〜キャストラTV製作企画会議〜


織田 「……と、言う今回の企画内容だ。」


詩織 「ほ…本気ですか…?その企画…」


局長 「もちろんそれ相応の報酬は用意するつもりだが無理強いはしない。詩織君次第だぞ」


織田 「だが…局長、もし御端希が断ったとしても代わりのアナがいるんですかね…?」


局長 「うむ… それが問題だな…。企画部は絶対に数字が取れると自信満々だったが…」


本部長 「御端希さん、無理なら断っても問題ないんだからネ 女性なら特によ」


詩織 「………う…う〜ん……」



秋の目玉番組のキャスティングに抜擢された詩織。

本来ならどんな仕事も二つ返事だがどうも気が進まないようだ。



夢野 (詩織さん、詩織さん…)



詩織の部署の先輩、そして今は詩織の恋人となった夢野が詩織にボソリと声をかける。



夢野 (全国放送だからあまり気が乗らないけど…… 詩織さんの可愛いトコ見てみたい気もするな〜…)


詩織 (ゆ…夢野さん…)



織田 「どうだ?御端希。 やってみるか…?」



詩織 「わ… 私…」




詩織 「私、頑張ります!!」


迷った詩織だが夢野の期待に応えようと引き受けた!



局長 「おお!受けてくれるか!よし! あと二人を選出しよう」

本部長 「全く… どうして男ってこうゲスばかりなのかしら…」



こうしてスペシャル番組 「秋の絶叫マシン体験リポート!」 が製作開始された!




その恐るべし企画内容とは…




3人のリポーターが各絶叫マシンに乗りそのマシンを乗りながらリポートするというもの。

そしてこれが一番の肝…

なんと「失禁」の度合いによってそのマシンがどれほど恐いものなのかを体験してもらうという企画なのだ!










朋美 「どれ… 詩織の特番って言ってたから観てみるかな〜」 



麻衣 「さやかさんとトモちのお姉さんが出るのか〜 志村社長難しい顔してたけど…どんな番組なのかな…?」



大粒 「おい、彩。番組変えるなよ。いいとも観たいのに」

彩 「うるさいわね、私観たい番組あるのよ。外へ遊びにでも行ってきなさいよ」

百合 「あ、トモちのお姉さんの番組だネ!」

絵里ママ 「ふぅ…洗い物も終わったし、ちょっとくつろごうかな〜」



りんご 「なびきと先々代が出るって言ってたわね。 さて、クッキーでも食べながら観ようかな」









詩織 「お願い!なびき先輩!」


なびき 「う… う〜ん…… ずいぶん無茶な企画を考えたものね〜」

なびき 「でもホントなんでしょうね? 5倍の報酬というのは…」



詩織 「えぇ!局長直々のお達しだから確実だと思います!」


なびき 「そして… その… チ…チビっても… チビらなくても… 報酬は一緒なのね…」


詩織 「そうです!チビらなければいいだけの話なんです!」


なびき 「ふむ〜… なら詩織の顔を立てるつもりで引き受けてあげるか〜…」


詩織 「ありがとう!なびき先輩!」





なびき 「でもさ、なんで詩織がこんな企画推してくるわけ…?」



詩織 「え…? そ… それは…」


なびき 「なぁるほど〜… 夢野っちが一枚噛んでいるってわけね〜」


詩織 「ご… ごめんなさい… なびき先輩…」


なびき 「まあいいよ! チビらなければいいもんネ♪」








徳川 「では一回オープニングのリハーサルをします〜!」



○月○日 晴れた日曜日。 場所は都内で人気のあるキャストラハイランド。

休日ともあってロケの周りには人だかりの山である。



さやか 「う〜… なんか不安になってきたぞ〜…」



今回のもう一人のリポートに推薦された姫路さやか。

彼女もなびき同様詩織のお願いをきいての参加となった。

もちろん事務所の志村社長は反対だったが報酬の7倍という数字に根負け、なんと許しが出たのだ!


その代わり絶対にチビるなと言うさやかへの命令付きで……。



※ 「お〜 さやかじゃん! テレビより小さいな〜!」

※ 「まじ? さやか来てるんだ!?」




テレビで人気女子アナとして活躍している御端希 詩織、

現役大学生で時々のテレビ活躍で名が知られている胡桃 なびき、

そして彼女も現役大学生の兼、人気アイドルとして日々テレビで活躍、写真家としても有名な姫路 さやか。

その3人が揃えば周りに人が集まらないハズはなかった。


朝から多めに水分摂取を余儀なくされる3人。

限界ギリギリまで我慢しないといけないというわけではないが

ある程度「膀胱」に溜めておかないといけない今回の企画。そう、それが一番の見所なのだから。


ちょうどいい具合に溜まり始めている3人。



徳川 「ハイ! OKで〜す!! 15分後、本番に入りま〜す!」













そして、時刻はちょうど正午


番組の生放送がスタートした!



3人 「ハーイ! こんにちわぁ〜!」




なびき 「都内で今大人気の遊園地、キャストラハイランドに来ています!」


さやか 「なんと世界でも5本の指に入るといわれている絶叫マシン!」


詩織 「様々な新感覚体験のできるアトラクションの数々!」


なびき 「今日はあたし、なびきと」


さやか 「最近ちょっと太り気味な私と〜」


詩織 「わたくし御端希の3人で」


3人 「実況体験リポートしたいとおもいま〜す!」


夢野 「そしてこの夢野が3人の実況リポートする姿をリポートしたいと思います!宜しくな!みんな!」


3人 「宜しくお願いしまーす!」





生放送は順調に進む。

前半は色んな新感覚アトラクションなどを紹介した。

無邪気に紹介する3人だが徐々に近づく「あの時間」にちょっぴり不安を感じていた…。




夢野 「さて!ここでちょっとこちらのコーナーをご覧下さい!」



お茶の間では約15分間のVTRが流れる。いわゆる生放送組みは15分間の休憩に入るのだ。

お茶を飲んだり進行の確認やトイレなど。

もちろんこのあと最後の実況レポートのため3人にはもうトイレ禁止命令が出ていた。




詩織 「ねぇ、みんな…… おトイレ…平気…?」

さやか 「うん 今の所大丈夫だよ。でも溜まってる感はあるかな…」

なびき 「いやぁ… こんな大勢いるとは思わなかったよ〜 ちょっとまいったネ」



否応なく不安が過ぎる3人。

失敗したら大勢のお客さんの前のみならず全国放送で恥ずかしいシミをさらす事になる。

引き受けた事をちょっぴり後悔し始めた3人でもあった。



なびき 「は…ははは 二人とも絶対に失敗しちゃダメよ?」

さやか 「う… うん うふふ… 大丈夫大丈夫!」

詩織 「え…えへへ… 気をつけなくちゃネ!」



大抵はよほど尿意限界状態で乗らない限り、大の大人が「漏らす」事はそうそう無いであろう…。

だがそれは普通の遊園地の絶叫マシンでの事。



残念ながら……



3人はこの「キャストラハイランドの絶叫マシン」がどれほどのモノなのか…



一番知っておかなければいけない情報を



知らなかった………。











夢野 「さあ!ついに来ました最後の挑戦!」


夢野 「ここで少し皆様に説明させていただきます!」



夢野 「このハイランドにある3つの絶叫マシンは他のテレビや雑誌なのでも取り上げられるほどの有名な絶叫マシンです」



夢野 「そこで!」



夢野 「姫路さやかさん、胡桃なびきさん、そして我が局アナの御端希詩織!」


夢野 「この美女3人に身体を張ってこのマシンの恐さを皆様にお伝えするわけですが……」


夢野 「なんと!どのくらい「チビった」かでその恐怖度をお伝えするのです!!」






朋美 「え…?」



麻衣 「ん…!?」




大粒 「な…なぬっ!?(ドキッ!)」

彩 「へ…?」

百合 「わ…」

絵里ママ 「あらら…」



りんご 「ちょっ…!?(ドキッ!)」










※ 「ざわざわざわ…………」




周りにいるギャラリーがざわつき始める。




※ 「それっておしっこの事だよな…?」


※ 「まじで? あの3人が…?」


※ 「でもあのマシンだぜ!? チビりどころじゃ済まないかも…?」


※ 「つー事は普通におもらしする可能性もあるって事か…!」



※ 「ざわざわざわ…………!!」



夢野 「もちろんチビったら大惨事! 恥ずかしいシミをみんなに見られてしまう!」

夢野 「だがこちらも美女3人! そんな事はするハズがない!!」

夢野 「かといって相手は世界最強の絶叫マシン!!」




夢野 「最後の挑戦、今!開始です!」






イラスト・マンガ第122話 「秋の絶叫マシン体験リポート!後編」へGO!









リクエスト案:Lemon Juiceさん

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