
担任 「熾芽朱里!」
朱里 「はい!」
卒業証書を次々と受け取りに行く生徒達。
もじもじ…。
私 : うぅ〜…おしっこしたいよー…。
次は私かぁ…緊張するなぁ…。
ステージの上でおもらししたらどうしよう><
担任 「栗林まゆな!」
まゆな 「はい!」
校長 「おめでとう」

深くお辞儀をする私。
私 : うぅ…歩くとおしっこ出ちゃいそう…
なんとか普通に歩いて自分の席に戻るまゆな。
私 : 練習の時より全然長いよ〜…
式の前にちゃんとトイレ行ったのに…。早く終わらないかな…
あとどれぐらい掛かるのかな…
続きまして、6年3組。
相沢義彦!
ハイ!
私 : あと30人ぐらい・・?長いな、どうしよう…
我慢できるかな…?
やっぱり先生に行かせて貰おうかな…(キョロキョロ…)
うー、、、でも行かせて貰うとか無理だよね…
こんな所で一人で立ってどっか行ったら絶対変に思われるし…
ブルル…!

うぅぅーやばい・・・おしっこでちゃう…
どうしよう、おもらしとか絶対駄目…!
卒業式なのに、ありえないよ…!
でも、、どうしよう…我慢できないよー…!
3組…まだ半分ぐらいしか終わってないし…
しかもこの後校歌とかあるし…!?
どうしよう・・・絶対こんなの無理…
あ・・・だめ・・・これ出ちゃう・・あ・・・・あぅぅ・・。
もうおしっこ…無理だもん
私はとうとう我慢を諦めてしまいました…
しゃぁぁぁぁぁぁ…。。。。
音と共にぱんつの中から勢いよく温かいのがあふれてきました。
お尻にあっという間に広がって、太ももに流れていき、椅子からこぼれ落ちてきました。
一瞬、止めなきゃって思ったけど凄い水圧で蛇口が痛くて無理でした。
バシャバシャバシャ・・・・ 01
床に激しくおしっこが落ちる音が鳴り響いてます。
ぱんつの中ではおしっこがぐるぐると渦巻くような反射するような感覚が広がります。
だんだんおなかの方にもおしっこが登ってくる様な感覚もあります。
私 : はぁぁぁ・・・・またおしっこもらしちゃったぁぁ・・・・・
せっかく卒業式用に買ってもらったスカートもどんどん濡れて行きます。
靴下も温かくなって、上靴の中にもどんどん入ってきます。
両隣の子がキョロキョロこちらを見てきます。
前の子も振り向いてきました。
しゃぁぁぁぁぁ……
おしっこは勢いよく出続けていて、私にはどうする事も出来ません。
我慢で疲れたおしっこの蛇口に力が入らないのです。
もうぱんつも履いてる意味が無いぐらい濡れすぎて、
お湯に浸かってる様な変な感覚がずっと下半身に広がってます。
バシャバシャバシャ……
しょろしょろしょろーー・・・
ぴちゃんぴちゃん・・・ぴちゃん・・・ぴちょぴちょ…
やっとおしっこが全部出終わりました。
体は凄くスッキリしてやっと解放されたような感覚でした。
椅子からはまだ残りのしずくが落ちてました。
上靴の中に入ったおしっこが気持ち悪くて、靴の中で指を動かしたりしてぐちゅぐちゅしてました。
ぱんつがすぐに冷たくなってきて、お尻にぴったり張り付いてました。
朱里 「まゆなこれ…おしっこもらしちゃったの…?」

私 「……」
私はただうなづく事しか出来ませんでした。
ほんの少しだけ私の近くでザワザワしましたが、卒業式なのでそれはすぐに収まりました。
3組の授与式はまだ続いていましたが、担任の先生が駆けつけてくれて、
あらら・・・保険室行こっか、と、それ以外は何も言わず私を連れ出してくれました。
ぱんつもスカートもびしょびしょで、歩いてる時が一番気持ち悪かったです。
保険室で着替えをしてる時に、親が来て謝ってました…。
最後の最後で何やってるんだろうと・・・悔しくてしょうがなかったです。
ジャージに着替えさせられて、教室に戻って最後の帰りの会をして、私の卒業式は終わりました。
もう本当に、これを最後におもらしはしないと心に決めたのに、
またおもらしをする事になるとは、私の孤独な戦いはまだ終わりませんでした(涙
「小学校は卒業したのにおもらしは卒業できなかったのです…」
投稿者:まゆまゆさん


