クレアVSブレンダ 2年前、クリスマスホリデー前、ニューヨークのイベント会場に向かう途中 ABC報道クルーはクリスマス休暇を前に込み合う道路を1台の大型ワゴンで進んでいた。 明日、封切りされる映画のイベントの司会だった。 「どうなってんだ!これじゃ間に合わん!すぐにセッティングできるようにした準備しておけ!」 ディレクターのジャック・ローが時計を見てあわただしく、撮影クルーに指示を出していた。 「クレア、マフィアの仕事も大切だが、今日はあのブレンダ・カラーの映画のプロモーションだぞ!とちったら、俺は上から大目玉だ!」 ジャックはクレアに当たった。 しかし、クレアは平然とした顔をして、映画があらすじやブレンダの過去のアカデミー受賞作品について整理をしていた。 「大丈夫、ギリギリ間に合うわよ。まったく報道の私たちをプロモーションに使うなんて、上も上ね。」 クレアは、資料に目を通しながら、長い髪を結わえて応えた。 「まぁ、しょうがないだろ。若干27歳とは言え、あのカラー家のご令嬢で、うちの上にも圧力がきく、また今や我が国のトップ女優だ。さらに、あのアカデミー監督、ルーカバーグ監督だぞ!その最新作を報道するには、全米若手NO.1キャスターのクレア・L・マスターソンしかいないだろう。」 ジャックは自分を納得させるようにそうクレアに告げた。 「“若手”は余計ね。私はNo.1よ。」 そういって不敵な笑みを浮かべたが、その笑顔は一瞬で曇った。 「それはそうと、お化粧室行く時間あるかしら?さっきの取材長引いて、結構・・・その・・行きたいのよ・・・タイムズスクエアの前の特設会場って、この寒い中、何考えてるのって感じ・・・」 そういってグレーのスラックスの太ももを少し擦った。 「うん?うんこか?」 ジャックはわざとイヤないい方をして、クレアを茶化した。 「もう、相変わらずデリカシーないんだから・・・オシッコの方よ!」 そういって持っていた資料をジャックに投げつけた。 2年前、クリスマスホリデー前、ニューヨークのイベント会場控室 「この衣装で外の会場にでるの?12月のニューヨークよ!何考えてるの!」 ブレンダはマネージャーに少し腹を立てて文句を言っていた。 「すいません・・・ブレンダさん。この映画の監督はお父様が大変お世話になったフランシスコ・GM・ルーカバーグさんなので、ご無理を引き受けてください・・・」 マネージャーはすまなさそうに言った。 「まったく、この衣装、一度着ると脱ぐの大変なのよね。まぁエンターテインメントだからしょうがないけど・・・」 そして、少し顔を赤らめた。 「やっぱり、怒ってます?監督のこと・・・」 心配そうにマネージャーのダットンは大きな体を小さくして聞いた。 「当たり前でしょう!演出とか言って、あんなひどいことするんだもの。お父様との関係がなかったらハリウッドから消し去ってやるわ!」 ブレンダは顔を真っ赤にして怒鳴った。 「そうですねよ・・・まさか映画で本当にお漏らしシーンを使うとは・・・」 「ダットン!言うな!」 「ハイ!」 ダットンは気を付けをしてかしこまった。大きな体を必死に縮めているようにも見えた。 どういうことがあったかというと、映画では銃を突きつけれた主人公が、恐怖のあまり失禁するというシーンがあった。 大物女優になっていたブレンダ側はそんな恥ずかしいシーンは嫌だと猛烈に断ったが、監督が演出上絶対必要だというごり押しで採用。しかも、おもらしはCG加工するというものだったので、ブレンダ側は父親との関係もあり、渋々了承した。 しかし、リアルを追及することで有名なルーカバーグ監督は、脱ぎにくいつなぎのようなホットパンツの衣装を利用し、トイレを申し出るブレンダにOKが出たらと言う条件で撮影を引き延ばし、本物の尿を漏らさせたシーンの撮影に成功したのだ。 これは公開前から話題になり、一部のマニアは股間を、いや期待を膨らませて公開を待っていた。 このいきさつもあって、ブレンダは相当いらだっていた。 「それにしても、撮影クルー遅いわね?」 手元にあったコーヒーを飲みながらダットンに言った。 「ハイ、もともと撮影は1時間後ですから・・・」 「なに?15時から?私は14時30分と聞いていたわ?どういうこと?」 ダットンに詰め寄るブレンダ。 「は、はい。撮影クルーとの時間調整で昨日、30分後ろ倒しになったそうです・・・」 「ダットン!」 「ハイ!」 「早く言え!」 とダットンのケツを蹴り上げるブレンダだった。 この30分がこの後の悲劇の伏線となった。 猛烈に冷え込む12月のニューヨーク・・・・ そして、二人の美女の膀胱は来たる悲劇に向けて徐々に膨らんでいくのであった。 タイムズスクエア前、イベント会場 イベント会場には多くのマスコミが全米だけでなく、全世界から集まっていた。 日本からはキャストラTVの和久いずみも派遣されていたようで、彼女の姿も見えた。 まずグレーのスーツに身を包んだクレアが登場し、冒頭のあいさつを簡単に済ませ、ルーカバーグ監督とブレンダを呼んだ。 「それでは、今回の『ジャスティス・ガール』の監督、巨匠・ルーカバーグ監督とオスカー女優・ブレンダ・カラーさんにご登場いただきましょう!」 会場は割れんばかりの拍手が起こった。 「うーっ、この歓声と拍手の音、膀胱に響く・・・!」 クレアは結局トイレを済ませる時間がなく、到着するや否や、会場入りしてしまったのだ。 彼女の膀胱は異常に膨れていた。 顔色も少し青白く感じられた。 クレアはふくよかな大陰唇を固く閉じ、尿意をこらえていた。 そして、ルーカバーグ監督にエスコートされ、ブレンダ・カラーも登場し、人気女優の登場に一気に湧いた。 ブレンダの出で立ちは映画の衣装で、ブルーのホットパンツとぴったりしたタンクトップを合わせたようなつなぎに、白の大きなベルト、白のブーツ、そしてホワイトレザーのライダースジャケットのようなものだった。 一歩間違えれば、ダサダサだが、さすがはハリウッドの一流チーム、その衣装は格好良くしがっていた。そして色白でスタイル抜群のブレンダは本当によく似合っていた。 しかし、そのぴったりとした衣装は彼女の下腹部の膨らみも隠せないでいた。 「声、響く・・・ちびっちゃいそう・・・」 ブレンダは顔をしかめそうになりながらも必死で笑顔を振りまいた。 ハリウッドの巨匠監督、人気絶頂の大物女優、全米No.1敏腕美人キャスターの登場に大いに会場は湧いていた。 「ブレンダ・カラーさん、こ、今回は今までにないアクションにもチャレンジされていますが、・・・」 プロモーションはクレアのインタビューと言う形で始まった。 始まったとき、すでにブレンダは限界に近く、額には脂汗がにじんでおり、寒空にさらされた白い太ももをスリスリとしていた。 「この娘、オシッコ我慢している・・・」 インタビュー中にそう気づいたクレアはお互いのために早く終わらせようとインタビューを工夫し始めた。 インタビューが5分ほど終わったところで、クレアは次のように切り出した。 「こ、声が震えますね。ブレンダさんの衣装も寒そうですし、いったん、休憩をはさんで他の記者の皆様からのご質問を受けたいと思いますが・・・いかがでしょう?」 当日の気温はマイナス5度。 誰もが納得すると思ったクレアはそういって舞台袖にはけようとした。 ブレンダは目でクレアに感謝を表して、モジモジとしながら足を半歩引いて、控室に向かおうとしたが・・・ 「いや、せっかくだから、あと10分くらいなら続けましょう。私はこの後、ハリウッドに戻らないのといけないので時間がないんだよ。」 ハリウッドの巨匠がゆっくりと威圧感のあるしゃべり方で二人を制止した。 クレアは一瞬、躊躇したが、ルーカバーグ監督の威圧感に負け、イベントを続けることにした。 ブレンダは顔面蒼白になりながらも、女優魂で笑顔を振りまいた。 「それでは質問いいですか?」 寒空の中、待たされた記者団からも質問が出始めた。 クレアも下腹部がジンジンとしびれるほどの痛みを伴う尿意になっていたが、お尻にきゅっと力を入れて堪えながら、質問をさばき始めた。 一方、ブレンダのダムは決壊しそうな雰囲気だった。 もうじっとしていられないのか、白く長い脚を前後の動かしたり、交差させたり、また時折、お尻をつねるようなしぐさをしてみたりと一部の人は彼女が尿意をこらえていることに気付き始めた。 「まずい・・・このままではここで漏らしてしまう。何とかしないと・・・」 焦るブレンダ。 しかし彼女の尿意は限界を超え始めてきた。 ジュワッ。 「うっ!」 ブレンダの顔が一気に引きつった。 少量の尿が漏れたのだ。 慌てて、両手を股間に当てた。 ずっと股間に手を当てているのも不自然なので、ゆっくりとその手を外した。 そして、恐る恐る股間をみるブレンダだが、まだ外から明らかになるほど濡れていなかった。 ブレンダは少しほっとしたがそれも束の間、両手を話したことで開いた水門からチョロ、チョロと漏れ出す尿が股間を温めて始めていることに気付いていた。 「まずい・・・」 ブレンダは体に力を入れキューっと両太ももを締め、水門を閉じようとした。 クレアも下腹部の不快感が急激に強くなり、ちょっとでも気を緩めたり、何かショックが与えられると失禁することは間違いなかった。 しかし、目の前にもっと切迫したブレンダを見て「何とかしないと」という気持ちにもなっていた。 「この娘を救ってあげないと・・・それに私も・・・」 クレアの膀胱から一瞬、少しの尿が飛び出た。 「あっ!」 思わず声をあげてしまった。 じゅわぁ〜 クレアの股間にも生暖かいものが広がった。 幸いクレアも外には染み出ていなかったが、もう今すぐにでもトイレ駆け込まないとおもらしは必至だった。 司会をしているが、声も上ずっているのが分かった。 クレアは自分とブレンダのために意を決して、インタビューを打ち切ることにした。 「そ、それではみなさん、気温も相当下がってまいりましたので・・・」 そう言った瞬間だった。 じわぁ またクレアの股間に暖かいものが広がった。 今度はよく見たらグレーのスーツのズボンにも少しシミができていた。 慌てて脚をクロスし隠すクレア。 記者席で見ていたジャックも気付き、目線を送ったがクレアは「大丈夫!」というような目線を送った。 しかし、シミまでできているのだ、彼女の悲劇は刻一刻と近づいていた。 「気温も、下がってきましたので・・・・最後にジャスティス・ガール決めのポーズでお願いします!」 一瞬、ブレンダはぎくっとしたが、これは監督のこだわりのどうして避けては通れないお約束だった。 クレアも「ごめん」と言った表情をしていた。 ブレンダも唇を震わせながら、「頑張る!」と言ったような目線をクレアに送った。 そして・・・ 「ふーっ」 ブレンダは大きく深呼吸をして、尿道口を締めることに集中した。 「闇に蠢く悪の者ども、ジャスティス・キック?」 ブレンダはハイキックを決めたが、その時、一気に尿が吹き出てきた。 慌てて脚を下し、前かがみになり、両手で股間を押さえたが、時すでに遅かった。 ちゅぃーーーーっ・・・ジョロジョロッ・・・・ という音が会場に響き渡った。 「おっーーーっ」と会場がどよめき、一斉にフラッシュが焚かれた。 クレアの目の前で、ブレンダは太ももを強く閉じ、そして両手は股間を強く押さえたままお漏らしをしていた。 ブレンダの白い指の隙間から黄色く臭い尿が湯気を立てながらどんどん溢れてきた。 「うっ、うっ・・・」 顔を真っ赤にして股間を押さえたまま固まるブレンダ。 足元には黄色い水たまりが湯気をあげていた。 全部漏らし終わったようだが、固まったまま動かない。 そして、それを見たクレアも「もらいお漏らし」をし始めた。 「う、嘘!いやっ!」 ブレンダの放尿音がクレアの限界まで我慢した脳に間違った指令を与えたのか、クレアの尿道口もクレアの意志に関係なく開いてしまった。 じゅーーーーっ、じゅーーーーっ、シューーーーーーっ!シューーーーーーっ! こちらも激しい音を立てて尿が漏れ出した。 「あ、あ・・・っ・・」 こちらは呆然と突っ立ったまま失禁をし始めた。 股間から太ももにかけてシミが広がり、スラックスの裾から湯気をあげながら大量の尿が零れ出した。 「おっーーーっ」とまた会場がどよめき、今度も一斉にフラッシュが焚かれた。 お漏らしをしながら呆然と立ち尽くすクレアだった。 すぐにダットンがステージに現れ、固まっていたブレンダを控室へと連れて行った。 ざわつく会場・・・ クレアも早くこの場を逃げたかったが、ここで逃げたら「お漏らしキャスター」のレッテルを貼られる。 クレアは必至で言い訳を考えた。そして・・・ 「は、はい、皆さん、驚かれたでしょう?このお漏らしは演出です!劇中のブレンダさんのおもらしシーンが話題になっていたので、おもらしに似せた液体を仕込んでいました〜。」 シーン・・・・ 会場は静まり返った。 そして、誰もクレアのいうことを信じていない様子だった。 「それでは、明日からの公開の『ジャスティス・ガール』よろしくお願いします!」 そういって股間にシミを作ったまま、ステージをはけた。 翌日、この話題は全世界を駆け巡り、「本物か?演出か?」の話題で持ちきりになった。 マニアの間では「絶対、本物だ!」とする本物派と「興行のための演出」とする懐疑派に分かれバズった。 そして「演出」の意見も多く出たため、演出のための疑似お漏らしだとするTV局はこの映像はニュースで流した。 また、クレアもブレンダも「演出で、尿は偽物」と言い張っている。 しかし、ルーカバーグ監督は股間を膨らませながら「観る人にお任せします。」と薄ら笑いを浮かべるだけなのだ。 |