たが、そこにはいつもの優しい母の笑顔はなかった。 そしてケントは、背後に殺気を感じた。 「あ・な・た・・・それは、な・い・しょ・って約束でしたよね・・・」 クリスの表情はいつもの優しい笑顔ではなく、真っ赤紅潮させ、また目は三角に吊り上がり、オタマを握り締めて立っていた。 「い、いや、その・・・お、お母さんも、ハイスクールのころ、よくおねしょ、してたなぁって・・・」 「あ・な・た・・・!あ・と・で・・・」 クリスにそう耳元でささやかれ、ケントの睾丸は縮みあがってしまった。 アシュリーのおねしょ癖と喧嘩の強さはおそらく母親譲りなのであろう・・・そう考えるとこの後のケントの運命が思いやられる。しかし、自業自得・・・ アシュリーとアーサーは母親の殺気に失禁しそうになりながらも、ダイニングを離れた。 「そ、そろそろ、学校行こうかなぁ・・・」 アシュリーはさっきまでいがみ合っていたアーサーに言った。 「そ、そうだね、アシュリー・・・バ、バスの時間もあるしね・・・・」 二人は、クリスの迫力に停戦協定を結んだかのように仲良く、家を出ていった。 こうして、バーナード家の一日が始まった。 納屋の陰には、大きな世界地図を描いたシーツが2枚、テキサスの乾いた風にたなびいていた。 アシュリー・バーナード、もうすぐ18歳になる女の子。 ムチムチグラマーなテキサス美少女。 喧嘩が強く、おねしょ癖の治らないことを除いては普通のかわいい女の子である。 |