
こんにちは…いえ、初めまして。
私の名前は「田野志希(タノ シキ)」と申します。
美黄流女子高校に通う一年生です。
そして私には…、可愛い可愛い妹が居ます!
名前は「志歩(シホ)」と言って雫中学校に通う一年生ですが、少しばかりやんちゃで勉強もちょっと苦手なのかなー…
男の子とケンカもしたり先生ともケンカなんかしちゃったりする時もあるの。
でもそんな志歩がすごくかわいくて…。もうなんでも面倒みたくなっちゃう〜

でもね…、
この間、私が学校から帰って来た時に志歩が家に居て。「あ、また学校さぼったな〜」なんて思ったりして
志歩の所に夕飯何食べたいか聞きに行ったの。
そしたら………
志歩 「あ〜〜〜〜ん!あ〜〜〜〜〜ん!あ〜〜〜〜〜〜ん!!!」
志希 「………………えっ…? 志歩……?」

一瞬何が起きたのかわかんなくて…。
だって志歩が赤ちゃんみたいにあんあん泣いているんだもの…。
志歩って普段気が強くてホント滅多なことじゃ泣かないのに。
志希 「ちょっと、志歩… ど…どうしたの…?」
志歩 「あ〜〜〜〜ん!! あ〜〜〜〜〜〜ん!! わぁ〜〜〜〜〜ん!!」
志希 「志歩……?」
私の問いかけにも答えなくてあれ…?ちょっと変だなってすぐ思ったの。
それが確信に変わったのは… 志歩が… よだれを…たらしてて…。
前に何かの本で読んだ事があってすぐには分からなかったけど人間って何かのきっかけがあった時
すごく低い確率で「赤ちゃん返り」をするって。
とにかくその時は泣き止ませようと頭をなでてみたりして。
志歩 「うっ… うぇっ… うっ うっ…… むにぃ〜〜〜…」
志希 「よしよし、いい子ちゃんだネ〜、泣き止んだのネ」
私もこんな事は初めてで少し焦ったけど… なんか志歩が幼稚園の頃を思い出して
すぐに抵抗も無く志歩をなだめることができたの。
とりあえずタンスの奥に大事にしまってあった私と志歩の幼い時の記念の「よだれかけ」を志歩に着けてみたり。

志歩 「きゃっ! きゃっ!」
いつもはね、ホントケンカしてやんちゃでたまに反抗なんかしておてんばさんなんだけどネ。
志歩のよだれかけの姿見て… なんかすごく愛おしくなっちゃってネ…。
おもわず口にキスなんかしちゃっても志歩はすごく無邪気な顔で笑ってた。
その笑顔が今でも忘れられなくて。すごく可愛くて…
幸い家の前にはドラッグストアがあって、
とりあえずすっごく心配だったけど3分くらい家を空けて大急ぎで赤ちゃんセットって言うのかな…?
思い当たるもの一式買い込んできたの。
哺乳瓶でミルク作って志歩にあげたらまるでお母さんのおっぱいを吸う様に飲み始めて。
でもその姿がすっごく可愛くて… 私も半分もらって… 一緒に飲んじゃった…(照
もうヒト時も離れず志歩の隣で一緒に横になってネ。
志歩がすごく私に甘えてきたりしちゃって。私も自然と赤ちゃん言葉になっちゃったり。
志歩 「あん… あん… むにむに…」
志希 「しほちゃん〜 だっこする〜? それとも…ちっこ?」
はっ!と思って。そう言えばたぶん自分からおしっこって言えないんだ…って。
私は志歩にオムツを履かせようとホットパンツに手をかけたの。
さっきは夢中で気にもせず買ったけど………
でも…
ちょっとだけ… その…あの姿が…もう一度見たくて……
しばらく…見てたんだ……
志歩が… そのまま…… お…おしっこ…を… あん…。 01
ホットパンツも下着も全部におしっこが染み渡っちゃって…… おもらし…しちゃった…。
しゅう〜って…。
すごく…… 温かくて…。
でも全然私は志歩のおしっこなんて汚くないと思ってるしむしろそのびっしょりになったズボンとか
履き替えさせてあげるのがすごく嬉しかったの…。私の袖も足も濡れちゃったけどネ。もうお構いなしで。
志歩もオムツするんだってちょっぴり微笑んじゃった。
綺麗に全部拭いてパウダーもつけてオムツもばっちり履けたの。
でもそのオムツもまたびっしょりにして履き替えさせてあげるんだけどネ…うふふ。
しばらくしてむにむに言いながら寝ちゃった。
あの日以来、志歩には「赤ちゃん返り」が訪れていないけど
いつでも赤ちゃん返りできる様に私の部屋には志歩用の赤ちゃんセットが置いてあるのは内緒です。
志歩はたぶん覚えてないんだろうなぁ…。
志歩 「じゃあ、あたしちょっと出かけてくるねー! 夕飯いらないよー」
志希 「はーい。遅くなる前に帰っておいでね〜」
志歩 「あーい!」
あぁ… また… 来ないかな〜…。(ドキドキ……


