今日は12月25日 クリスマス。


街は賑わい、道行く恋人達は足を止め

聖なる夜は素敵な景色を包み始める。


年に一度のクリスマスは今年もやってきた。






そんな夜に美雪は…






ケーキ屋を経営している美雪の実家はクリスマスになると
路上販売でクリスマスケーキを売っている。

もちろん人手の足りない経営は今年もお手伝い。


美雪 「いらっしゃいませ〜っ」

美雪 「クリスマスケーキはどうですか〜」


昔から手伝いをしている美雪にとって慣れた販売。
地元ではちょっとした有名なケーキ屋でお客さんの列も絶えない。


お父さん 「ふう、いい感じに売れているな〜」

美雪 「クリスマスにはうちのケーキが一番だねっ」

お父さん 「ははは、まあな!父さんのケーキは最高だ」


次々と並ぶお客さん。
やはりおいしいケーキは人気がある。


美雪 「…」

美雪 「ねえ、お父さん」


お父さん 「ん? どした」

美雪 「私、トイレ行きたいんだけど大丈夫…?」

お父さん 「ん、この列が終わったらで大丈夫か?」

美雪 「うん」


お客さんに見えないように足をもじもじさせる美雪。
この寒空は容易に尿意を早めた。


美雪 「あ…ありがとうございました」

お父さん 「ひと段落だな、よしもう大丈夫」


思った以上に途切れない列に美雪は我慢しつつ
強まる尿意に耐えながらなんとかお客をさばく。


美雪 「じゃあちょっとウチに行ってくるね」


いくら肉親の前でもさすがにこれだけの尿意を耐えるのは恥ずかしい美雪。

足早に露店から出ようとした瞬間、


※ピロロロ〜〜


お父さん 「む!ちょっと待った美雪、2分待て」

美雪 「えっ!?」


どうやら父親の携帯が鳴ったらしい。


美雪 「むぅ〜〜〜… は…はやく終わらせてね…」


そして美雪には2分も長く感じる中、もう落ち着けない状態でお客と接客。


と、その時


お父さん 「悪い、美雪!今母さんから連絡があって父さんお店に来て欲しいらしい」

お父さん 「すぐ戻ってくるからここ頼むぞっ!」


美雪 「え〜〜〜!? だめだよっ! 私トイレにっ!!」


すぐ戻るっ!と父親はすでに家の方向へ走りながら叫んでいた。
よほどの用事だったらしい。


美雪 「ちょ、ちょっとぉ〜〜〜!」


父親からしてみれば大したことでもないが
女性の美雪にとっては最強の不運!


美雪 (やだぁ〜〜… もらしちゃうよぅ〜〜… トイレ〜)


美雪の脳裏に 「おもらし」 の文字がよぎる…。


お客 「あの、まだ…?」

美雪 「え? あ、はい!」


まさか店を空ける訳にもいかずましてやトイレの無い露店の隅で
おしっこ放尿というわけにもいかない。丸見えなのだから…。


美雪 「はぁ… はぁ… あん…」


冬の空には似合わず美雪の額には汗がびっしょり流れていた…。


美雪 「あ… うっく… ありがとう… ござい…ました」


もはや接客もまともにできない状態。声ですら悟られそうな状態だった。


漏らさない事だけを考えて意識が正常じゃない状況で
どのくらいの時間が流れただろう…
パンツにシミが徐々に広がり始めていく中、


お父さん 「待たせたなっ!美雪! はぁはぁ…トイレ行っていいぞ」

美雪 「あ… お…お父さん…」


美雪に安どの表情が浮かぶ。

だが今は父親を攻めている時間もなく無言で走り去る美雪。


美雪 「はぁ!はぁ!はぁ!」


精一杯の走りで家に向かうが
美雪の体力はもう「我慢」という力にほとんど費やしていた。

もちろん残った気力を使い果たした美雪の足は止まってしまう


美雪 「はぁ… はぁ… だ… だめ…」


涙を浮かべながら美雪は小声で自らの限界を告げていた…。


美雪 「だめ… でちゃう…」

美雪 「歩けないよぅ…」



膀胱の苦痛は美雪の歩みさえも止めていた。

もう限界を超えている美雪に待つ運命はただ一つであった。



トイレが向こうからやってくるわけもなく
残された数秒、美雪はその運命を受け入れていたのかもしれない…。

そして…

そのままおもらし 01
スカートじゃまっ! 02
服全部じゃまっ! 03
戻る 04


クリスマスで賑わう人ごみの中で美雪から恥ずかしい湯気が立ち込める。

何事だ?と振り返る人々の表情はすぐに驚きの表情に変化する。


子供 「あ、ママー サンタクロースがおもらししているぅ〜!」


なかなか終わらない美雪のおもらしはそんな子供の声が聞こえていた…。




来年はオムツを用意しなくちゃと前向きな美雪でした。




〜おまけ〜


思うように足に力が入らずフラフラのまま帰宅。


皆に見られたであろう、恥ずかしいシミが付いた服を脱ぐ。


今までの中で一番恥ずかしい思いをした美雪は未だに身体が震えて


残尿にも負けてしまう微かな力は脱衣所の床をも汚していた…。

じゅわぁ〜… →05