リクエスト第12話 番外編




結城 「じゃあ出かけてくるよー お昼は要らないからね」


麻衣 「はーいよー いってらっしゃいー」


世界 「なんだ、結城随分嬉しそうだな」
麻衣 「デートなんじゃない? この間彼女できたって言ってたし」
世界 「ふむ… あいつももうそんな年頃か…」

ある日曜日の昼下がり、結城は楓とデートのため出かける。
そして麻衣と世界は二人で昼食を済ますと世界は仕事のため出かける準備をする。

世界 「んじゃ家の事頼んだぞ〜」
麻衣 「あいよ〜、いってらっしゃい〜」

麻衣 「ふぅ、さてっと…」

世界も見送り家には麻衣一人きりになった。せっかくの休日なのだが麻衣は今日は留守番。
そう、ゲームに集中できる一人きりの時間を狙って今日はゲームの攻略予定なのだ!

麻衣 「お〜し… 今日こそあの塔を突破してやるっ!」

すぐさま麻衣は部屋に戻りドリームキャストラを引っ張り出し電源ON!
麻衣愛用の大き目のクッションを敷きゲームに没頭する。

麻衣 「あ…だめだ…鍵合わないや… やっぱまだ見落としてんのかなぁ…」
麻衣 「ふむ…このルートだと全部行き止まりなわけね…ふむふむ…」

時間は瞬く間に過ぎる。そして生理現象もあっという間にやってきた。

※キリリ…

麻衣 (………)
麻衣 「ふぅ… もう少しレベルも上げなくちゃだめね」
麻衣 「おし!うんちしてこよっと」

3日ぶりのお通じ、今日は「ウン」が付いている!などと攻略祈願なんかも思いつつ
トイレへ向かう麻衣。 だが…

麻衣 「…あら?」

トイレのドアには
【トイレメンテナンス中、もししたくなったらコンビニを使うように】
という貼り紙があった。

麻衣 「今朝まで使えてたのに…?」

どうやら仕事前に世界が何かしらの故障を起こしてしまい、仕事前に貼って出かけたものと麻衣は推測。

麻衣 「なによぅ、修理代だってバカにならないのに…全く…」

軽くため息をついた麻衣は少し考えた…。しょうがない、コンビニに行くか…
ところが尿意はそれほどでもないが便意が急激に強まる。

麻衣 「うぐっ…!?」
麻衣 「あたたたた…」

強まる腹痛と肛門への圧迫感、一歩足を踏み出すごとに腸の中のう○ちが降りてくる感覚。
これはコンビニまで歩けないと判断した麻衣は外出は断念、何かトイレの「代用」を探すことに。

そういえばたしか…

二階の自分の部屋に子供のころ使っていたおまるがたしかあったような…
麻衣は部屋に戻ると押入れを探し始めた。
そして記憶通りおまるを発見。ちょうどその頃…

※ぐぐぐ…

麻衣 「あっ… いつつ… だめ…」

かろうじて肛門の「門」を塞いでいるが思った以上の圧力にもう力も続かない。
今日の便意はなんていじわるなんだ!と、麻衣にスカートとおぱんつをその場で脱がさせた!

麻衣 「ああん!でっ出るっ…!」

寸前、ハッ!っと気付きゴミ箱で使用していたゴミ袋を速攻で引っ張ると
中のゴミをその場に出しおまるにあてがう。これでおまるは汚れない!
でも本来おまるは汚れてもいいものだが、罪悪感からだろうか無意識であった。

そして次の瞬間に肛門括約筋は力を失った…


麻衣 「ふぅ…ふぅ… はぁぁぁ〜〜〜 うんっ!!うぐっ…!っぐ…」 01



実に10年ぶりに愛用の「おまる」のお世話になった麻衣。


麻衣 「わぁ〜〜!かわいい〜!!」

はるみ 「麻衣のお友だちのアヒルちゃんだよ〜」

麻衣 「まい、きょうからずっとここでうんちする〜〜!」


世界 「ははは」

はるみ 「ふふふ」

結城 「うんちま〜〜ん!」


懐かしさがこみ上げてくると同時にちょっぴり微笑む。


麻衣 「もう、お父さんったら…」











リクエスト 8 ナンバー[32]
投稿者:マ太郎さん