毎年恒例の「世界最強はダレだっ!雫中学校かくれんぼ大会!」

この物語は麻衣の中学三年生、中学校生活最後のかくれんぼ大会の出来事である。



全学年317名。鬼20名vsプレーヤー297名。

鬼に発見された時点でアウト。

しかしどんな手を使ってでも5時間校内から出ず隠れきってしまえば勝ちとなる。

サドンデスは毎5分ごとに鬼10名追加、MAXで鬼315名vsプレーヤ2名となる。



優勝2連覇、そして本校初の3連覇の期待がかかる麻衣は
誰よりも気合が入っていた!



開始から3時間経過。




順調に身を隠している麻衣に新たな敵が襲い掛かる。


麻衣 (…  ん? まさか… おしっこ…?)


一瞬ぶるりと身体が震えた麻衣はすでに悪夢のシナリオに足を踏み入れていた。


麻衣 (なによ…もう… なんでこんな時に… っく…)


次第に強まる尿意はとどまる事を知らない。

尿意にはもちろん波があり本当にトイレに行きたかったのかと疑うほどの安らぎも訪れるが
残念なことにある一定量を超えてしまうとその安らぎは無くなってしまうのだ。


※もじ… もじ…、  もじ… もじ… もじ…


リタイヤすればすぐにでも楽になれるのだが
負けず嫌いモードにスイッチが入ってしまっている麻衣は隠れながらも
アソコを一生懸命にマッサージして気を紛らわす。


麻衣 (ハァ… ハァ… んっ!… うっく… ハァ… ハァ…)


この狭い隠れ場に揺れわたる振動。
麻衣の荒い息と汗で回りの気温も上昇する。




そしてなんとさらに1時間20分経過。

この体勢で自分でも信じられないほど我慢をし続けた麻衣。まさに執念の所業である!



だが…、悲しい事にあまりにも耐えすぎた尿意…。

彼女の尿道括約筋は一種の痙攣を起こし全ての力が抜け軽症マヒ状態となってしまったのだ。

無論それは 「おもらし」 を意味する…。

麻衣 「あ…」 →01    戻る →02



そのたっぷり溜め込んだおしっこはとても熱く
麻衣の手に挟まれたまま無抵抗の麻衣をあざ笑うかの様に出続けた。

隠れ場に響き渡る排泄音。それはとても麻衣らしい音を立てていた。


手とおしりに伝わる温もりを感じながら麻衣は静かに泣いていた。

だがスイッチは切れていないっ!






本年度 優勝者:若菜 麻衣 史上初の3連覇達成!


麻衣はスカートのシミをごまかす為になんと
スカート全てにおしっこを染み込ませるという神業でシミを隠したのだ!


誰にもバレずに快挙を成し遂げた麻衣、今年から雫高校生活が待っている!