
彼女の名前は衛門ミミ。
雫高校に通う特別進学科二年生。同じ特別進学科である一年生朋美の先輩、
同じく進学科三年生、彩の後輩にも当たる。
一見大人しい子なのだが実は謎めいており、彼氏が15人居るとかそんな噂もちらほらある。
そして…、
彼女がメガネを取った姿を見た者は誰もいない……(彼氏以外)
キーン、コーン、カーン、コーン…
衛門 「ふう…終わったべな」
尿意を感じて受けた四時間目授業。チャイムが鳴り昼休みに入った。
そしてトイレに向かう衛門だが相変わらずトイレの故障やら改装工事が多い雫高校、
女子生徒がトイレに集中して女子トイレには行列が出来ていた。
衛門 (ありゃ… 行列かぁ… 先にご飯食べようかな)
そこまで強くない尿意、先にお昼ご飯を済ませることにした。
衛門 「ん…? なんだこれ…?」
※今日はトイレ工事の為使えないトイレが多い。皆の者にはご迷惑をかける。
そのお詫びだがドリンクを「無料」で飲める販売機を設置したからたっぷり使ってくれ。 by校長。
どうやらトイレが使えないお詫びに無料ドリンクを配布する校長の張り紙。
衛門 「へ〜 こりゃ頂いちゃうっきゃないねぇ〜 ありがと、校長〜」
衛門は「茶を2本」選んで食事に向かった…………。
衛門 「ぎょええええええ〜〜〜!!」
叫びと共に食事中のお弁当も放り投げてトイレに走る衛門!!
その形相に誰もが振り向く。
もう言うまでも無いが校長の差し入れと言ったら「アレ」しかないだろう!
つい昨日もトイレの災難に遭ったばかりの衛門(※イラスト・マンガ第133話参照)
今日もトイレ災難に遭うとは夢にも思っていなかった。
男子生徒A 「衛門のやつどうしたんだ?」
男子生徒B 「さっきあの無料のお茶飲んでたぞ」
男子生徒A 「あ〜校長のかぁ… しかし相変わらずおぞましい効果だな…高級千里茶…」
男子生徒B 「ああ、全くだ…」
先ほど行列だったトイレへ向かう!
幸いさっきよりは列が減っているがそれでもしばらく並んで待たないといけない。
だがもう並んで待つしか選択肢は無い。
衛門 「くぅうううう〜〜〜〜!!!!」
もう身振り構わず我慢丸出しで並ぶ衛門。

女子生徒A 「エ…エモンさん、だいじょぶ…?」
衛門 「もっ…もっ… 問題…ないっす!!」
それでも我慢し続ける衛門。 あと…5人… あと…4人…
一口でも飲んだらなかなかの尿意、それを「2本」も飲んでしまってはご愁傷様としか言いようが無いほどの魔茶。
産みの親の私ですら衛門の膀胱我慢力は未知数。今まで「一回も」おもらしを披露したことが無い衛門、
ここは頑張って欲しいものだが…。
それでも耐え続けることあと一人!
衛門 「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ〜〜〜〜」
あまりのジタバタの様子で男子生徒の野次馬まで出来始めていた。
そして…
ついに衛門の頭の中でカウントダウンが始まってしまった…!
30…… 29…… 28……
ゼロになれば間違いなく決壊だろう…。
だが、トイレから水を流す音が…!
そう!この女子生徒が終わったら次は衛門の番なのだ!
17…… 16…… 15……
カタカタと外に出る支度をしている音が聞こえる。そして…
※カチャン
鍵が開いた!
9…… 8…… 7……
女子生徒 「ふぅ……」
衛門 「どいてぇ〜〜〜〜!!!」
女子生徒 「わっ!! なに!?」
6…… 5…… 4……
出てきた女子生徒とすぐさま入れ替わりトイレに入る衛門!
※バタンッ!! ガチャッ!!
3…… 2…… 1……
そしてパンツを脱ぎ便座に座った!!
0……!!
※じょおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

リミット0と同時に尿が勝手に出始めてしまった!
衛門 「ふううううううう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
どうやらギリギリで間に合った衛門。
高級千里茶の餌食になりながらこれはお見事と称えよう。
ところでこの衛門。
以前にもお伝えした様に「メガネを外すと超絶の美人」との噂がある。
そんな彼女、思いっきり走った勢いでズレていたメガネが…
放尿中にポロリと外れてしまった…。

衛門 「いやん…♪」 01
なが〜〜〜〜〜〜〜い放尿が終わり、膀胱を空っぽにしてトイレを出る。

彼女の名前は衛門ミミ。
メガネを外すと性格まで変わるのか定かではないが…
謎多き女性なのでした。
リクエスト 8 ナンバー[52]
投稿者:スローグさん


