今日は高校時代の後輩と大学の友人で飲み会のなびき。


なびき 「さあ!今日はとことん飲むわよ!」


詩織 「は〜い♪」   小鳥 「いえーい!」




割とお酒好きのなびきは月に1〜2回、こうして友人や後輩と集まり食事やお酒を楽しんでいた。


温かくなってきたこの時期、19時開始の飲み会は話も弾み
時間を忘れビールも美味しく進んだ。


なびき 「今日は楽しかった〜 みんな気を付けて帰ってね」


小鳥 「相談に乗ってくれてありがとね、なびき。また月曜日ね」


詩織 「胡桃先輩、また誘って下さいネ! 小鳥先輩もまた飲みましょう!」



楽しかった飲み会も時間のため解散。各々帰路に向かう3人。


なびき 「あと15分か… 急がなくちゃ…」


時計を見ると最終電車時間10分前。
これを逃すとタクシー帰宅という痛い出費のため急いで駅に向かうなびき。

出発3分前に改札を通り過ぎるとなびきの目にトイレが映った。


なびき (…あ、そういえばトイレに行きたかったんだ…)


駅に向かう途中で尿意を覚えたなびきは駅のトイレに寄ろうと考えていたのだが
現時点最終電車出発2分を切る状況、なびきはトイレを横目に足早で通り過ぎた。


なびき (だめ、逃したらまずいし我慢!)


何とか時間に間に合い席を見渡すがあいにく満席。
ドア付近に寄りかかり出発を待つ。


なびき (ふぅ…  席、空いてないか…。残念)


だがちょっぴりトイレに行きたかったなびき、立ちっぱなしで待つも次第に尿意が強まる。


なびき (……)


無意識に足と足が絡み合う。お酒の効果はお茶の利尿作用の比ではない。
みるみるうちに膀胱に溜まるおしっこは一瞬でなびきを焦らせた。


なびき (ど…どうしよう…! 急に…すっごく… トイレに行きたくなっちゃった…)



なびきは考えた。

タクシーで帰ればとりあえずこの尿意から開放される。
だが今月は金欠気味で無駄なお金は使えない… かといってこのまま…






駅員 「最終電車出発ですー」


なびき (…あ!)


なびきの目の前で無情にも扉は閉まってしまった。。







次第に揺れ始める電車。

土曜の最終電車は都会の様々なお客を乗せ静かに闇へと走らせた。





すでにタクシーを選んだ方が良かったんじゃないかと後悔し始めているなびき。

その尿意はなびきの下腹部を刺激し痛みも徐々に強くなってゆく。


なびき ( 痛… っく…! んん…)


ほろ酔い加減でホットパンツから伸びる健康的な太ももは
交差しながらも必死に締め付けられている。

5分も経過した頃ついに膀胱もパンパンに膨らみ張ってしまった。

そしてそのほろ酔い加減が命取りとなり尿意我慢もままならず尿道の小さな隙間から
少しずつ、少しずつとモレ始めていた。

じょっ… じょっ… と、音がするたびに下着に広がるシミ。酔っていても把握できた。


なびき (ぁ… ぁっ… ちょっと… やだっ…)


ここで動けば注目される事は必須。絶対にバレたくない大人の意地がなびきに襲い掛かる。
とにかく冷静に! 平常心さえ見せれば悟られる事は無いと必死に装う。

残り5分!もう貯水できない膀胱はどこまでもつか!?




だが…!!

なぜかゆっくりになる電車。その勢いはまるで駅に着いたかの様にスピードを失う。

そして悪夢のようなアナウンスがなびきの耳に入ってきた!


乗務員 「只今停止信号が点きました。しばらくお待ちして頂きます様お願い致します」


なびき (えっ!? なんでぇっ!?)


ピタリと止まった電車、車内は妙な静まりを見せていた…。

そんな静まり返った車内でなびきだけが感じるおチビリ音。


※じゅっ!


なびき (はぁ… はぁ… だっだめ! やめてっ!)





音を感じるたびに足を組み替えてごまかすなびき。
すでにバレているんじゃないかと思うほど意識してしまい耳やほおが真っ赤になる。



半分以上頭が真っ白になっている中、車内アナウンスは流れた。


乗務員 「大変ご迷惑をお掛けいたしました。停止信号が解除されましたので…」


出発合図のアナウンスだった。


こんな窮地に立たされてた彼女だがアナウンスが耳に入り若干安どを見せる。






だがそのチビる量もどんどん増加。パンツとアソコの間で泡が立ち上がるほど
チビりは勢いを増していった!



※音量注意! STARTクリック!




※しゅうっ…   じゅい〜っ…


ついに下着では吸収できないほどの量を放出、その溢れたおしっこは
なびきのホットパンツも容赦なく濡らし始めていた。


本人は冷静な表情を作っているつもりだがすでに外見で分かるほど
なびきの下半身は「失禁」の証、おしっこのシミをさらけ出していた。


そして最悪の状況が訪れる。

ついにお客が気付き始めていたのだ。
自分の目を疑い二度見するお客、完全におもらしだと悟ってガン見するお客。


とてもじゃないがその視線の先に目を向けることが出来ないなびきは
ただただ荒い息と共に冷静さを装って少しずつもらすことしかできなかった。




なびき (はぁ! はぁ! はぁ! あと… 少し…!!)


飲んだお酒は次々に尿に変わり、その行き場の無くなった尿は次々に排出されていた。




そしてついに…! 


奇跡とも言えよう、目的の駅へと辿り着いたのだった!!


乗務員 「お降りの際はお忘れ物など無い様に…」


忘れ物などどうでもいい! この際忘れたっていい!!

ドアが開くと同時に走るなびき!!
とにかくトイレに!もう見ていたお客などお構い無しに走る!


お酒のせいもあってなんと走りながらアソコを押さえているなびきだったが
その手に感じる温かさ…。 

それは異常ではないほどの温かさであった。




手のひら全体に伝わる量はもうパンパンの膀胱から
我慢を解き放たれたおしっこが次々に出ている証拠。


完全に開放しながら走っていたのだった。



※じゅおおぉおぉぉ〜〜〜〜………




手のひらで感じるおもらし音。その音は途切れることなく続いていた。


なびき (はぁ! はぁ! はぁ!)


もう間に合わない事を悟っているなびきは泣きながら走った。

軌跡が点々と続く中、トイレの前に着いたなびきだったが…

酔いの走りは尋常じゃないほど体力を奪い、そしてドアの前で立ち止まってしまった。

もう全てを出し尽くしたなびきに急ぐ理由はなくなってしまったからだった…。

溢れる涙をこらえてゆっくりと個室に入る。


なびき (うっ… うぅ… うぅ…)


トイレに入った途端に泣き崩れるなびき。
殺した泣き声が微かに響くトイレで立ち尽くしたまま残尿でパンツがさらに温かくなった。



とんだ週末の飲み会になってしまった。

汚れたホットパンツを水道水でよく洗い絞って濡れた太ももをトイレットペーパーで拭いて
なびきは家路につきました。