
国内最大級と言われるMMORPG、その名も「キャスナロクオンライン」。
そのユーザー数は500万人を超える超有名なオンラインゲームである。
そんなオンラインゲームの世界にハマっている今回の主人公麻衣。
日課と化している麻衣は今日も「楽しく」仲間に会いに行く…。

元々ゲーム好きの麻衣だが彼女にも秘め事がある。
そんな麻衣のオンラインストーリーをちょっぴり覗いてみる事にしよう。

ゲーム内には「ギルド」というグループが存在する。
ある程度旅をして気が合った仲間などで構成させる組織。チーム。
麻衣(ゲーム名:まいちぃ)も、もちろんギルドに所属している。
「溜り場」と呼ばれる仲間内で決めた場所へ行くと大体誰かしらのメンバーが居て
ゲーム内にログインしたらまずは溜り場などに顔を出すのがユーザー達の日常なのだ。


そんな会話も仲間内ならではの楽しさがある。

ギルドにはギルドを仕切るギルマス(ギルドマスター)と
マスターアシスト役のサブマス(サブマスター)が存在する。
麻衣はサブマスの地位に就いており時折マスター不在時には
場を仕切り仲間の信頼を得ている。
キャラクターのレベルも資金も率先力も十分マスターの器なのだが
麻衣は「なぜか」サブマスの地位を守っている…。



眠ることの無い世界。人々は笑い、人々は喜び、そして時には泣いたり。
星の数ほどのプレーヤーが冒険をし、そしてそのプレーヤーの数だけ物語がある。

楽しかった後は現実が待っている。
明日が仕事や学校の者、勉強で忙しい者、嫁が厳しくて長く遊べない者。
名残惜しくゲームを終えるプレーヤーも少なくはない。
数十人が集い賑わうそんなギルドも皆ログアウトすればちょっぴり寂しいものだ。
そんな中、時々…
麻衣とマスターのみになる時間帯がある。
狩りも終わり休憩中の溜り場、指定席のマスターの隣で麻衣がちょこんと座る。




狩り以外でもこうして「まったり」と会話するのもオンラインの醍醐味。
狩りが目的だけではなく、ただ喋るだけの時間もまた楽しい。
麻衣とマスターは時折誰も居なくなったギルドでまったりと会話をしたりもする。

私生活ではゲームの話題をする友達がほとんど皆無の麻衣。
同じ共通の趣味の仲間であり会話だけでも簡単に時間は過ぎてゆく…。


そう、もちろん……
「あの」生理現象も当然起こる。


通常の会話は「白色」のログ。だが二人のみで話す機能を使用するとログは「黄色」になる。
二人だけの秘密の会話、誰にも聞かれたくない時はこの機能を使うと便利なのだ。



あれほどのお茶を飲んだ麻衣。
本当は今すぐにでもトイレに駆け込みたいほどの尿意なのだ。
もちろんしぐさは相手には見えないのでこっそりとアソコを「揉み」ながら耐える。



…どうも様子がおかしい。
そう、皆も気づいたと思うがオンラインゲームとは
相手の許可なんか無くても容易にトイレへ行けるのだ。
無論、手の離せない今回の様な大事な戦闘中以外は…。

さきほどの竜之介とは打って変わってちょっぴりエロ話なんかもしている麻衣。
そして我慢しつつも誤魔化し誤魔化しでソフィラートの話を聞く。
その間にも飲んだお茶は次々に膀胱へ尿に分解されていき数十分が経過した…。


だが……バタバタと足を動かし我慢しているかと思えば…
少なくとも身体を動かせばまだ我慢できるものを
案外と大人しく尿意を耐えている麻衣。
それはまるで…
もうこれ以上我慢する気が無いような、そんなしぐさすら感じた。


ソフィラートの優しい言葉に麻衣の我慢も徐々に力が抜けてゆく…。

そして…
麻衣はお気に入りのクッションの上でソフィラートと二人きりになりながら
おもらしが始まってしまった……。
※シュー… シュルシュル…
※シュルルルル……
※ジュウゥゥーーーーーーーーー!


大量のお茶のおしっこはそう簡単に終わる事は無い。



おしっこしながらも器用にタイピングをする麻衣は
見えない相手に細かく状況を伝えていた。01
おまけ 02 戻る 01
だが……、
どうも状況を聞き出すのが手馴れているマスター。
普段はしないエロ話に乗る麻衣。それでいてトイレにも駆け込まず
予め用意したと思われる大きめのクッション。
さらに… ログイン直後の大量のお茶。
実は麻衣…

このマスターの前でおもらしするのは初めてではなかったのだ。
数ヶ月前、麻衣はマスターと二人きりの時、トイレを我慢をしていた。
だが本当の事故で麻衣はなんとおもらしをしてしまったのだが、
それ以降マスターの前でトイレ我慢を悟られると、なかなかトイレに行かせてくれない事に気が付く。
しかも相手は麻衣がゲーム内で尊敬する「マスター」。本当にその命令を聞いて
今度は「故意」におもらし…。
そう…、麻衣はそんなプレイを何回か繰り返しているうちに
その行為が「嫌いではない」という感覚を覚えてしまったのだ!
普通のゲームでは絶対に味わう事の無い、むしろどちらかと言うとアウトサイド的な感覚。
もちろん故意に溜めた尿意。わざとマスターの前で尿意を伺わせる。
トイレに行かせてもらえないという状況を心のどこかで楽しみにしている自分。
そうしていつの間にか出来た「おもらし用」のクッション。
麻衣は、ほんの少しばかり変態さんの扉を開けていた…。



朋美や百合には絶対に言えない、むしろ家族にも絶対にバレてはいけない。
麻衣のもうひとつの世界の楽しみがそこには確かに存在していました。


