キャストラウエスタン ノワール 第3話後編 「インディアンの娘(リナ篇)」 レッド・コブラ ダットンのテント 大きなテントが3つ立ち、そのそばには格子の荷馬車が止まっていた。 格子の荷馬車の中には、若い女たちが7,8名詰め込まれていた。 グレッグに差し出される女たちだった。 長い者で5日ほど閉じ込められており、糞尿は垂れ流しのため異臭を漂わせていた。 「おい、明日はグレッグ様へ差し出す日だ。あとで女たちを洗うぞ。その前に水でもぶっかけとけ!」 そんな会話が聞こえてきた。 一方、リナは大きなテントの中に囚われていた。 両手を天井から吊るされ、テントの中心部の柱に両脚を縛り付けられていた。 もう何時間経っただろうか?縛られているだけで何もされないのが不思議で仕方なかった。 食事は乾パン一切れが与えられ、水分は十分採らされていた。 そして日が暮れていった。 そのまま時間が過ぎパーティが寝静まった深夜にボスのダットンのテントだけ灯りがついていた。 大柄男は縛られたリナを見ながら酒を飲みイチモツを出し、マスターベーションをし始めた。 「グレッグの命令じゃなかったら、今すぐダットン様がいただくのだが、今日はマスで我慢しておくぜ、へへへ。グレッグに、どうしても若いインディアンの娘を入れろといわれたのでな。お前を汚すわけにいかねぇんだ。お前の妹を捕まえておけばどっちか味見できたのにな、へへへ。まずは服を着たままのお前で楽しんでやる。そろそろ・・・したいんだろ?」 大柄な男は大きなものを上下にしごきながらリナを見ていた。 「変態野郎!マスかいてんじゃねーよ。」 リナは気丈にふるまった。 「強がるなよ。もう漏れそうなんだろ?お前を捕まえてからもう12時間は経つぜ。それに俺、そういうの好きだからわかるんだ・・・我慢してんだろう」 リナは一瞬顔を赤らめた。 その男の言葉は図星だった。数時間前から下腹部が重くなりリナの尿意は限界に近づいてきていた。 「変態!」 リナはそう言い放ったが男の言葉で一層、尿意を意識してしまった。 モジモジと健康的な太ももをすり合わせ尿意を堪えた。 男は、そんなリナの股間の前に、顔を近づけた。 「ホラ、漏れそうなんだろ?出してみろよ。」 そう言って、下腹部を強く押した。 「いや!やめろ!」 リナは顔しかめ太ももを固く閉じ、自由のきかない中で出きる範囲、精一杯、体をひねらせ溢れそうな尿を堪えた。 ダットンは目を丸くして、ショートパンツの股間をみたが、まだシミはできていなかった。 しかし、今の一撃は聞いたのか、リナの額にはジワジワと脂汗がにじみ始めた。 「おー耐えたねぇ、次はどうかな?」 そういうと下腹部、ちょうど膀胱の上を小刻みに押し始めた。 リナは押されるたびに尿が溢れそうになった。 振動に合わせて尿道口から飛び出そうになる。 「ウっ、ウっ、ウっ!」 リナのうめき声がダットンの手の動きに合わせて聞こえた。 「ホラ、どうだ、ホラどうだ」 イヤらしい笑いを浮かべサディスティックに攻め続けた。 ジワジワっ、リズムに合わせて下着に暖かいものが広がった。 しばらく続けると、リナの茶色のショートパンツの股間に一点の黒シミができた。そして、そのシミは一気に広がり、ショートパンツの裾からは黄色い尿が太ももに伝い落ちていった。 シミは見る見るうちに扇形に広がった。 シューーーーーーっ、シューーーーーーっ テントに若い女の放尿音が響き渡った。 そうリナはこらえ切れず、とうとう小便を漏らしてしまったのだ。 若い健康的な女の尿は匂いがきつく、狭いテントいっぱいに琥珀に香る甘美な香りがした。 大量の尿は、足元に大きな水たまりを作る一方で、太ももからブーツに流れ込んでいった。 ブーツに溜まった尿は股間の温もりの比にならないほど気持ち悪かった。 股間の濡れた不快感、ブーツの中の気持ち悪さからリナは言いようのない惨めさを感じていた。 「ちくしょーっ・・・」 恥ずかしそうに唇をかむリナ、それを見て自分を慰めるダットンだった。 「おお、いい匂いだ。たまらん!」 ダットンは一気に射精した。 「はぁ、はぁ」 息が荒くなったダットンはリナに近づき、太ももについた黄色い尿を舐め始めた。 「やめろー、この変態野郎が!」 リナは必死で叫んだが、その声もこの変態にはよい刺激でしかなかった。 ダットンはリナの濡れた股間に顔を埋め、またオナニーを始めた。 しばらくすると、ナイフでリナのショートパンツを切り、それをはぎ取った。 ふくよかな左右の大陰唇は縦にきれいな一筋を作っていた。 「おー、この歳でパイパンか。大人のパイパンはいいもんだ」 ダットンは興奮した声をあげて、その縦スジに沿って舌を這わせた。 「うまい。ション便の味も、この柔らかな股間も最高だ。」 そう言いながら射精をしていた。 もう彼に理性などなかった。 「くそっ、こんな奴に、こんな奴に、私は・・・」 リナは屈辱にまみれた。 ダットンは大陰唇を舐めまわしながら、両手をふくよかな胸へと伸ばした。 やわらかく、それでいて弾力のある若い娘の胸は最高だった。 ダットンは我を忘れてリナを楽しんだ。もうグレッグなどどうでもよかった。 それほどリナは最高だった。 そのころテントの外では、陽が昇り始めていた。 その太陽を背に崖の上に寝そべりライフルを構えるさやかがいた。 朝になり数名の男が出てくるところを正確な腕で射撃した。 「ひとつ」 バーン!と銃声が静かな砂漠に響く。 「ふたつ」 バーン! 「みっつ!」 バーン!と三人目の男が撃たれたとき、テントのまわりがざわつき出した。 そこへ黒いポンチョを身にまとった涼子を先頭に3人の女ガンマンがなだれ込んできた。 「敵襲!て・・・あっ・・」 その男は声をあげた瞬間、詩織のショットガンで頭を吹き飛ばれた。 男たちは慌てて銃をとるが、三人の素早さと崖の上からの正確な射撃で体制もとれないまま全滅した。 それはまさに一瞬だった。 そして、ダットンのテントに3人が押し入った。 それでもダットンは気付かずリナの股間に顔を埋め、胸を揉みしだいていた。 カチャッ!撃鉄の音が聞こえた。 「へっ?」 ダットンは後頭部に銃口があることを理解した。 「楽しんだかい?おっさん?」 涼子はいつでも撃てる体勢をとっていた。 「おい、おい、穏やかじゃないな。いくらだ?賞金稼ぎ?欲しいだけやるぞ?」 ダットンは冷静だった。所詮、賞金稼ぎ。金を積めばどちらにでも転がると思っていたのだ。 しかし、それは甘かった。彼の破滅の始まりだった。 「あいにく、先客がいてな。もう金は要らねぇんだよ。それにその客ならこういうぜ、『妻と娘を救ってくれたインディアンの娘の好きなようにさせてあげてください』とな。」 涼子は不敵な笑みを浮かべてリナの方をみた。 リナはなびきと詩織によって解放されていた。 そして、右手にはトマホークを握りしめていた。 「おっさん、今度は私が楽しむ番だよ。」 リナはそういうとトマホークを反対に持ち、刃のない方をハンマーのように使い、まずはダットンの右肩を叩き潰した。 「ぎゃー!」 ダットンは悲鳴をあげ倒れこんだ。 そして、ゆっくり顔をあげたところに足の甲で思い切り顎を蹴り上げた。 ダットンは勢いよくあおむけに転がった。 「つぎはここだよ!」 そう言って、左右の膝を割った。 「これでしばらく歩けないね。私はお前を殺さないよ、優しいからね。あと左の肩も砕いてお前のテントに置いて行ってやるよ、へへへっ。」 リナは怒りに満ちた笑みを浮かべて、左肩にトマホークの頭の方を撃ちおろした。 「これはカナの分だ!」 「ぎゃー!」 のたうち回るダットン。 「頼む助けてくれ、許してくれ・・・許さなくていい、頼む、一思いに、こ、殺して・・・ください・・・」 懇願するダットン。 「私は殺さないっていったでしょ。あなたは運が良けば、ここを通ったものに助けられる。そうでなければ、今晩、オオカミの餌になる。どう?生きたまま食いちぎられるのよ。痛いでしょうね。」 リナは冷たく言い放った。 「頼む、もう殺してください。」 ダットンは懇願していた。 「バカか?この娘は殺す気なら刃のある方で砕いていたよ。そうすれば出血多量で死ねるからな。でもそうはさせないために、わざわざ刃のない方であんたを動けなくしたんだよ。あんたはオオカミの群れに一辺も残らず食われるんだよ、生きたままね。しかも、そんなもんオッ立ててたら真っ先に食いちぎられるだろうぜぇ、はっ、はっ、はっ!」 涼子は恐ろしい顔で笑った。 「それと・・・こういうの好きなんでしょ?」 リナはそういうとダットンの顔を跨ぎ、仁王立ちになった。 そして、シューーーーーーっという強い音が聞こえた。 ![]() クレパスから太い水流が真下に落ち、ダットンの顔を直撃していた。 「うっ、うっ」 ダットンは顔をしかめたが、リナの尿を顔に浴び、股間がいきり勃ってしまった。 「おい、おい、お前も幸せな奴だな。今晩、ミンチになるかもしれないのに勃ってるよ。」 涼子はあきれたような顔をした。 「いやん!」 なびきはわざとらしく顔を覆った。 詩織はあきれた表情で憐れなダットンを見ていた。 さやかも合流し、格子の荷馬車に閉じ込められた女たちを解放し、彼女たちの体を近くの川で洗わせた。そして、女たちにはダットン一味の所有品から服をあてがった。 「ありがとうございます」 リナは4人に礼を言った。 「お前の妹も無事だ。モーリー先生とイズミが治療し、アンジェリカが護衛についている。ブルーオアシスへ戻るぞ。妹もお前を心配しているぞ。」 涼子のその言葉に安堵したのか、普段は気丈なリナも声をあげて泣き出した。 そして、涼子一行は、リナと囚われた女たちを連れてブルーオアシスに向かった。 続く |