涼子 「む… こんな時に…」







現在被疑者を尾行している涼子警部補。数日前に起きた連続婦女暴行事件の容疑の一人だ。

物的証拠が無いため現行犯での逮捕と試みる涼子。



だが犯行がいつ行われるのか、どこで行われるのか、長時間で忍耐と我慢の尾行となるのは必須

少しでも目を離すと被疑者を見失う可能性は高い。



涼子 「コーヒー少し飲みすぎたか… くそ…」



そう。この手の尾行は自身の排泄にも気を遣わなければいけないのである。

最近は少しずつ暖かくなってきたものの今日は一段と冷えるそんな季節。




被疑者が落ち着かない素振りを見せ始め、涼子にも緊張の空気が流れたそんなタイミングの悪い尿意。

スカートにも関わらず尿意を紛らわすため手で前を押さえ込む場面も…。









涼子の尿意は限界に近づいていた。







突如被疑者は急ぎ足で歩き始めた。

そしてなんと一人の若い女性の後ろに付いたのだ。






涼子 「んっ…!? まさか…」






被疑者が女性のあとを付けたまま歩き続け

気が付けば人の気も少ない場所へと涼子含めた3人は移動していた。



そして徐々に足取りが速くなり女性に追いつきそうな勢いになる。





臨戦態勢に入る涼子。

緊迫した涼子の尿意はいつの間にか止まっていた。








さらに男のスピードが上がり…


今にも女性に触れそうな瞬間……!








被疑者は方向を変え… なんと公衆トイレに入ってしまったのだ!








涼子 「え…?」



急いでいたのはどうやらトイレの為だった様だ…。




涼子 「なんだ…トイレか… ふぅ…」




犯行は行われず少しばかり気が緩む涼子。

そのおかげで消えていた尿意が復活してしまった。



※ぶるる…!



涼子 「そうだ…!トイレ我慢していたんだ…! 鬱陶しい小便だなっ」



このまま我慢し続けるわけにも行かずうまい方法が無いか少し考える涼子。

職が警察官のため野外での放尿は極力避けたいところ。



被疑者が店に入ったらその店のトイレを使わせてもらおう、それまでは我慢。と男を待つ。



しかし3分ほど時間が過ぎても被疑者はなかなか出てこない…

どうやら「大」の方であった。





気温も冷え込んでくる。






涼子 「………………」






涼子 「はぁ…  はぁ…!」





※ぶるるっ! ぶるっ!





涼子 「だっ だめだっ……!」




なんと男が出てくるのを待てず涼子は同じ公衆トイレに駆け込んだのだ!





※バタンッ! ガチャッ!!




涼子 「はぁ…! はぁ…! はぁ…!」




涼子 「ふぅ……」 01






さすがに漏らしては追跡も不可能。やむを得ず涼子は公衆トイレで用を足す事に決めたのだ。

そして溜まった尿を一気に排泄する涼子。1分以上も続く長いおしっこになった…。



その後も尾行を続けるがなんと被疑者の尾行最中に別の暴行事件が偶然起き

すぐさま御用とした別の男はなんと今回の事件の真犯人であったのだ!


尾行していた被疑者と思われていた男は騒ぎを野次馬した後…そのままどこかへ姿を消した。





今回の件で反省会を行う各部署。

涼子本人も誤尾行の他におしっこに対する姿勢を反省したのでした。










リクエスト 7 掲示板ナンバー[010]
投稿者:スローグさん