めぐみ 「わぁ〜〜そっち行ったよ〜〜!!」


あいこ 「え〜〜〜!?そんなのとれないよぅ〜〜!」


みゆき 「あたしにまかせてぇ〜〜!!」



みゆき めぐみ あいこ 「……あっ!!!」


ガッシャ〜〜〜ン!!





美黄流小学校。

男女共学の小学校に通う美雪、メグミ、愛子は相も変わらず元気が良かった。

そんな3年生の夏も終わる頃一人の女の子がこの美黄流小学校に転校してきた。



教師 「え〜、今日はみんなにお知らせがある」



教師 「なんとこのクラスに転校生がやってくるぞ〜」


男子 女子 「わぁ〜〜〜!」


教師 「さあ入りたまえ」


先生のちょっとした演出で3分ほど廊下で待機していた女の子が先生の合図と共にドアを開け教室へと入った。


男子 女子 「ざわざわざわ…」


教師 「さ、こっちへ。 みんなに自己紹介してみようか!」







女の子 「はい」













ゆうか 「初めまして。かきゅうせい ゆうかですっ! よろしくおねがいしますっ!」







男子
 女子 「よろしくおねがいしま〜す!」



教師 「みんな、なんと下級生さんは帰国子女なんだぞ」


男子 女子 「ざわざわざわ……」


教師 「あ〜ちょっと難しかったかな〜」 


教師 「下級生さんは長い間海外に住んでいてこの度この日本へ戻ってきたんだぞ〜」


男子 女子 「わぁ〜〜〜! 海外〜!? わぁ〜〜!」


教師 「みんな、海外のことは下級生さんに色々聞いてみるのもいいぞ!」


教師 「ま、そんなわけで仲良くしてくれよな!」


男子 女子 「はぁ〜〜〜〜い!!」


美雪たちがいるクラスとは別のクラスに佑香は転校してきた。

そして自己紹介も済ませ色々雑談の後、授業が無事終了し休み時間にもなると
案の定佑香の周りには男女生徒が集まってきた。


男子A 「ねぇねぇ〜君、外国人だって〜?」


ゆうか 「うん〜しばらく海外に住んでいたの。パパのおしことでネ」


男子A 「わぁ〜 すっげ〜なぁ〜 海外すっげぇなぁ〜!」


男子B 「すごいね!ボクも行ってみたいなぁ」


ゆうか 「こっちとあまり変わらないよ〜 うふふ」


うえき 「あ、自己紹介忘れてた。 ボク植木って言うんだ〜 んでコイツが谷〜」


たに 「よろしくね!下級生さん」


ゆうか 「植木くんに谷くん、こちらこそよろしくネ!」


女子 「ねぇ ゆうかさん今日一緒に帰らない〜?」


ゆうか 「うん!一緒に帰ろ!」


元々気さくな佑香の性格、転校初日から自然とクラスの皆と打ち解け友人も増えていった。
そしてしばらくは賑やかな季節が過ぎていった。



めぐみ 「あと一個!のせられるよ〜〜!」


あいこ 「ええ〜〜〜!?もうこれ以上むりだよぅ〜〜!」


みゆき 「大丈夫!あたしにまかせて〜〜〜!!」


みゆき めぐみ あいこ 「……あっ!!!」


ガッシャ〜〜〜ン!!



だが…、せっかくクラスの皆と仲良しになり生活も慣れ始め学校生活がより一層楽しくなる頃
突然のお別れがやってきた…

親の仕事の都合で佑香が数ヶ月の学校生活にピリオドを打ち転校してしまうのであった。
教師の口から皆にその旨を伝えるとただ驚くばかりのクラスメイトたち。

初めて恋が芽生えた男の子のせつなさ。佑香の笑顔に癒された女の子。
皆それぞれの複雑な気持ちをただ噛み締めていた…。

だが佑香もそれ以上にとても辛かった…。


そして今日が最後となる学校。最後の授業は佑香のお別れ会として一時間クラスメイト、先生で語り合った。



教師 「佑香、向こう行っても元気で頑張るんだぞ〜!」


ゆうか 「はい…」



全てのイベントが終わり何人かで一緒に帰る佑香。

だが佑香はあまりの辛さに体調を崩していた。小学3年生には少しばかり辛すぎるお別れ。
そしてお別れ会の間ずっと我慢していたおしっこ。尿意はあまり感じてはいなかったが実は膀胱はパンパン。

これも体調不良のせいで佑香に正常な判断を鈍らせていたのであった。


ゆうか 「あ…あたし ちょっと保健室に行くね…」


ゆうか 「もしあれだったら先に帰っていていいよ〜」



本当は最後の最後までみんなと帰りたかった佑香。
みんなを長い間待たせてはいけないと佑香のちょっとした気遣い。


女の子達 「ううん〜ここで待っているよ〜 いっておいでネ」


その言葉で気が安らぐ佑香。早歩きで… そう、実は「トイレ」へと向かった。


急に強まった尿意。体調不良で不安定な括約筋。小さな力で懸命に力を入れたまま歩く。


ゆうか 「はぁ… はぁ… はぁ… 間に合って…」



だが、トイレに向かい歩いている最中突如アソコに感じた「熱」。

その熱は前にも後ろにも広がった。


ゆうか 「……えっ!?」


そしてじゅぶじゅぶと感じる音。

そう、佑香は歩きながらすでにおしっこをパンツの中に出し始めていたのだ!

分厚いパンツ生地のせいかおしっこはまだ「外」には出ず音を立てながらパンツの中に溜まり続けている。

我慢しているせいでの「熱」ではない。おしっこが肌に触れているせいでの「熱」である。

そう悟った佑香は初めて自分が「おもらし」をした事に気付く。


ゆうか 「あっ…! あぁっ! だっだめっ…!!! でちゃだめっ!」


気付いてから10歩ほど歩いたがあと数メートル先のトイレには到底及ばずその場にしゃがみ込んでしまう佑香。

しゃがんだと同時に一気にパンツのワキからぶしゅっと溢れるおしっこ。

そしてそのしゃがんだ体勢から自然とさらに噴出すおしっこはもう止める事はできなかった…。




ゆうか 「あ… あ…」 01



※じゅぅ〜〜〜……






みゆき 「なんか今日となりのクラスさわがしかったね〜」


めぐみ 「前の転校生、またどこかに転校するみたいだよ」


あいこ 「…まだ一回も話したことなかったなぁ……」


※ え〜〜〜ん…… うぇ〜〜〜〜ん……


みゆき めぐみ あいこ 「…ん?」


泣き声のような声に気が付く3人。その声はトイレの方向から聞こえていた。

そしてその声の方向に進み廊下を曲がりトイレの通路に出た3人はそこにしゃがみ込んでいる佑香の姿を見つけた。


めぐみ 「ねえ…どしたの?」


あいこ 「……あれ? きみ、転校生さんじゃない…?」


しゃがんで泣いているのは転校生だった事にちょっぴり驚いた3人はすぐに気が付いた。

そう。足元に広がる黄色い水たまり。そしてほんのり香るアンモニア臭。おしっこであった。
タイミングがよくちょうどこの廊下には誰もいない。だがトイレの近くということもあって
人が通るのは時間の問題だろう。

メグミは佑香の腕を肩に掛け立ち上がらせた。

そして愛子は近くにある雑巾を手に取りすぐさま床を拭き始め、

美雪は…






なんと自分のスカートを脱ぎ佑香に履かせてあげたのだ!

もちろんそんな事をしたら美雪はパンツ丸出しの状態だがそれが返って良い状態。
生徒が通り過ぎる中、まず佑香より先に美雪のパンツに目が行ってしまうのだから。


みゆき めぐみ あいこ 「さ、行こ! ネ。 保健室こっちだよ」


ゆうか 「うぇ〜〜〜ん… うぇっ… 」


そうして誰にも気付かれることなく無事保健室に辿り着いた4人。


保健の先生 「あらあら… やっちゃったのね…」


何も言わずと全てを把握する先生。


めぐみ 「あ!!いけないっ! ドラえもん始まる!」


みゆき あいこ 「あっ! ほんとだっ! いそげ〜!!」


返してもらったスカートを履き3人は名前も告げずにその場をダッシュで後にした…。





これが佑香、美雪、愛子、メグミ、小学生時代の最初の出会いで最後になる出会いであった…。















そして時は流れた。
























植木 「おお〜〜〜!! 君、佑香さんじゃないっ!?」


谷 「わっ!!本当だ!! こっちに帰ってきてたんだ!? すげー会いたかったよ〜〜!」


佑香 「えへへ、5年生の時にネ〜 別の学校になっちゃったけど…」

「でも嬉しいな〜!変わってないね二人とも〜」




初めての教室、初めての顔合わせ、初めての景色、初めての香り。

桜舞う空、美黄流中学校に新たな春がやってきた。



植木 「次の日のクラスのみんな、もう静まり返っちゃってさぁ〜」


谷 「ほんとほんと、佑香さんの居なくなった席とかしばらくそのままにしてさ…」




あの転校した元小学校のクラスメイト、美黄流中学1年C組で植木と谷との偶然の出会いを果たす。




※「いいね〜この制服!」


※「うんうん!かわいいネ〜」


※「ふむ、なかなかいいデザインだな〜」




全てが初めての経験で教室の中は様々な話し声が飛び交う中、3人の女の子の集まりを見つける佑香。


植木 「それでさ〜、谷のやつ佑香さんがいなくなってもう泣いて泣いて… あ… あれ…?」


谷 「どこ行くの…? 佑香さん…?」








静かに席を立ち3人の女の子に近づく佑香。









木漏れ日の窓から春のそよ風が吹く…。








佑香 「 会いたかったよ…  美雪さん、恵さん、愛子さん… 」



美雪 「え…?」


愛子 「ん…?」


メグミ 「へ…?」



3人と目が合った瞬間、佑香の頬に涙が伝った。


佑香 「 もう…ネ… 私… 」


佑香 「 ずっと… ずっと……  うっ… うっ… 」





メグミ 「わ! ちょっと… どしたの…?  …ん…? 」


愛子 「…あ…あれ…?」


美雪 「……あっ! あなた!」




佑香 「ず〜〜っと お礼が言いたかったの〜〜〜!」




3人 「あの時の転校生〜!!」






佑香 「えへへ…、 うん!」 02





佑香 「私、下級生 佑香っていうの。 あの時はありがとうネ!」


















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