3時間目の授業が終わり休憩時間に入る。

ぱらぱらと生徒達が教室から出て各々休憩時間を楽しむ中

急ぎ足でかけ抜ける彩がいた。


彩 「急げ〜…」



授業開始直後からトイレを我慢していた彩はやっとの思いで開放の場所へと向かう事ができた。


だがトイレへと続く廊下を右に曲がった直後…!





佐竹 「ちょっと待ったぁ〜小粒よっ!!!」


彩 「わっ! なっなに…!?  佐竹…!?」


突如として後ろから両腕を固められる彩。

相手は佐竹正昭。
当校の応援団長にして生徒会長胡桃りんごの「しもべ」とも言えよう格闘家の普通科三年生。


普段進学科の校舎に普通科の生徒の彼は居ない。
そして突然の意味不明の行動に彩はかなり驚く。


彩 「ちょ… ちょっと… な…なに…?」


佐竹 「まあ驚くな、小粒よ。お前にちょっと用事があってな」


彩 「それはいいけど…なんで羽交い絞めなのよ…? それに私急いでいるから離してくれる…?」


※「それはできないわ!彩」


奥から女性の声が響き渡った。


彩 「え…? り…りんご…?」


ふらりとその影から姿を現した女性… そう、生徒会長の胡桃りんごであった。


佐竹 「会長、この通りばっちりです。」


りんご 「うふふふ〜 ご苦労だったわね正昭。そのままでいてちょうだい」


彩 「ちょっと!りんご!なんのマネよ!」


焦る彩。それもそのハズ、彼女はトイレに行く途中であったのだから。
その間にも授業中の数十分は我慢したであろう膀胱はキリキリと震えだしていた。


彩 「ちょっと、いい加減にしないと本気で怒るわよ…?」


その言葉を本気で言っている彩を見た二人はちょっぴり戦意喪失。


佐竹 「う…うぐ…」


りんご 「あ…彩!あなた忘れたとは言わさないわよ!」


彩 「な…なによ…」




りんご 「前に彩にもらったゲンコツ! あの部分がハゲになっちゃったのよ!(もう生え揃ったけど…)」










彩 「あ〜あれね… あれはりんごが悪いんでしょ〜?百合ちゃん達に絡むから〜」


りんご 「だからってハゲるほど殴らなくてもいいじゃない!」

りんご 「悪いけどお返しさせてもらうわよ。覚悟してちょうだい」



彩 「はぁ… りんご、あなた格闘できるの…?どうやって私と勝負つけるの」


りんご 「うふふ…誰が野蛮なケンカで勝負するって言った…?」


眼つきが変わったりんごはそのまま羽交い絞めにされて動けない彩のそばへと歩み寄る。


りんご 「ふふ… 彩… 随分と急ぎの用事だったみたいネ…」


彩 「え…?」


そう言うとりんごはなんと彩のスカートの中へ手を入れたのだ!



りんご 「うふふ…… ここかしら…」



おもむろにスカートの中に入れた手はさらに彩のパンツの横から生地の内側へと忍び寄る。


彩 「ちょっ!! ちょっとおお〜!! なにやってんのよ!りんご!」


りんご 「うふふふふふ…」


少し顔を赤く染めたりんごは軽く微笑む。


彩 「あっ…!!    あっ…  あ… 」


佐竹 「……う… うむぅ…」


りんごの指先は直接女の子の一番感じてしまう部分に触れていた。

そして小刻みに動かすたびに彩からは乙女の吐息が漏れてしまう。

完全に先手を突かれた彩。普段なら佐竹程度の羽交い絞めは問題なく解けるのだが
おしっこを我慢している上に大事な部分を弄られている彩に抵抗力は皆無に等しかった。


りんご 「やわらかい……」


彩 「り…りんご… いい…かげんに… はぁ… はぁ… しなさい…」


りんご 「おしっこ我慢してるんでしょ…? 私の前で楽になっちゃいなさいよ」


彩 「や…やだぁ… やめて… ほんとに… 出ちゃう…から…」


さらにりんごの人差し指は上下左右と激しく動いた。


佐竹 「ト…トイレ…?」


りんご 「はぁ… はぁ… 我慢してるんだね… 彩… 出しちゃっていいのよ…?」


もう限界で今にも全てを放出してしまいそうな彩を見ているりんごは自分自身の身体も熱くなり始める。
おもらし性癖所持者の彼女にとっては絶品の光景であった。


りんご 「はぁ… はぁ…」


彩 「だ…だめ… やめて…  でちゃう… もう… でちゃう……………」













大事な部分を触られ続けた彩は自分の意思とは関係なくその尿道の力を解いてしまうのであった……。


りんご 「出しちゃいなさい」



ついにりんごの手もろ共パンツの中でおしっこを開放して濡らしてしまった彩。

授業中、懸命に我慢し続けてたっぷり溜め込んだおしっこは
あろう事かトイレの便器ではなく生徒が大勢見ている前で、しかも廊下に全てこぼしてしまう事になろうとは…。

パンツの中で迸るおしっこの勢いは衰えず
りんごの弾く指先でじゅぼじゅぼと激しい音を立て飛び散っていった。


彩 「………………………………」


ばしゃばしゃと響き渡るおしっこの音。


佐竹 「か… 会長… こ…これは…?」


彩のおもらしを目の当たりにして驚きを隠せない佐竹はりんごに問いかける。


佐竹 「よ…用事があるからと押さえつけていてほしかっただけじゃ…?」


そんな問いかけにも反応が無いりんご。




彩のおもらし姿を見ながらりんごは今度は自分のスカートの中に手を入れる。そして数秒後…


りんご 「だめ… はぁ… はぁ… 我慢できない……」


※ジュワッ……


なんとりんごまでもが生徒の見ている前でおもらしをしてしまったのだ!


りんご 「あ…  うん…… ん……」



どうやら意図的におしっこを我慢していたりんご。

極度の興奮状態に陥ったりんごは彩と一緒におもらしをしてしまうのであった……













だが…


そんなパラダイスな状況で一人震えている男がいた……


そう、佐竹であった。





彩をこんな目に合わせてただで済むはずが無い。

単なる足止め役が女の子におもらしをさせてしまうとは…

しかもよりによってあの小粒彩。





ある一人の生徒は後にこう証言していた。

おもらしが終わった数秒後に

電光石火のような凄まじい蹴りが佐竹の急所を直撃した……と。

スーパーサイヤ人って実在したんだな、と語る。





全治一ヶ月の佐竹、


そしてりんごは……


前回より一つ多く


二つのゲンコツをもらいました。


(案の定ハゲたのは言うまでもない。)