「ミゾレさん!レッドコブラの一味が塔に登ってきます」 マユミは半泣きで失禁しながら叫んでいた。 隣ではレイカが窓の外に火炎瓶を投げている。 ミゾレも窓の外に向かって火炎瓶を投げていたが、マユミの声に気が付き火炎瓶を持ち、慌ててマユミが守る時計台の内階段の方駆け寄ってきた。 「えいっ!」 ミゾレは手に持っていた火炎瓶をどんどん階段へ放り投げていく。 面白いようにレッドコブラの一味を撃退できた。 しかし、気が付けばその炎は脚に引火していた。 慌てて消そうとするがなかなか消えない。 「どーしーよー」 ミゾレは焦って足をバタつかせるが、全然消えない。 そうこうしているうちに猛烈な尿意が襲ってきた。 「そうだ!オシッコしちゃえば消えるのだ!」 ミゾレは猛烈な尿意と炎の両方を解決できる手段として放尿をし始めた。 もちろんズボンを履いたまま・・・ シューーーーーーっ! じわじわと股間に温もりが広がる・・・・ そして脚の炎を消していくが、妙にリアルな温もりが股間に広がった・・・ さらに、それはお尻から背中に広がった。 はっと気が付くミゾレだった。 ガバッ! ブランケットを跳ね除け、背中をあげるとホットパンツの股間から黄色い液体が溢れれ出ていた。 慌てて止めたが、時すでに遅く、股間には扇形のシミ、お尻から背中までオシッコでぐっしょり濡れていた。 「ウソッ!」 ![]() 25歳にもなって失禁をしてしまった自分にショックを受けるミゾレだった。 しかしこれからが大変だ。 レイカとマユミが住み込みで働いているため、隣の部屋には二人が寝ている。 彼女たちに気付かれずに洗濯に行かなくてはならなかった。 しかもミゾレの店は朝方まで営業しているパブなので、外はまだ真昼間! この濡れたシーツを干すのも人目に付く・・・しかし洗わないわけにもいかない。 またさらに残尿感もあり早く残りを排尿したかった。 「まさか・・・私がおねしょとは・・・」 濡れたホットパンツと下着を脱ぎ、バスタオルを腰に巻き、シーツに下着などをくるめて1階に降りた。 そしてそっとパブの裏戸をあけ、井戸のすぐそばにある水浴び部屋(今でいうとシャワー室のようなところ)にこっそり入ろうとした。 「おはよう、ミゾレさん、今日は早いね。」 ギクッ! ミゾレはその聞きなれた声に残尿をちびりそうなくらい驚いた。 振り返るとそこにケツがいた。 どうやら今日は早めに仕入れを済ませ、いつもより早く店に到着したらしい。 「あっ、ケツさん、きょ、今日は早いですね・・・」 濡れたシーツに気付かれないようにぎゅっと強く握って濡れた部分を見せないように必死になるミゾレだった。 「あれ?洗濯?今日は早く目が覚めちまったし、店のタオルとかまとめて洗おうと思ってたから一緒に洗うよ。」 と親切心ほど残酷な言葉はなかった。 「いや、その、あの・・・これ私のシーツですから自分で洗うので・・・そのいいです!」 ミゾレはしどろもどろになりながら顔が真っ赤になった。 そして残尿の方は出口を求めて尿道へとすり抜けてきた。 「あっ、そう?」 と怪訝な顔をするケツ。 そして何故かシーツを持って水浴び部屋に入ろうとするミゾレにケツは首を傾げた。 「ミゾレちゃん・・・まさか、水浴び部屋で洗濯するの?」 「いや、その・・・体洗うついでに一緒に洗っちゃおうかなって・・・ケツさんに私のシーツ洗わせるなんて申し訳ないし・・・西部一のバーテンさんにそんなことはさせられませんよ(笑)」 必死に笑顔でごまかすミゾレ・・・しかし、ケツは無神経なほど親切だった。 「なに言ってんだよ。ミゾレちゃん、シーツの一枚くらい遠慮するなよって、貸しな。」 そういってミゾレのシーツを引っ張った。 「あっ!」 急にケツが引っ張ったのでシーツが広がった。 「いいから、洗っといてあげるよ。」 そういってシーツを引っ張るケツだが、何やら濡れた感触を感じた。 「うん?」 そういってゆっくりシーツを広げると黄色く大きな世界地図が見えてきた。 ばさっ! さらにシーツにくるまっていた汚れたパンティとホットパンツが足元に落ちた。 目を合わせ、会話に詰まる二人・・・ 「いや・・・なんだ・・・あの・・・やっぱり、タオルだけにしよーかなー」 とはぐらかすケツ。 その目の前には腰にバスタオルを巻いたミゾレが突っ立ていた。 「ミゾレさん!すいません!俺は何も見てない」 というケツだが、そんなことを言われた方が傷つく。 乙女心が全く分かってないケツだった。 「そういうことで!」 そういってミゾレはシーツを引っ張り、しゃがんで地面に落ちた下着などを拾った。 その瞬間、我慢をしていた残尿がもう発射寸前になり、慌てて立ちあがりケツに背を向け水浴び部屋の方を向いた。 その瞬間・・・ パサッ・・・ヒラヒラ・・・ 「いやん!」 ミゾレの腰に巻いていたバスタオルがはだけて落ちた。 白く張りのある尻がプルンと顔を出した。 その尻にくぎ付けになるケツ。名は体を表すというが、めっちゃ揉みたくなったようだった。 しかし、この世界のケツは紳士なバーテンダー、ぐっとこらえてケツのワインボトルがズボンにテントを張った。 恥ずかしのあまり、その場にしゃがみこむミゾレ・・・しかし、その体勢がまずかった。 ちゅぃーーーーっ。 ![]() 尿道を通り抜ける激しい音とともに残尿が溢れだした。 「こっち見ないで!」 「は、はい!」 ケツは慌てて後ろを向いた。 残尿を出し切らないうちにミゾレは恥ずかしくて走りながら水浴び部屋に入っていった。 放尿途中で走ったので、尻から流れた尿は太ももにびしょびしょにし、地面に点々とおもらし痕を作った。 ケツはこのことは誰にも言わないと誓うのだった。 |