蓮昇と佑香が新居に住んで二人きりの新婚生活が始まってから幾ばくかの物語である。





ところで佑香には誰にも言えない秘密があった。

学生時代、道路に飛び出した女の子をとっさに助けた際、交通事故に遭い左足を骨折。
足は全治したものの心に後遺症が残っておりその時から稀に「おねしょ」をする体質になってしまったのだ。

今でも治療方法は解明されずその悩みは旦那である蓮昇には未だ打ち明けられずにいた…。
幸いな事に結婚生活でのおねしょは何度か経験はしたものの、蓮昇が仕事で留守の時など
佑香の相変わらずの「幸運」だけは健在。だが今後の事も考えるとバレるのは時間の問題だろう。

いつ打ち明けようか本人も悩んでいる…。


後遺症が表れた時期から佑香はある一冊の本も治療法の一部として活用している。
ちょっぴり「怪しげな本」なのだが、佑香にとっては至って真剣。
高校生時代から結婚生活の不安を案じて長きに渡り治療法を試している。
好評なのか、効果があるのか、その雑誌は廃刊にはならず「律儀に」新刊がたまに発売されていた。



佑香 「………」

仕事の蓮昇を見送りそして家事も落ち着ついた頃、つい先日新刊が出た本を佑香は真剣に眺めていた…。

佑香 「これで貴女も治る!甘い愛の生活を取り戻せ!〜オネショ治療法!結婚生活編!  …かぁ…。」
   「高校生の時全く効かなかったんだけどな…」

   「でも頑張らなくちゃ! 蓮昇さんを幻滅させたくないもんね!」


佑香 「どれどれ…」

   【項目13】旦那さんが寝ている時に四の字固めをしながら…   「これは無理かな〜」

   【項目36】夜の営みの最中に旦那さんを泣かせて…
   【項目07】お風呂で全裸になり向き合って…
   【項目45】オムツ姿で3べん回っておもらし…

佑香 「う〜〜ん… どれもハードル高いなぁ…」
















蓮昇 「たっだいま〜!佑香さん!」

佑香 「おかえりなさ〜い!」

夜、元気良く帰宅した蓮昇を佑香は笑顔で出迎えた。軽くキュッとハグなんかもしたりして。

佑香 「お疲れ様! どぉ〜?、パパと仕事順調?」

蓮昇 「ああ、お義父さんの教えが素晴らしくて楽しいよ〜 これなら早く会社のノウハウを得られそうだね」

佑香 「わぁ、それは良かったぁ〜! しばらくの我慢だもんね〜頑張らなくちゃ!」

蓮昇 「もちろん!お義父さんの期待に応えなくちゃな!」

諭吉の会社に「ヒラ社員」として入社した蓮昇は数年の修行期間を与えられていた。
もちろんそれは「跡継ぎ」を意味する。
無条件で娘夫婦に会社を継がせたい為(あえて条件を付けるなら佑香を幸せにする事?)
蓮昇に与えた諭吉の優しさでもあった。

佑香 「ねね、お食事にする?それともお風呂?」

蓮昇 「お風呂に入ろう!一緒に!」

即答の蓮昇に、しかも一緒にとで佑香はちょっぴり驚いた。

佑香 「一緒に…!? うん…♪」

数年の修行中は本気で仕事に励んでもらいたく母親のティアラからは「一緒にお風呂に入るのは1ヶ月に数回程度」という
少し厳しい規則が決められていた。(もちろん「営み」も制限を付けたかったがさすがにやめたようだ…)


すでに湯を沸かして準備をしていたお風呂。
服を脱いだ蓮昇はタオル一枚巻いてお風呂場へ。
湯船に浸からず佑香が来るのを待つ。

その後、脱衣所で服を脱ぐ佑香の姿がガラス越しでぼんやり見えた。

佑香 「は…入るよ〜」

蓮昇 「う…うん」

何回か一緒に入った事があるとはいえさすがにまだ恥ずかしさは消えない。
やっぱりまだ顔が赤くなってしまう。

佑香 「えへへ、は…恥ずかしいね♪」

タオルを巻いたまま掛け湯をしようと桶を取ろうとした時、
蓮昇はその佑香の腕を軽く掴んで自分の正面に立たせた。

佑香 「わ…」

蓮昇 「佑香さん…」

蓮昇は巻いていた佑香のタオルを取った…。

佑香 「……… あん…」

二人は全裸で向かい合ったまま…蓮昇は佑香の唇にキスをした。

佑香 「ん……………」

キスの時間は10秒を越えた。

そしてキスが終わると蓮昇は佑香をギュッと抱きしめた。
お互いに鼓動が伝わりあえるほどに、体温も上昇してとても温かかった。



だが……!!!



佑香は見逃さなかった!!












佑香 (あ…あれ? このシチュエーションって…)


佑香 (も…もしかして…チャンス…!?)





そう、昼間真剣に読んでいた「オネショ治療法」の【項目07】を思い出したのだ!


佑香 (たしかお風呂で全裸のミッション、あったよ! た…試さなくちゃ!)


なんと佑香はオネショ治療法のミッション遂行に出たのだ。

佑香 「ね…ねぇ…蓮昇さん… 抱いたままでいいから… お願いがあるの…」
蓮昇 「ん…?何だい…?佑香さん」
佑香 「せ…背中の真ん中辺り…昼間さ、ちょっとぶつけちゃって… 少し押してくれると嬉しいかな〜って えへへ」
蓮昇 「背中かい…? うん、いいよ。ぶつけちゃうほど家事頑張ったんだね、お疲れ様」

蓮昇は全裸で抱き合ったまま佑香の背中のツボを軽く押し続けた。

佑香 「ありがと…」

蓮昇 「おし!湯船に浸かろうか〜!」


蓮昇は掛け湯をしようかと後ろに置いてあった桶を取るため、佑香に背中を見せた。


佑香 「待って!!そのまま!!」

蓮昇 「へ…?」

佑香 「い…今から背中に文字…か…書くから あ…当ててみて〜!♪」

蓮昇 「背中文字かい…? ああ、いいよ〜書いてみて〜!」

不自然すぎる行動で佑香自身もめちゃくちゃ恥ずかしかったが、
悟られまいとテンションを上げるそんな自分もかなり恥ずかしかった。

蓮昇 「う〜〜ん… 何だろう〜わかんないな〜… なんて書いたの?」

佑香 「えへへ、ナイショ!♪」

蓮昇 「え? なんだよ、もう(笑」



佑香 (はぁ…はぁ… でも… ここからが… ちょっと難しいかな〜…)


蓮昇 「佑香さん…可愛いな…」

そんな佑香を見た蓮昇は感極まって思わず再度佑香を抱き寄せた!
そしてまた軽くキスをした。


佑香 「うん…… ん…」




蓮昇 「ゆ…佑香さん…お願いがあるんだ…」

佑香 「ん…… なに…」

蓮昇 「ゆ…佑香さんの…お…おしっこ…を… その…感じたいんだ…」

佑香 「え…お…おしっこ…?」


佑香の鼓動は一気に上昇した。


佑香 「う… うん… いいよ…」

ぼそりと小さくうなずいた後、蓮昇の手は佑香のふっくらと柔らかいアソコに手を伸ばした。
指が触れた瞬間ピクッと佑香の身体が震え、そして3本の指で佑香のアソコを包んだ。
まるで手で「パンツ」を創っているかのように…。

佑香 「はぁ… はぁ… しちゃうの…? このまま…? はぁ…はぁ…」

蓮昇 「うん… 怖くないよ、大丈夫 このまま感じたいんだ」

蓮昇は優しく微笑んだ。

実は丁度いい具合に佑香の膀胱にはおしっこがたっぷり溜まっており、軽くではあるが尿意も感じていた。

佑香 「はぁ…はぁ… 感じてね… 蓮昇… さん…」



恥ずかしすぎて卒倒寸前の佑香。

そして膀胱の力を緩めた。01


※しゅっ… しゅぅぅ〜〜…… 02





蓮昇の手の平に佑香の温もりが伝わった瞬間小さなおしっこの「池」ができる。
同時に佑香もおしっこの温もりがアソコ全体に広がった。

そして一度勢いが止まった後……

本流が始まった。

※じゅうううぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

先ほどの量とは比べ物にならない位のおしっこの量が蓮昇の手から溢れ零れ落ちる。
無言の浴室に佑香の噴出の音と床に落ちる音の2種類が響き渡っていた。


蓮昇 「はぁ…はぁ… 佑香さん…素敵だよ…」


佑香 「あん… はぁ…はぁ…」


おしっこは30秒近く続いた。
だが、あっという間なのか、永遠に感じたのか、それは二人にしか分からない愛の時間であった。


そして…




佑香 (よ… よし! 今だっ!)



佑香のミッションの続きが始まった!!



佑香はおしっこを洗い流す前に三たび蓮昇と抱きつくと、蓮昇の耳元でこう囁いたのだ。




佑香 「………愛してる」




蓮昇 「…………………」




蓮昇 「僕もだよ… 愛してる。佑香さん」





そして…蓮昇は…

佑香のおしっこがついた右手を

なんと、洗い流す前にペロッっとちょっぴりヒト舐めしたのだ。



佑香 「………!」













その後は仲良く湯船に浸かりお風呂を終えた…。

夕飯を食べ、色んな話をして長い一日が終わり床に就いた時

佑香は治療法について思い出していた…。





【項目07】お風呂で全裸になり向き合っておねしょを治しましょう!

@まずは旦那さんと一緒にお風呂へ移動しましょう!
そして掛け湯をする前に「全裸」で「10秒間以上」キスをすべし!(旦那さんはタオル着衣でもOK)

Aキスが終わったらそのまま熱く抱き合いましょう!

B抱き合ったまま旦那さんに「背中のツボ」を押してもらうべし!

Cそしてまだ湯船に入っちゃダメですよ! ツボ後、今度は旦那さんの背中に「背中文字」をしましょう!
文字は「オネショ」! まあこの文字は旦那さんに伝わらなくてもOK♪





佑香 (………)

佑香 (うまくできたかなぁ……)






D背中文字の後は2度目の「全裸で抱き合ってキス」をすべし!!キスの時間は問いません!

Eさて!ここからが肝です!
全裸で抱き合ってキスの後は、旦那さんの右手を自分のアソコに当てて
そのまま思いっきり「おしっこ」をしちゃいましょう!!

自分のおしっこを旦那さんの手の平に当てる事によって悪のパワーを旦那さんに退治してもらう事ができるのです!





佑香 (はぁ……… はぁ………)

佑香 (思い出しただけでも顔から火が出ちゃいそうだネ……)






Fおしっこが終わったら、3度目の「全裸で抱き合う」をして、その後耳元で「愛してる」と言うべし!





佑香 (びっくりするほどすごく順調だったけど……)

佑香 (蓮昇さんに「変な女」って思われてないかなぁ… 心配…)

佑香 (でも最後に蓮昇さんから「僕も愛してる」って聞けたから安心しちゃおっか…♪)

佑香 (そしてオネショが治るといいなぁ〜…)




暗闇の中でうっすら見える蓮昇の寝顔を佑香は微笑みながら見つめていた。






そしてそんな事を考えている途中、佑香も眠りに就いた…。


































Gそしてコレが最後です!

旦那さんが手を洗い流す前に旦那さんにおしっこをちょっぴり「舐めて」もらいましょう!

安心して下さい!貴女の事を愛しているならきっと舐めてくれるハズです!勇気を出して頼みましょう!





〜〜以上、【項目07】のミッションはこれにて終了です。貴女の未来が幸せでありますように!〜〜