気持ちよくおしっこして、傘を回収してから家に帰るつもりだった零。
しかし、さらに雨が強くなり、土砂降りになってしまう。

上着を頭に被せて何とか凌ごうとする零だったが、下半身がずぶぬれになってしまう。
どうしようと辺りを見回すと、誰もいない空き家が目に入る。

「ごめんなさい」と断りを入れて、緊急避難場所として逃げ込む零。
昔懐かしい日本家屋の中に避難した零だったが、再び尿意を覚え始めた…




屋根はワラでできていて奥には囲炉裏。

幸い誰も居なくずぶ濡れの零はそろりそろりと奥へと歩いてゆく…。

先ほどより尿意が強まる小さな膀胱は零に軽く身震いをさせた。




まず暖を取らなくてはならないが、その場合にはまず

濡れた衣服を取り外す必要がある。

そう判断した零は顔を僅かに赤く染めるものの、

「こんな所には誰も来ないしいいや」と、

スカートとパンツを脱ぎ始める。

濡れていたとはいえ、自分の体を覆っていた物がなくなるのは

少し抵抗があったのか、ゆっくりと脱いでいく。

無事に下の服を脱げた瞬間、何も身に着けていていない体に

外の肌寒い空気が直接当たるのを感じた。

零は膀胱に尿が溜まっていく感覚を覚えた。




零 「あっ!そういえば傘はっ!?」

ふと先ほどの傘を思い出した零。

オシリを丸出しにして気が動転していた零は… ちゃんと傘を持ってきていた。

零 「ふ〜…良かった… 大切な傘だもんね、無くしたら大変だよ」

下半身スッポンポンのまま零は暖をお探し、囲炉裏の炭に火を着けようと考えた。

零 「えっと… 火はどこかなぁ…」(おしっこしたい…)

だがその時…!! なんと…!




雫「あ…!よかった、こんな所にあったんだ!」

火を着ける方法を探していたところ、自分の荷物の中にホッカイロがあった事に

気付いたのだ!

零「よかった〜、これで暖が取れるよ…」

早速ホッカイロを開けて暖まり始めたその時、

ブルルッ…

零「あっ…!おしっこ…!」

外の寒さとホッカイロの熱、二つの気温差によって、

冷えて閉ざされていた膀胱が活動を活発化させ始めたのだ!

零「あ…ど、どうしよう…トイレ行かなきゃ!」

誰もいない空間のためか、お尻丸出しの状態にもかかわらず、

もじもじと体を揺する零。おしっこを我慢しながら、

この家のトイレを探す事にした…




零 (このホッカイロ、強力だなぁ〜… 助かるけど… おしっこおしっこぉ〜)

零は無意識のうちにツルツルのアソコをひと撫で、ふた撫でと、
尿意を紛らわす為に触っていた…。

ギシッ… ギシッ……

日本風の古めかしい家、さほど広くも無く数分もあれば容易にトイレを探せる。

零 「こ…ここかな…?」

※ 「ニャーーーーー!!!」

零 「うっふわわわああぁぁ!!」

ためらいも無く引いた戸からなんと猫が飛び出した。

零 「はぁ! はぁ! びっくりしたぁ… こ…子猫ちゃんか…」

今まで無かった「恐怖心」という悪魔の隣人が零の尿意をさらに加速させたのだ。




先程の扉はどうやら物置に使われていたようで、トイレではなかった。

零「えっと、さっきの猫ちゃんが出てきたのの隣…行ってみようかな。」

猫が飛び出してきた扉の隣を見てみると、割と大きな扉が零の目の前にあった。

ギシッ、ギシッ…

零「よいしょ、よいしょっ…あれ、開かない?」

その扉を開けようと力を込めるが、僅かにしか扉が開かない。

どうやら扉が歪んでいるようで、子供の力では動かす事が出来ないようだ。

もじもじ、くねくね…

零「ここはっ、入れないのかな…んっ!(どうしよ、もうあんまり余裕ないか
   も…///)」

次に探した扉まで空振りだったせいか、溜め込まれた尿意がどんどん増幅されていく。

いつの間にか零の足踏みが、横の動きまで加わってきた。

下半身が生まれたままの姿のせいか、年齢に似合わずかなり淫猥な動きになってしまっている。

そんな中でも必死に扉の中を覗き込んでいた零。その目は偶然にも、ある物を

捉えてしまう…

零「あれ?何か白い…便器?」




零 「あ!ここトイレだ!」

ついに捜し求めていた「便所」を発見する。

だが一向に開く気配の無い扉。ホッカイロも大事に握り締めたまま
両手で押そうが引こうがピクリともしないのだ。

零 「な…なにこのドアー! あと少しなのにぃ〜! うっく… っく!」

つま先立ちで親指を軸にぐるぐる回す片足。

汗なのかおしっこなのか、零のアソコの周りにはきらりと光る水滴が
アソコを輝かせていた。

零 「うんっ!うんっ!あんっ!あんっ! あん〜〜っ!!」

ぬりかべのごとく立ちはだかる扉。

零 「だ…だめ…… も… もらしちゃう…… もう… でちゃう…」

懸命に頑張る零のカウントダウンは…

今、開始された…!




零「も…無理…ここのトイレは使えないっ…どうしようっ…!」

せわしなく腰を動かしながら、尿意を誤魔化す零。

お尻がふるふると動くのに合わせて、汗か何かの液体が零れる。

零「どうしよう、どうしよう。どこですればっ」

外は現在雨。仮に止んだとしても服を乾かしている最中なのに

下をすっぽんぽんのままどこかに行く訳にも行かない。しかしトイレは開かない…

零「おしっこ、おしっこ…!したいよお…!せめて、外に行けたら…!」

(いつものようにシャーっとおしっこを出してしまえるのに…

お尻を出して、思う存分おしっこをしゃーっと飛ばして、気持ちよく…)

シュッ!

ピシャッ!

零「にゃあっ!?」

おしっこをする想像をしていたせいか、膀胱が緩む。もう決壊寸前になった

状態のダムからは、僅かに水がこぼれ出てあふれそうになっている。

零「……そっか。」

しかし、何故かこの状況下で動揺しない零。一体どうしたというのか…?

零「…別に、ここでしちゃだめって事、ないよね…?」

何かを思いついた零は、先ほどいた居間に向かって歩き出した…




シュル… シュルル…

零 「…………ふぅ… ふぅ…」

ふとももに流れる一筋のおしっこ。

アソコの制御は徐々に失われている。

零自身もアソコの異常な「熱」でおしっこが出始めている事に気づいていた…。



そんな状況で居間に到着する零の目にあのものが映った。

零 「あ…………」


そう、それは




「傘」であった。




〜〜〜〜〜〜回想〜〜〜〜〜〜〜

零 「わあ、素敵な傘だぁ〜! ありがとうお母さん!」

母 「ふふ、大事に使ってね!無くしたらおこだからね」

零 「うん!大事にするね!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


数年前に母が誕生日に買ってくれた零にとって大事な傘なのだ。

零 「お母さん…見守ってくれているんだね…」


自然と勇気がわく零。
母はいつでも見守ってくれているんだ。
私のおしっこだって…いつも見守ってくれているんだよね…。


安心した零。

導かれたようにその場にしゃがみこんだ…。


そして………、


零の全身の力は…


零 「ふ……ふわあぁ………」




プシュウウーーーッ…

零「はあああ…///」

居間に解き放たれた零のおしっこは、導かれるように囲炉裏に吸い込まれていく。

しゅびびびびびーっ!

零「ふああ…(すっごい、広がってる…)」

豪快な音を立てながらおしっこがまき散らされていく。

零「ふああああ…!」

びしししししっ、じゅいーーーっ!

囲炉裏が、どんどん零のおしっこで染まっていく。

零は、周りの状況よりも、ただただこのおしっこに集中していた…

零「んっ、んっ、んっ…!」

外の水音が止むのと、中の水音が止むのは同時だった。

零「はああ…すっきりした…もう雨も上がったみたいだし、帰ろーっと!」

そして気持ちよく全てを出し切った零は、ズボンとパンツをひっつかみ、

元気にお母さんの元に帰るのでした…

お母さん「もー、こんなに汚して…ほら、お風呂入ってきなさい。」

零「えへへ…ごめんなさい。お母さん!」










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投稿者:マ太郎さん、tyao