7月。梅雨の鬱陶しい日と猛暑の日が入り混じる。 夏休みまでまだ1か月ちょっとある。 6時のニュース番組のお天気コーナーは、そんな疲れた人たちに、キャストラTV人気の女子アナがお届けするさわやかなリポートが人気のコーナーだった。 4月から御端希詩織がメインキャスターに抜擢されたため、3か月間は胡桃なびきや姫路さやかなどタレントでつないでいたが、7月に入り、いよいよキャストラの新人女子アナがデビューすることとなった。 今年、キャストラTVに入社した和久いずみは初めての生中継、しかも新人でいきなり人気コーナーのレギュラーということで、気合が入るとともにいい緊張感を感じていた。 「和久ちゃん、どう?緊張してる?」取材に同行する徳川が優しく声をかけた。 「はい、でも憧れのアナウンサーになれて、初めての仕事、頑張ります♪」とこの前まで女子大生だったあどけなさをのぞかせるかわいい笑顔で応えた。 「今日は、湘南にある地ビールの工場からのレポートとそのあとその地ビールが楽しめる丘の上のレストランからの天気予報だね。ここから結構あるし、この時期の湘南は渋滞するからトイレは済ませておいてよ」と徳川は優しくアドバイスした。 「はーい、それに原稿のチェックもきちんとしておきますね。」とショートカットの髪を軽く揺らしながらニコッと笑った。 いずみは取材車に乗り込む前、局のトイレに立ち寄った。 個室のカギを閉めると、クロップドのパンツを膝までおろし、長身で細身の体を丸くして便座に座った。 シューーーッ、パシャパシャと若くふくよかなクレパスをすり抜けた黄色く香しい匂いを放つ尿は短い尿道をすり抜ける下品な音と激しく便器を打ち付ける音を立てた。 いずみは用を済ませ、取材者に乗り込んだ。 「こんばんは、キャストラTVの御端希です。 今日も暑かったですね。こんな日は冷えたビールでいっぱいという方も多いのではないでしょうか。 今日は有名地ビール工場に、新人アナが取材に行っております。」 「工場の和久さーん」 「はーい、本年度入社の和久いずみです。今日から夕方のレポートとお天気予報を担当します。よろしくお願いします!」スタジオの呼びかけにいずみが笑顔で応える。 ややあどけなさが残る笑顔と健康的な細身で長身というアンバランスな雰囲気がとても魅力的に映った。 工場の取材を続けながら、出来立てのビールを飲むいずみ。 「こちらのビール、今、出来立てです。いただきまーす!」 ゴクゴクとジョッキのビールを飲み干す。 「今、出来立てなので冷えていませんが、雑味がなくまろやかでお刺身なんかにも合いそうな味ですね」 とレポートすると人のよさそうな工場長がビールの説明をしてくれた。 「さて、先ほど出来立てを飲みましたが、次は先ほどのビールを冷やしたものです。」 ゴクゴク いずみはおいしそうにジョッキ1杯飲み干した。また優秀な新人でレポートにもそつがない。 「うーんやっぱり冷えていると最高ですね暑い日が続きますのでビールはいいですね。でも最近は若者のビール離れもすすんでいるようですね・・・」 「そこで開発されたのがこのビール、女性にも飲みやすくさっぱりとした味わいににもなっている。こちらの透明なビールが新製品だそうです、早速、こちらも飲んでみましょう」 2杯のビールを一気飲みし、少し気分が高揚しているかテンション高めのレポートとなってきた。 いずみは、ロンググラスに注がれた透明なビールも味わいながらゆっくりと飲み干した。 「御端希さん、こちらは本当に飲みやすいですよ。是非、飲んでください〜」 「はーい、いずみちゃん、ありがとう。和久さんこのあとのレポート大丈夫でしょうか(笑)」と隣の男性キャスターに冗談を交えて話しかけると 「そうですね、このあとも19時の天気予報がありますからね(苦笑)、これ以上、飲みすぎないようにね」と男性キャスターは投げかけた。 「OK!、じゃあ、次は丘の上のレストランで海と夕焼けをバックに天気予報の準備だ!急げ!」と織田の檄が飛んだ。 「はい!」いずみを含めたスタッフ全員ぴりっと気合が入る。急いで移動した。 普段なら車で10分だが、夏場の湘南。渋滞が予測され、30分を見ていた。 しかし・・・15分くらい進んだところで車が動かなくなった。 「まずいな、事故か?」織田がつぶやいた。 「徳川、東京に連絡して、天気予報、19時15分に遅らせる準備をしておけ」 19時30分までのニュース番組。通常は19時ちょうどから天気予報を入れるが、遅れることを予測し、15分遅らせたのだ。 「まずいな・・・」 もう一人、心の中で同じ言葉をつぶやいているものがいた。 そう和久いずみである。 「こんなに早くおしっこに行きたくなるなんて・・・一気に尿意きた(-_-;)」 いずみの膀胱には先ほど飲んだジョッキ2杯とロンググラス1杯分のビールが尿に変わり、その小さなタンクをいっぱいにしていた。 車はのろのろ動く。 18時50分ごろ、丘の上のレストランが見えてきた。 しかし、車は完全に止まった。 「よし!ここからは歩くぞ、今から20分あればつくだろう。5分で準備して19時15分に間に合わせるぞ!」織田の檄が再びとんだ。 「あの・・・織田D、私、トイレ我慢できなくなってきたんですけど・・・携帯トイレとかないですか!」 和久いずみが恥ずかしそうに、しかしサバサバとした感じで伝えた。 性格的にサバサバしているんだろう。 「・・・・」徳川と豊臣は、詩織の夜桜中継、大晦日の年越しそばを思い出し、言葉を失った。 「携帯トイレはない、あと、本番終了まで30〜40分、気合で、がまんしろ!」 「はい!」織田の檄に体育会系のいずみはきっぱり答えた。 坂道を歩く取材班。 いずみは時折腰骨のあたりを叩いたり、大きく息を吐いたりしていた。 傍目に見ても尿意とたたかっていることは分かった。 「和久ちゃん、大丈夫?」 豊臣が心配して声をかけた。 「うーん、結構まずいです。もう漏れそう(笑)」 冗談を交えて答えたが、顔は少し引きつっており、少し声も震えていた。 「大丈夫、万一漏らしても下半身は写さないから!」豊臣は心の中で叫んだ。そう彼には夜桜で同じような経験をしていたのだ。 19時12分。 少し遅れたがギリギリ間に合った一行。当然、トイレなんて行ける時間はない。 「スタンバイ急げ!豊臣、逆光カメラセッティング急げ!いい絵が取れないぞ!」織田の檄が飛ぶ。すでに陽は沈んでいてもうオレンジの夕焼けしかなかった。急がないと夕焼けすらも撮れない。あわただしく動くスタッフ。 「じっとしてくださいね」メイクの女性が、長距離を歩いて崩れたいずみのメイクを急ピッチで直した。 「あー、もう漏れそう。」腰をくねらせ、ふももの付け根をさすり必死に我慢するいずみ。 「ごめんなさい、和久さん、もう少しじっとしてくださいね」とメイクの女性が優しく、そして少し困惑した顔で言った。 「ごめんなさい、どーしよー、生中継の5分、がまんできるか・・・本当にどうしよう」と少し泣き面になりながら体をくねらせながらも顔を動かさないように必死に我慢した。 いずみの尿道口の感覚はすでになくなっており、少しでも気を抜けば23歳の健康的な尿道括約筋すらすぐに力を抜きそうであった。 水平線と江の島をバックに鮮やかなオレンジをフレームに入れる豊臣。 しかし彼は大変なことに気付いた。 「これは・・・」 そう、水平線と江の島をきれいに写すためには、いずみの全身を入れないといけないのだ。 「たのむ、もらさないで!」豊臣は祈った。 しかも、このカメラ、超高性能で逆光であっても被写体をくっきり写すのだ。 そう、漏らさくても、少しでもちびって小さなシミができても、そのシミを十分拾うだけの高性能を有しているのだ。 19時15分・・・。 「先ほどのビール、おいしそうでしたね。そのビールを、江の島を見ながら楽しめる丘の上のレストランの展望デッキから和久さんのお天気です。」 「いずみちゃーん」と詩織の無邪気な声が届く。 「はーい、新人アナウンサーの和久いずみです。今日は素敵な景色とともに全国のお天気をお伝えします」 さすがはプロ、第1声は、震えていたものの意地でそつなくこなした。 しかし、下着のクロッチ部分にはジワジワとコントロールの効かなくなった尿道口から尿があふれ始めていた。 また体はこわばり、太ももは固く閉じられ、お尻はぎゅっと絞められていた。 「さて全国の天気です。晴天も今日までで、近畿では明日のお昼ごろから、関東・東海地方でも夕方ごろから、次第に天気は崩れ、一部、局地的な豪雨となるでしょう。 明日からの気温です・・・」 画面が天気予報の画面に変わり、必死で天気を伝えた。 少し声は震えていたが、視聴者は新人で緊張しているんだなぁとしか思っていなかったようである。もちろん、その震えは今にも決壊しそうな尿道口を必死ふさいでいたから起こった震えであった。 画面が切り替わり、いずみときれいな夕焼けが映しだされた。 「あ、あ、明日からの、天気は下り坂で、ですが・・・」と急にたどたどしくなってきた。 両手はお尻を鷲掴みするようにして硬直したような姿勢になっていた。 ジワッ。 クロップドのパンツの股間にシミが少し広がった。 さわやかなサックスブルーのパンツだったので、ちびった部分が濃い青に変わった。 小さいシミだったが色の差が大きく目立った。 「天気は下り坂・・・下り坂で・・・東京では帰宅時間に・・・大雨が・・・・」 ジワッ。 お尻をプルンっと震わせるようにし、太ももを前後にすり合わせ必死に溢れ出すのを食い止めようとしたが、少し多めの尿が押し出された 今度は先ほどより量が多く、シミも大きく広がった。 いずみは生温かさを股間に感じた。この温もりは相当漏らしてしまったことを意識せざる得なかった。気になり確かめたかったが、本番中で確かめられない。 確かに感じたのは股間に張り付いたお漏らしパンティーの不快感だった。懐かしい温もりと不快感だった。 シミはできていることは容易に想像できた。 しかし、隠そうにも隠せない。 またこれ以上あふれないように、そしてシミを隠すために、股間を手で押さえたかったが、23歳の女性が股間を押さえて尿意を我慢する姿をテレビで露呈するのも恥ずかしくできなかった。 いずみはどうすることもできず、股間のシミをさらした。 「えっ!」 視聴者、スタッフ、スタジオの詩織が気付く。 勃起してくぎ付けになるものもいた。慌てて録画するものもいた。 「明日の東京は・・・帰宅時間には大雨の・・・よ、予報です。み、みなさん、傘を忘れずに・・・」 シューッ、グチュグチュ、ピューという激しい音をいずみのピンマイクが拾ったかと思うと彼女のサックスブルーのパンツの股間シミはみるみる大きくなり、固く閉ざされた太もも部分を変色させ、裾から零れ落ち、デッキに大きな水たまりを作った。 「傘を・・・忘れずに持って行ってください。」 漏らしながら最後まで中継を続けるいずみ。 足元の水たまりはどんどん大きくなっていった。 「いったん、スタジオに戻します!」 慌てて詩織が慌てて仕切り、男性キャスターも「少しハプニングが起きたようですね・・・」と取り繕い、CMに入った。 「ごめん・・・なさい・・・漏れちゃいました・・・」 恥ずかしそうな顔をして肩をがっくり落とすいずみ。 股間とお尻には大きなお漏らしシミ、デッキにはおおきな水たまりができていた。 「まだ、でるのか?和久?」織田がきいた。 「はい・・・まだ全部でてません・・・」 「出しておけ。」 「はい」 シューッと若い放尿音が聞こえ、残された尿が一気に漏れ出し、パンツの裾から大量に流れ落ちた。 豊臣のカメラを回したままその美しさに見とれていた。 徳川はバスタオルをそっと差し出し、いずみは腰に巻きシミを隠した。 「23歳にもなって、まさか漏らすとは思いませんでした・・・これって放送されましたよね・・・」恥ずかしそうだが、極めて冷静ないずみ。 こいつは大物アナウンサーになるに違いない。 放送直後からネット住民は大騒ぎ、高性能カメラで撮影されたいずみのお漏らし動画は世界を駆け巡った。 |